コメディ・ライト小説(新)

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Box chat
日時: 2019/11/16 19:32
名前: 林檎飴 (ID: D.48ZWS.)

こんにちは林檎飴と申します!
初心者ですがよろしくです!

[あらすじ]

 その時代は、超能力が使える時代。
とある理由で隔離された生徒たちは、波乱の展開に巻き込まれて行く…。


[一覧]

・登場人物一覧   >>01    

・1章  囚われの私と君

1話 >>02 2話 >>03

Re: Box chat ( No.1 )
日時: 2019/11/16 17:44
名前: 林檎飴 (ID: D.48ZWS.)

[登場人物一覧]

・宇暮 凛音りおと

・大越 眞宏まひろ

・榎本 風香

・河野 樹奈

・塚尾 波

・鈴江 まな

・三津木 紫杏しあん

・田沼 涼生りょうせい

猪真いのま

・高嶺 蓮

・筒井 遥矢

・久本 俊平

あずま 将介しょうすけ

Re: Box chat ( No.2 )
日時: 2019/11/16 18:19
名前: 林檎飴 (ID: D.48ZWS.)

1章 囚われの私と君

「ダメだわ。どうやら監禁されたみたい。」

「はっ!?監禁ってどうゆう事だよ!出せ!おいっ!」

 ドンドンドンと昇降口の扉を叩いても、声もあげなければびくともしない。背後には暗い下駄箱だけ。本当にここは学校なのだろうか。今この場の12人の面々は、イラつきと不満とそれからそれから…。

「と言うか、先生がいないのもおかしいと思うな。どんな訳があるんだろ…。」

波が心弱く呟く。すると、

                  ガガガッガガッ

「何この音っ!?」

『ガガッ。ミナサンキコエマスカ?』

「聞こえるって、ふざけんな!早くここから出せ!」

『マアマアソウアワテズニ。アナタタチノカオトオンセイハ、カメラヲトウシテカンシシテイマスカラ。トシコメラレタトイッテモイエニカエレナイダケデス。モチロンジュギョウハシッカリウケテモライマスカラネ。』

「家に帰れないだけ、か。じゃあなぜ俺たちは監禁されているんだ?」

『ソレハトクベツナリユウガアルカラデスヨ。アナタタチハ“トクベツナチカラヲモッテイルカラデスヨ。
…クワシクハイエマセンガ。ガガッ』

「ちょっ!ちょっと!」

 これ以降、奇妙なアナウンスはかかってくる事はなかった。だが、自分達は確信するしか無かった。
“自分達は閉じ込められている事”。そして、“重大な事件に巻き込まれる事”を。

Re: Box chat ( No.3 )
日時: 2019/11/16 19:29
名前: 林檎飴 (ID: D.48ZWS.)

2話

「はぁ…。」

 暗闇の体育館の中で、凛音がため息を一つ。小さくて煙っぽい埃が、僅かな風で転がって行く。
小さな小窓から見えるのは、校庭の夕暮れだけ。虚しく残ったサッカーボールがそのまま止まっている。

「どうしたの?なんか元気ないけど。」

「…あ。別に何でもないよ。」

 なだめようとしている樹奈に、笑顔の仮面を作る。

「…えっと。私、樹奈って言うんだ。今日新学期だったから分からんもんね。」

「そっか。私、凛音って言う。よろしく。」

 2人で過ごす平和な時間…。それはどんなに大切なのだろうか。こんな時間もあっという間に過ぎて行った。


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