コメディ・ライト小説(新)
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- 強くなりすぎた転生者、別の世界では無能扱い?
- 日時: 2019/10/29 20:25
- 名前: 悲報 (ID: uI2pxZHD)
事の発端は三年前のある日。高校一年となった俺、龍宮寺 圭介は学校からの帰り道でトラックに轢かれ……ではなく、足がつって躓き、そのまま倒れこみ頭から地面に落ちていた木の枝が生えて死んだ。そして、異世界に転生した。そこで、お決まりの女神様からチートを貰い……なんて事もなく、何処か分からない平原に飛ばされた。そして、その世界で仲間を見つけ、師匠と出会い、出会いや別れを繰り返して遂に魔王を打ち倒した。
だが、魔王討伐は序章に過ぎなかった。魔王の次は竜王、そして龍王。さらにその次は邪神、などなど、色々な敵が出てきた。そいつらを、出てくるたびに一度は返り討ちに遭い、だが必ず修行をしリベンジをして、見事打ち倒してきた。最終的には絶対的に出てきてはいけない敵までも出てきた。
「はぁ、はぁ、………おい、普通よ、創造神ってよ、敵としてさ?出てきていいのかよ、はぁ、はぁ」
(お主の力にとても興味が湧いての。それに、お主既に数えきれぬ程の神を倒してあるだろう?そんな奴を野放しにはできんのだよ。)
「倒してきたって、お前らが仕掛けてきたんだろうが!」
(それもそうなのだがなー、まあ良いじゃろう、こっちの事情ですまんがお主は神を殺しすぎた。その代償と言っては何だが、死んでもらうとする。)
「ふん!まんまと時間稼ぎにかかってくれたな!おかげで死なずに済みそうだ。」
龍宮寺の魔力が溢れ出す
(ま、待て!なんじゃそのアホみたいな魔力は!お主、そんなに神を喰ったのかの?)
「当たり前だ、苦労して倒した奴からは一滴も余さず力を吸い取っているさ。そうしないと無駄骨になるからな。」
(……そうか、お主はもう既に儂を超えておったというのか……ならもう良い、お主に創造神の力をくれてやる。さあその桁外れな魔力の塊を儂にぶつけるが良い。)
「けっ!まだ戦ってから三ヶ月しか経ってないじゃないか。まあいいや、消えろ。)
そうして龍宮寺は魔力を解放する。それは創造神に直撃する。徐々に創造神の身体が消えていく
(あと、そうじゃったそうじゃった。儂の力を取り込む代わりにお主には別の世界へと旅立ってもらう。これは強制だ、そしてそこで余生を過ごすが良い。体もこの世界に来る前に戻しといてやる。)
「おいっ!それは困るんだが!?せめて共に戦った仲間や関係者に挨拶ぐらいさせてくれ!」
(それは無理な話じゃの。もう既に儂の力はお前に譲渡され始めている。ま、せいぜい別の世界を楽しむんじゃな。)
そして、創造神の身体は完全に消え去った
「おい!ちょっと待てよ!まず下界に帰るぐらいの時間はあるんだろうな!」
そう言った瞬間足元に魔法陣が出る
「ちょっ、早すぎるだろ!!<魔法破壊>!!……あぁーー!あのクソ野郎自分の魂を触媒にしやがった。くっそこれじゃ<魔法破壊>は無理だ!!あぁー、挨拶ぐらいさせろよ!くっそ、次の世界とか行きたくねぇ…」
魔法陣の灯りが強くなる
「くそ、こうなったらしょうがねぇ。おい!聞こえてるか!俺だ!龍宮寺だ!今までありがとう!別の世界に行ってもお前らのことは忘れないからな!……ま、聞こえてないだろうがな」
一際魔法陣の光が強くなり、龍宮寺の身体は光の粒子となって消えた。………ちなみにさっきのありがとう宣言はぶっちゃけ聞こえてない。可愛そうだがしょうがない
===
