コメディ・ライト小説(新)
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- 本当はなかった怖(くな?)い話
- 日時: 2019/10/26 10:14
- 名前: みかん (ID: RnkmdEze)
皆さんどうも!みかんと申します♪
まだまだ新人ですが、ほぼ毎日更新しますのでこれからも頂くと嬉しいです!
他にも『memory』や『アメの星』などと執筆しているのでそちらもご覧下さいませ♪
まあ、怖い話ですが、最後は感動するやつもあるんでそんな怖がらないで下さい(笑)
1話 追ってくる女
「ひゃあ〜。夏休み終わっちゃったよ〜。」
「だね。冬休みまで我慢しなよー。」
これは夏休み明けの話…
この頃は夏休み返して〜って嘆いてたけれど、まさかこうなるとはねえ…
「サーて、家帰ってYouTubeでも見るかな〜。」
ザワッ
「えっ?今日は風なんてないはずなのに…」
その途端、私は何者かの視線を感じた。
ー何?今の…
振り返ってみると、微かに女の姿が見えた。あの黒い髪…なんか見た事あるような気がする。
それから何度も、あの女の姿が見えるようになった。
そしてある日…
「行ってきまあす。」
昨日のアレは何だったんだろ…すごい気になる。まさか不審者?
…な訳無いよね。
ザワッ
「!?」
また…なんで…?
!! またあの人!!待って…近づいてくる。や、ヤバいっ!
「キャアアア!」
一目散に私は逃げた。何でっ!?
ー私に恨みでもあったの!?ー
その瞬間、
「カリンチャンミツケタ。ヤットアエタ。」
「!?」
香凜ちゃんとは、私の事だ。でも何で私の名前を…?
「や、やめてーーーーー!」
助けを呼んでも、誰も来ない。
「アエタ…ウレシイ…。」
「いやああああああああああああ!」
「…カリンチャン。オボエテナイ?ワタシダヨ。ユキナダヨ…」
「ゆ…雪菜ちゃん?あの…去年引っ越した?でも何で…。」
雪菜ちゃん…1年生の時からめっちゃ仲良っかったよね…でも5年生の時に引っ越しちゃったもんね…。
「センゲツ、コウツウジコニアッチャッタンダ。ダカラ…」
「だから私を道ずれにしたかったの?」
「チガウ! サイショハソウオモッタケド。コレ…トケイカエシタカッタ。」
「これ…。」
そういえばこれ、引っ越す前に渡した…
「ジャアネ…カリンチャン…。」
雪菜ちゃんが消えていく。
「雪菜ちゃん!今度私、雪菜ちゃんのお墓行くから!」
「ウン…。」
この経験は…一生忘れない。