コメディ・ライト小説(新)

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対!リア充撲滅部
日時: 2019/03/19 18:22
名前: nana (ID: WEsxdsuS)

 「暇だなぁ……」

 そういって、アイスの棒をゴミ箱に向かって投げた沙那(さな)。案の定、ごみ箱のふちに当たって、乾いた音をさせて落ちた。
椅子に座り足を組んだまま、二本入りのアイスのもう一個を開けてなめ始めた。

「家庭科室っていいよね。夕方までアイス解けないで保存しておけるんだから」

 「広報活動とか、なんかやらないんですか。いつまでたっても人が来なかったら、廃部ですよ。」

スマホに目を向けたまま、動かない誠也(せいや)。

 「誰も来ないのがいけないの!でもさ、逆に考えてみ?来ないってことは、不安がない。つ・ま・り!リア充がいないってことだよね」

 沙那はうれしそうに椅子から立ち上がり、くるくると回ると、食べ終わったアイスの棒をゴミ箱に投げた。
 アイスの棒は入らずに、ごみ箱の下に落ちた。

「助けてくださいよ。レアアイテムが出てこないんです!これがないと、私……!!!」

3DSを片手に、扇風機の前でボタンを押しまくる里琴(りこ)。

 


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