一粒の光の粒子が浜辺に漂う。そしてその光の粒子は色々な所から集まっていき、やがて一人の人間を作り上げた
「………大気の魔力濃度が薄い……はぁーー、別の世界に来ちまったのか……」
だがここで龍宮寺はある事に気づく
「いや、ちょっと待て。創造神の力が俺に加わったんだよな?……うおっ!本当だ、俺の全戦闘力が10分の9くらい上がってる!……そしたら<世界渡>で元の世界に帰れるんじゃないか?」
龍宮寺は試してみるが、結果は失敗
「世界にロックがかかってやがる。あのクソ野郎、絶対にこの世界から出さない気だな。」
龍宮寺は溜息をつく
「まあここでうだうだしててもしょうがない。取り敢えず周りを軽く探るか。」
そうして<探知>を発動させる。探知系統の魔法だと一番下のレベルのため、周りの生物反応及び地形しか把握できないが、それで十分であろうと龍宮寺は判断した
「ん?海の中にでっかい……こいつはイカか?」
そして、何の躊躇もなく海に突っ込もうとして、ここで一つ忘れてた事をやる
「ああ、そういえば力の制限を強くしないとな、力が増えたからなー。取り敢えず100000分の1位にしとくか。」
力の制限が終わったら海に突撃する。案の定そこにはでっかいイカらしきものいた。だが実際は体長300メートル程の到底イカとは思えない大きさをしていた。更に、姿も何処となく違和感がある。いや、むしろ違和感しかない。このイカはイカでは無い。そのことが確信できた。
「このサイズはイカじゃねぇ。ということは……魔物か、良かった、この世界にも魔物がいるということはもちろん魔法などの類もあると言う事だ。そこはひとまず安心した。それにしてもデケェなー。ま、弱そうだがな。」
龍宮寺はこの世界で初めて会った魔物との戦闘に入る
ーーー
以上です。続きも読んで頂けると嬉しいです。
- Re: 強くなりすぎた転生者、別の世界では無能扱い? ( No.1 )
- 日時: 2019/10/29 22:38
- 名前: 悲報 (ID: uI2pxZHD)
意気揚々とイカに突っ込んだ龍宮寺だったが………頭突きをしただけででかいイカの魔物絶命した。
「………は?」
お遊び感覚で行った頭突きで絶命したイカを見て呆然とする
「はっ!?そういうことか!?あいつはスライム的な奴だったんだな!」
だが<探知>を使ってみると周りに他の魔物がいない事が分かった。これが意味することはただ一つ。さっき頭突きで絶命したあのイカがここら一帯のボス的存在だということである。
これが分かった瞬間龍宮寺は絶望した
「これが冗談じゃないのならば、俺はこの世界でやる事が無いということか……」
龍宮寺は伊達に創造神を倒していない。血の滲むような努力もしたし、それが辛いとも思わなかった。はっきり言って、龍宮寺はかなりと戦闘狂なのである
「おいおい、嘘だろ創造神様よ?このクソみたいな世界で俺は何をしろってんだ………」
まだ前の世界の方が何倍も良かった。それと、力を1000000分の1まで落としておく
「………やる事がない事はないか。取り敢えず人が住んでいる場所を探そう。」
<探知>の範囲を半径100キロメートルに拡大し周りを探る。ここから75キロメートル辺りに多くの人が住んでいる大都市の様なものがあった。
「……取り敢えず行ってみるか。」
龍宮寺は<転移>を使い、その場所の1キロメートル程離れたところに移動する
「誰か強い奴とかがあれば良いのだがな……」
===
高い壁に囲まれたこの国の名前はさっき通った門にいた門番に教えてもらった。この国の名前は[リサーレ]という場所らしい。この高い壁は魔物からの襲撃を守るためらしい
「それにしても凄いな。こんなに人が多い国は初めてだ。」
実際この国には600万人程の人が住んでいる
