コメディ・ライト小説(新)

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『創造力 様 大至急僕の元に帰って来てください』
日時: 2020/01/05 18:16
名前: 無知の正解 (ID: brdCxKVT)

「実にありきたり」

審査員の言葉を聞いて僕は俯いた。絵画コンテストの最下位…僕の絵には綺麗な鳥が描かれていた。
最優秀賞の絵には、翼の生えたカエルと月が描かれていた。

「真希君」

コンテストの表彰のあと、宴会の行われているその会場に立ち尽くす僕に声をかけて来たのは、
白髪で髭を整えた、英国紳士のような顔つきの僕の師匠だった。

「先生…すいません。こんな結果になってしまって」

「真希君。……君には"創造力"はあるかね」

創造力。その言葉を聞き、「もちろんあります」と胸を張って言うことはできなかった。

「僕には…そんな大それたものありません」

「そうかね。…君はピンク色の蛇を見たことがあるかね」

「…?いえ。ありません」

「ふむ…ならば真希君…君には創造力がある」

僕には何を言い出すのかわからなかった。師匠はそのまま続けた。


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