コメディ・ライト小説(新)
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- 異世界転生したら経験値稼ぎの中ボスになってた件について
- 日時: 2019/08/02 20:18
- 名前: 麻呂タロー (ID: qeHke31/)
題名からして最近ありがちな小説です(´ω`)
温かい目で見てもらえれば幸いですm(_ _)m
- Re: 異世界転生したら経験値稼ぎの中ボスになってた件について ( No.2 )
- 日時: 2019/08/12 13:32
- 名前: 麻呂タロー (ID: TDtS3IGp)
「突然で申し訳ないのですが、あなたはなんと!転生者に選ばれました!」
女神の声と共に拍手と歓声が聞こえてくる
「・・・は?」
女神は目を丸くして首を傾げる
「あら、お喜びにならないんですね」
「いや、何を喜べって言うんだよ」
「だって、人生をもう一度やり直せるんですよ?」
「ますます意味がわからない」
女神は更に首を傾げる。
「・・・あっ!そうでした、そうでした!
あなたは地球人でしたね。それなら分からなくても当然ですね」
女神は自分で納得し、うんうんと頷いている
「あの、話が全く理解できないんだが」
「では、一から説明していきましょう!」
「はぁ・・・」
(この女神、見た目に反してすっげぇポンコツだな・・・)
- Re: 異世界転生したら経験値稼ぎの中ボスになってた件について ( No.3 )
- 日時: 2019/08/31 21:10
- 名前: 麻呂タロー (ID: TDtS3IGp)
「地球人のほとんどが知らないことなのですが、この世界には地球と同じような世界があります。環境は全く同じなんです。ただ、地球とは違って魔法が使えたりモンスターが存在したりしています。」
「こっちで言う異世界ってやつか?」
「うーん、まぁそんなところですね」
「で、転生者って何?」
「えーっと・・・転生者とは私がランダムに選んだ人を地球とは違う世界に転生させるというものです」
「なんかしっくりこないな」
「えっ!・・・うーん、転生といってもそう易々とするものではありません。何かこの世界の危険があったときに別の世界からランダムに誰かを選び、その人を転生者として転生させるのです」
- Re: 異世界転生したら経験値稼ぎの中ボスになってた件について ( No.4 )
- 日時: 2019/08/31 21:19
- 名前: 麻呂タロー (ID: TDtS3IGp)
「てか、さっきからその世界って何?なんか別の星とかそんな感じじゃないの?」
「うーん、世界の概念については難しくてあまり説明はできないのですが、簡単に言うと地球が存在している世界と私があなたを転生させようとしている世界は全くの別物です。」
「簡単が簡単に聞こえないんだが」
「えー、これで分かんないんですか」
「分かるわけないだろ」
「はぁ・・・えーっと、じゃあもっと簡単に言うと地球が存在する世界と私があなたを転生させようとしている世界はそもそもの宇宙の構造が違います。その世界にあるはずの星がなかったりないはずの星があったりしています。似ているようで全く違うんです」
「じゃあ、本当に同じ時間軸で別の世界があるっていう感じでいいのか?」
「そうですね、そんな感じで考えて頂ければ十分でしょう」
「で、俺はこれからどうなんの?」
- Re: 異世界転生したら経験値稼ぎの中ボスになってた件について ( No.5 )
- 日時: 2019/09/25 00:18
- 名前: 麻呂タロー (ID: TDtS3IGp)
「どうなると言われましても・・・あなたには前の世界からこの世界に転生してもらいますと何回も説明してるじゃないですか」
女神は呆れたようにため息を吐いた
「だーかーら!その転生が何だかもぜーんぶ分かんねぇって言ってるだろ!」
「はぁ、そんな怒んなくてもいいじゃないですか・・・はいはい、説明すればいいんでしょう?説明すれば・・・」
(なんか逆ギレされた気がする)
「転生とは、その言葉の通り生まれ変わることです。でも、必ずしも同じ種族に生まれ変わるということはなく、前例だと、動物が人間やモンスターになったり、人間がモンスターになるというようなことがあります。あっ、もちろん同じ種族に生まれ変わることもありますよ!ただ、同じ種族に生まれ変わるということはあまり聞きませんが・・・」
ふむふむと聞いていると、俺はふと疑問におもった。
「なぁ、女神サマ?の話を聞いてる限りじゃ俺ってモンスターに転生する確率のほうが高いってこと?」
- Re: 異世界転生したら経験値稼ぎの中ボスになってた件について ( No.6 )
- 日時: 2019/10/15 23:14
- 名前: 麻呂タロー (ID: GwEzIpz/)
「まぁ、そうゆうことになっちゃいますよね」
当然のように女神は言った
「うん?モンスターになったら多分、正義の味方的な存在ではないよな?」
「モンスターが正義なんてここ何千年で聞いたことがありませんね」
「・・・ヤダーーーーー!!!!!」
俺は若干発狂ぎみに叫んだ
女神は突然の発狂にとても驚いたようで俺から数メートルほど離れた
「いや!どうしたんですか急に!今まで真剣に話聞いてましたよね!?このまま転生する流れでしたよね!?絶対!」
「だって、転生系っていったら勇者になったとか姫になったとかそーゆーのかと思ってたのになんだよ!モンスターって!!勇者にプチっとやられたら人生終わりじゃねーか!!そんな人生、お断りだね!!」
「あぁ!もうやかましいですね!!これだけ説明に時間がかかったのはあなたが初めてですよ!もういいです!あなたをこの世界に転生させます!」
女神が俺を指差した
「えっ、ちょっまっ」
そして意識が途切れた
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