「この中になら少しは強い奴がいそうだな。」
多少の期待を胸に門から続いている大通りを歩く。時刻は夕方頃だが、人通りは物凄く多い。伊達に600万人住んでいない。
「さて、今の俺の姿は高校一年生ぐらいなんだよな?」
そういって<無限収納>から手鏡を出す
「確かに俺だ。」
ここに住む人の中では珍しい黒髪黒目、身長は175センチと高校生の平均くらい。顔は……自分で言うのもなんだがイケメンだと思う
「よし、容姿は大丈夫だ。力も出せる。じゃあ、冒険者ギルドに行こう。」
魔物がいる世界には冒険者ギルドというものは必ずあるはず
道行く人に道を尋ねながら冒険者ギルドを目指す
===
着いた。良かった、道には迷わなかったらしい。
「さてと、入るかな。」
そう言って冒険者ギルドに入…「おぉっと!おいボヴズ!冒険者ギルドは大人か国際育成高等学校を卒業した奴しか入れないんだが。」
「なに?入れないのか?」
「ああ、そうさ。それともお前は国際育成高等学校を卒業したのか?」
「いや、その国際育成高等学校?とやらは卒業していないが。」
「じゃあダメだ。また大人になってから来な。」
「いや、俺はそれまで待てん。入れてくれ。」
「だからダメなんだって!どうしても入りたきゃ国際育成高等学校を卒業するんだな!」
「………分かったよ、で?その国際育成高等学校とやらはどこにあるんだ?」
「あ?国際育成高等学校の場所もしらないのか?ったく、どこの田舎者だよ……」
「で?どこにあるんだ?」
「はぁー、はっきり言ってお前は無理だと思うがな……」
「そんなことはいいからサッサと教えてくれ。」
「生意気なガキだな…まあ良い、この大通りを真っ直ぐに行ったら着くはずだ。」
「分かった。ありがとう。」
「はっ!まあせいぜい頑張れよ。」
国際育成高等学校目指して龍宮寺は歩みを進める
「それにしても学校か、生徒会長とか強いっていう展開が一番嬉しいなー。」
そんな期待も含めて国際育成高等学校に行くことにした龍宮寺
ーーー
わー、短ーい!でも続きは読んでくれるとありがたいですねー、投稿したら。
- Re: 強くなりすぎた転生者、別の世界では無能扱い? ( No.2 )
- 日時: 2019/11/02 21:37
- 名前: 悲報 (ID: uI2pxZHD)
実際大人になるまで待てないとは言ったが、俺は創造神やら破壊神やら色々な神の力を得たため年齢を詐称したり外見を変えるのは容易だ。だが、どうせならこの世界の色々な事を体験しようと思ってこの様な行動をした。
ーーー
パッと見で、国際育成高等学校だろうと思われる場所に着いた。
「入学希望者ですか?」
「はい。」
「では、この紙に記入をお願いします。」
運が良かった。この世界では今は四月らしい。丁度この国際育成高等学校では入学試験シーズンらしい。
「はい!えーっと、ケイスケさんですね?」
「はい、そうです。」
「では試験会場は入って右手側になります。」
受付に礼を言い、試験会場に向かう。
「何か面白いことないかなぁ……」
ーーー
最初は筆記試験だったが、百%満点であろう。次は実技試験らしい。
「ふむ、実技試験ねー……」
内容としては剣術で試験官と決闘するか、魔法で的当てをするらしい。
「は?そんなん魔法の方が簡単だろ。誰が剣術の方を取るんだよ。」
「あん?今何て言った?」
いきなり前の奴が話しかけてきた。
「何だよ急に?」
「お前が魔法を甘く見てるんでな、お前見たとこ平民だろ?」
「まあ貴族ではないな。」
「だと思ったさ、魔法をよく知らないくせに舐めた事を言ってんじゃねえよ。」
「何言ってんだ?お前。どう考えても魔法で的当てした方が簡単だろ、的までたかが十メートルだろ?」
