コメディ・ライト小説（新）
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- 最果てのノイヴェルト
- 日時： 2019/08/01 17:17
- 名前： やみやみ （ID: XpqlmRGJ）
私には、宝物がある。
14歳の誕生日に買った、中古のノートパソコン。
そこに自分で入れたたくさんのソフトウェア。
お気に入りなのは、ワード、そしてオンラインゲーム。
それはさておき自己紹介。
私の名前は、湊戸彩羽。
とあるゲームのオタクで、DIYが好きな16歳。
まあ、受験も無事ギリギリ合格。
(フレンドに報告しにいこう。)
スキップでパソコンのある自室に向かった。
「久しぶりだな。パソコン君～！」
彩羽は笑顔でパソコンに向き合った。
「起いいい動おおおぅ！」ｶﾁ
それでもパソコンは反応しない。
彩羽は電源ボタンを連打した。
ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ....ﾌﾞｵﾝ
(やっとついたか....)
パソコンの液晶に明かりが灯ったと思ったが、違った。
いきなりモニターが暗転し、目に焼き付くような数列が流れていく。
『ヨウコソ、ココハノイヴェルトダ。祝福シロ。』
彩羽は慌てる。何のことかわからなかった。
それに宝物がウイルスに感染するのは嫌だから。
『新たな楽園、ノイヴェルトに貴方を招待します....』
『成功しました。』
目の前が真っ暗になる。
体がふわふわする。
頭がいたい。
助けて。
彩羽の意識はそこで途切れた。
- ノイヴェルトの意味とは ( No.1 )
- 日時： 2019/08/01 17:53
- 名前： やみやみ （ID: XpqlmRGJ）
意識が戻ろうとしているなか、うっすら何かが聴こえた。
「饉ぁE%328fj於ぽぽぽぽぽ/=』
人の言語とは言い難い何かの言語でなにかを話していた。
「現世より人間を転送しました。」
「ご苦労。人類移送計画の実験だ。失敗するなよ？」
「はっ！」
日本語での会話も少し聞こえてきたが、
詳しく聞き取ろうとすると、謎の会話が邪魔してくる。
「ノイヴェルトはフランス語で新世界と言う意味だ。」
「何が起こるかわからない異世界だ！がーっはっは！油断するなよ！」
キーンと音が聞こえてきた。頭がいたい。
ノイヴェルト？新世界？人類移送計画？
彩羽は目が覚めて飛び起きた。
見覚えのない世界が目に焼き付いた。
「ここはどこだろう」
彩羽はため息を吐き、背伸びをした。
草原に何人もの人が倒れていた。
「嘘....。」
そこには見覚えのあるアバターがたっていた。
「ハロー。イリス。偽りのない楽園、ノイヴェルトへ。」
「湊戸彩羽。キャラネーム〈イリス〉。職業は〈祈祷師〉。あってるかい？」
彩羽は戦慄した。見覚えのある景色はゲームのものだったから。
「..............貴方は誰？」
- Re: 最果てのノイヴェルト ( No.2 )
- 日時： 2019/08/07 03:26
- 名前： 四季 ◆7ago4vfbe2 （ID: j9SZVVec）
こんばんは。
夜分に唐突な書き込み、失礼致します。
作品拝読しました。
冒頭の宝物のところがリアルで良かったです。シンプルかつ現実的で、面白く感じることができました。
ぽぽぽぽぽ、の部分も、文字化けのような不思議な感じがして良いですね。
これからの展開が楽しみでワクワクします。
これからも執筆楽しんで下さい。応援しております。
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