コメディ・ライト小説(新)

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しゃんだい
日時: 2019/04/20 13:40
名前: いろはうた (ID: gF4d7gY7)

友人との三題小説のために作りました!
よろしくお願いします!

Re: しゃんだい ( No.1 )
日時: 2019/04/20 13:57
名前: 角笛 (ID: gF4d7gY7)

はじめまして!いろはうたの友人の角笛と申します!

では、最初の三題を発表します!

【ゲーム】【たこ焼き】【オフィスラブ】

よろしくお願いします( ´ ▽ ` )

Re: しゃんだい ( No.2 )
日時: 2019/04/20 15:40
名前: いろはうた (ID: gF4d7gY7)

花子は凪いだ目で夜の街をぼんやりと見ていた。
街は身を寄せ合って歩いていく恋人たちで溢れている。
クリスマスでもないのにどうしてこんなにも
カップルが多いのかと、少しうんざりした。
八つ当たり気味に、ペットボトルを開けミネラルウォーターを喉に流し込んだ。
歩き疲れた足を無理に動かしながら、夜の街を歩く。
やがて、目の前に公園が見えてきた。
誰もいない夜の公園はひっそりと静まり返っていて、先ほどまでの街の喧騒が嘘のようだった。
今夜の晩餐会はここにするか、と一人頷くと、花子は公園に足を踏み入れベンチに腰を下ろした。
ビニール袋から、街で買った少し冷めたたこ焼きのパックを取り出し、ビール缶もついでに取り出した。
女の夜の金曜日とは思えないほどジャンキーな内容に少し笑ってしまう。
これで、自分にも恋人がいたら少しは女らしい食事も取るのだろうか、とぼんやり考えながら湿気ったたこ焼きを口に入れた。
ふにゃりとした生地から、ごろりとしたタコが舌の上に転がり出る。
ぎゅっとタコを噛み締めて、
込み上げてくるため息を噛み殺した。
どうしてこんなにも沈んだ気分になってしまっているのかというと理由はひとつ。
失恋したのだ。


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