「はぁーーー、これだから平民は……魔法で十メートルっていうのは物凄く難しいんだぞ?まず集中力が足りない。この試験で魔法を選ぶのはよっぽどの天才のみだ。」
「………よーく分かったよ………」
(この世界のレベルがとてつもなく低いってことがな……)
「ふん、なら良い。ま、そんな舐めた事を言ってちゃ受かんないだろうがな。俺の名前はアマツミ ソーラだ、お前のような平民とは違う貴族だ。分かったら謝れ。」
「あ?急になんだよ?」
「貴族様相手に舐めた事言ったんだ、謝るぐらい常識だろ?」
「………」
龍宮寺は呆れて物が言えない。
「だから早く謝れって言ってん…「次、ソーラ様。試験会場にお進み下さい。」
「ちっ!」
舌打ちしてソーラは試験会場に入場する。
ここからだと見えるが、ソーラは剣術を選択した。一応見てみたが、ソーラも試験官も酷いものだった。
「次、ケイスケ様。試験会場にお進み下さい。」
「はぁー、レベル低すぎてやる気を無くすわ………」
そう零して試験会場に入る。
ーーー
「では、剣術か魔法どちらを選択しますか?」
「魔法で。」
「ほ、本当に魔法でよろしいのですか?」
「ああ、大丈夫だ。」
「で、では、魔法の方はお進み下さい。」
龍宮寺は溜息を吐きながら試験会場へ進む。
ーーー
「では!試験始め!」
試験開始の合図が入る。
(さて、何の魔法を打つかな……)
悩んで、結果<降雨>を選択する。この魔法は気候を変化させる魔法で、<降雨>に酸を混ぜて酸性雨を降らすなどのことができるのだが、それをやってしまうとここら一帯が終わるので、何も混ぜていない<降雨>を使った。
「ん?急に雨が降ってきたな。」
試験官がそう言う。
「まあ良い。ん?どうした?魔法は打たないのか?」
今魔法を打ったというのに試験官は早く魔法を打てと催促してくる。
「は?いや今打ちましたけど。」
<降雨>で降らせた雨はは思いっきり的に当たっている。だが、この世界では気候を変えて雨を降らすなどという神でしかできないような魔法は無いのである。
「打っただと?…まさか、<火球>を打ってこの雨に消されたって事か?」
そんな声と共に試験官の嘲笑が聞こえてきた。
「えぇーっと、ケイスケに魔法の才能は無しっと。カッコつけて魔法の試験なんか来なきゃ良かったな。」
そう笑いながら言われる。
(嘘だろ?魔法を使ったことにすら気づかないのか?思った以上にレベルが低すぎる…)
「さー、さっさと会場から出て行きな。この雨で風邪引くぞ?」
もう既に嫌になってきた龍宮寺は何も言わずに試験会場から出て行く。そしてそのまま国際育成高等学校を出て、宿を探し、眠りにつく。
試験の合否は明日発表されるらしい。合格してようが合格してまいがどうでも良いので直ぐに寝る。一応明日になったら合否は見にいくつもりだが。
===
です。
- Re: 強くなりすぎた転生者、別の世界では無能扱い? ( No.3 )
- 日時: 2019/11/03 12:52
- 名前: 悲報 (ID: uI2pxZHD)
ベットから起きると丁度日の出だった。
「………ふむ、じゃあ合否を見にいくかな。」
到底受かってるとは思えないが、合格していたら多少は暇を潰せるので一応見に行く。
ーーー
合否が発表される場所に着くと、既に沢山の受験者がいて合否結果に笑ったり泣いたりしている。
張り出された紙を上から見ていくと案外上の方に合格のマークと共にケイスケという名前があった。
「?以外だな、実技は零点の筈なんだが。」
名前の横に点数があり、そこには筆記試験満点、実技試験零点と書かれていた。
