コメディ・ライト小説(新)

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転生人生IF物語
日時: 2019/05/03 11:03
名前: 来海九重 (ID: s00TEuml)

もしも…自分が勇者だったら。並行世界では様々なことが考えられる。
もしかすると自分は人気者だったかもしれない、今とは違う町に住んでいるかも
知れないなどなど…。そんな並行世界の一つに転生してやってきた。
前世の記憶を受け継ぎこの世界で魔物たちと共に転生した魔物の勇者
アーサーという名前で異世界で日常を過ごす。

Re: 転生人生IF物語 ( No.1 )
日時: 2019/05/03 13:53
名前: 来海九重 (ID: s00TEuml)

この世界は並行して存在する世界で世に言う異世界だ。そこは元々
いた世界とはかなり違う。エルフ、鬼、ヴァンパイア、獣人、妖精など
様々な種族が存在する。魔法も存在するのだ。そのとある森にある村、
クレメル村の長はアーサーがしていた。人間で異種族を統べていることから
魔物の勇者や種族の勇者などと呼ばれているらしい。そう教えてくれたのは
ドライアドのセヴィアンだ。
セヴィアン「魔物の勇者や種族の勇者など呼ばれていますが一部の者には
貴方はこうも呼ばれてるんですよ」
アーサーは首を傾げた。
セヴィアン「美徳の勇者アーサー・クラウン、と」
アーサー「そんな風に呼ばれてんの私…」
どうやら美徳の術というものが使えるらしい。正義、寛容、慈愛、救恤、
節制、忍耐、純潔の七つ。
???「美徳があるなら大罪もある。七つの大罪を司る悪魔たちもいる」
セヴィアン「ルキウス、珍しいですね。ダンピールは日光が嫌いなのでは?」
メビウス、人間とヴァンパイアの混血ダンピールと言う種族だ。日光に
当たったら死ぬというワケではないが苦手としている。ヴァンパイアが
行う吸血も必要とはしないが衝動が起こったりもするという。
メビウス「嫌いなだけで死ぬわけじゃないからな。苦手なだけだ」
セヴィアン「そうですか。丸くなりましたね貴方は。彼女が来るまでは
とても近寄りがたい存在だったと言うのに」
セヴィアンはそう言って微笑み立ち上がって姿を消した。

Re: 転生人生IF物語 ( No.2 )
日時: 2019/05/03 14:46
名前: 来海九重 (ID: s00TEuml)

森のある場所で幾つかの魔力を感じアーサーとメビウスは足を運ぶ。
アーサーと赤髪の鬼が前に出た。
???「お前がアーサーという奴か」
アーサー「うん私はアーサー・クラウンだけど…貴方たちは?」
ヴィーノ「俺は鬼の長ヴィーノだ。ドライアドに教えられてここに来た」
ドライアド、セヴィアンが言ったのだろう。ヴィーノはアーサーを睨む。
ヴィーノ「俺たち鬼が仕えるのは強者のみ。お前の実力を確かめさせて
もらいたい」
ヴィーノはスッと笑みを浮かべた。寒気がする。アーサーは剣を握り
振り向きざまに振るった。その刃を後ろにいた鬼が掴んでいた。真っ白な
髪で黒と赤の不気味なオッドアイが印象的だ。
ヴィーノ「ヴァイス、殺しはするなよ」
ヴァイス「分かってる」
ヴァイスと呼ばれた男は掴む手に力を籠める。だがヒビ一つ入ることは
ない。
ヴィオラ「なっ!?ヴァイスに掴まれてもヒビ一つ入らなの!?」
シュカ「あの剣…普通の剣ではないと思います。何か大きな力を感じます」
シアン「…だが心配はいらないだろう」
剣を盾代わりにしながらアーサーは攻撃を受け流していた。隙を見ながら
剣を振るい確かに微かだが傷を与えるも怯む気配がない。ヴァイスは笑みを
浮かべたままだ。
メビウス「(狂化か。それに加えかなりの再生能力、回復力も持ってるのか。
純粋な筋力はアーサーを軽く超えているか)」
―まぁパワーだけなら、な。
アーサー「(すごい力、そんな長くは防いでいられない。早いところ
決着を付けないと)」
アーサーは地面に刺していた剣を抜きヴァイスに向ける。ヴァイスは首を
傾げる。
アーサー「純潔の光を…ここに!」
白い刀身に黄色の魔法陣が浮かび上がる。そして地面を蹴りヴァイスを
切り裂く。剣はヴァイスの胴体を狙う。だがそれは分かっていたらしく
ヴァイスは腕を交差させ防御する。だが後ろに大きく吹き飛んだ。鬼たちが
驚く。
シュカ「そんな…一対一それも人間にヴァイスが負けるなんて…!?」

Re: 転生人生IF物語 ( No.3 )
日時: 2019/05/03 15:09
名前: 来海九重 (ID: s00TEuml)

鬼たちが住んでいた里は消えてしまい残っていた鬼たちはあちこちを
歩き回っていた。そこにセヴィアンがアーサーの事を紹介したのだろう。
アーサー「衣食住の確保…まぁ土地はあるし人が増えて不利益なことは無いし
いいよ。ここで一緒に仲良くしよう」
ヴィーノ「あぁよろしく頼むよアーサー様」
アーサー「(様って…)」
慣れない呼ばれ方で少し困った。
メビウス「ヴァイスと言っていたな。お前あの時、狂化を使っていたか?」
ヴァイス「ん?まぁ似たようなものだが俺も詳しくは知らない。元々
好戦的だからな俺は」
シュカ「でもあの傷を負ってもケロッとしてる辺り凄いですね」
ヴィーノ曰く、シュカは植物や薬草などに詳しくヴィオラは魔術関係に
詳しいらしい。シアンは偵察、隠密を得意としている。ヴァイスは鬼の中で
一番怪力でほとんどの力仕事を担っていたらしい。


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