「ふーむ、なるほど。筆記と実技で合計百点を取れば受かるらしいな。」
ずいぶん簡単だと思ったが、周りの反応を見ている限りそうでも無いらしい。
「ま、受かっているのなら良しとするか。」
受かっている人は校舎の中に入り、合格表とやらを貰うらしいので貰っておく。入学式は明日だそうだ。
「ねえ、あなた。ケイスケよね?」
「ん?何だ?急に、確かに俺はケイスケだが。」
「やっぱり。ねえ、一つ聞かせてくれない?」
「何をだ?」
「どうやったら、筆記試験で百点なんかとれるの?」
(ふむ、俺は知ろうと思えば何でも知れるのだが。そう答えても変人扱いをされるかな。)
「ま、頑張って勉強したんだよ。」
「そんなに勉強したのなら集中力が上がるはずよ。」
「はー、それで?」
「実技試験零点ってことは、あなた魔法を取ったんでしょう?そんなに勉強して零点なんて、あり得ないわ。」
「ふーん、言いたいことは分かったが零点は零点だ。うだうだ言っても変わらん。」
「そう、ならいいわ。私はシェキナよ。入学したら宜しくね、ケイスケ。」
「まあ会ったらな。」
そしてシェキナはこの場を離れる。
「ふむ。」
合否発表の紙を見ると一番上にシェキナの文字があった。筆記九十点、実技百点だった。
「なるほどな、今年の入学生で一番の優秀者はシェキナってことか。」
少しは楽しめると良いなと思いながら宿屋に帰る。ちなみにまだ朝だ。宿屋の店主にはビックリされたが、特に何も言われず部屋に行った。
「明日まで暇だな……じゃ、所持品確認は……面倒臭いな。……いいや、寝よう。」
そして寝た。基本龍宮寺は飯を食べなくて良い。食べれるは食べれるが、あまり意味は無い。
ーーー
コンコン
「すいません、ケイスケ様。昼食を持ってまいりました。」
コンコン
「ケイスケ様?昼食を持ってきたのですが。」
コンコン
「ケイスケ様?起きていらっしゃいます?」
今、龍宮寺は寝ている。
「ケイスケ様?入りますよ?」
そう言って部屋に入ってくる。鍵は合鍵を持っているらしい。
「失礼しまーす。ケイスケ様?」
ベットにもソファにもイスにもいない。じゃあどこで寝ているかって?
「ケイスケ様?……キャッ!」
驚いて昼食を落としてしまう。
「ケ、ケ、ケイスケ様!?どこで寝ていらっしゃるんですか!!」
ケイスケは床で寝ていた。扉の直ぐそばの。
「ケイスケ様!起きてください。」
「……あ?」
「起きましたか?昼食を持ってまいりました。」
「あ、ああ。悪い、ありがとう。」
「いえ、それでは。」
と言って出て行こうとする。
「……なぁ、えーっと、君?」
「はい?」
「これが昼食?」
そこには床に落としてぐちゃぐちゃになった昼食があった。
「も、申し訳ございません!!直ぐに別のを待ってまいりますので!」
「いや、それと服にもかかってるんだけど。」
「す、すいません……」
「んー、何かお詫びって無いの?」
「えっ、いやっ、それは……」
「えっ、無いの?」
「いやっ、えーっと………何をお望みですか?」
「じゃ、デートして。」
「……はい!?」
「だからデートだよ、デート。」
「いやっ、なんでですか!?」
「えっ、だからお詫びよお詫び。いやー良かった。丁度暇してたんだよねー。」
「お詫びでデートって……そもそもあなたが床で寝てたからいけないんでしょう!?」
「えっ、逆ギレすんの?」
「ぐ、ぐぬぬぬ。」
「ほらっ良いじゃん良いじゃん。早く行こうぜ?」
「………十分待ってください。」
そう言うと部屋から出ていく。
「いやー、良い暇つぶしができそうだ。」
ーーー
やってること結構ひどくね。
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