コメディ・ライト小説(新)

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とある事務員の備忘録
日時: 2020/02/18 17:03
名前: 可孵化 (ID: X2iPJYSg)

これは、とある不思議な町で、様々な雑務に追われる一事務員の物語です。

初めまして、可孵化かふかと申します。
題名にもあります通り、思いついた時にメモ程度で書いていくような、気ままなものにしていきたいと思っています。久しぶりに筆をとるので、至らない点ばかりかと思いますが、楽しみたいと思います。

もしお気に召すことがありましたらコメント等していただけると嬉しいです。
批判・中傷などは受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。



開始日:2020/02/18

Re: とある事務員の備忘録 ( No.1 )
日時: 2020/02/18 17:20
名前: 可孵化 (ID: X2iPJYSg)

■月■日
記録:平

今日は比較的にゆっくりとした一日でした。
比較的、と書いたのは、やはり問題が起きたからでして、何も問題が起こらない日なんてこの町には存在しないんだと思います。全く、ここの住民の方にはいっつも困らされてばっかりです。

いつもの様に酒飲みの喧嘩が起きていたので仲裁に入りました。あの人たち、無駄に強いからそこもさらに面倒で、僕のプロレス技を難なく避けたりするもんだから火がついちゃうんですよね。結局いつも通り、保護者さんがやってきてその場は丸くおさまりました。

次は作家先生の所。この前から3Dプリンターが欲しいと言われてたんですが、こっちとしても許可を下ろすわけにはいかなかったのでその交渉です。今日は絵筆を持って絵を描いていらっしゃいました。あの無愛想な人からどうしてあんなに綺麗で繊細な絵が出てくるのか不思議でたまりません。交渉は決裂しましたけど。はぁ……長引くなぁ。

侵入者は来ませんでしたが、脱出しようとする人物はなんとか取り押さえました。飛べるのってずるいですよね、いくら網目フェンスで飛び越えやすいからって飛んでいかないで欲しいな……。すっごい純粋な瞳で「友達に会いに行きたい」なんて言われたら僕も良心が痛んじゃうけど、勝手に通すわけにもいかないので帰ってもらいました。後ちょっとだけ遊びました。

まぁそんなことがごたごたと。いつもの事ですがとても大変です。でも、暇はしなくていいですね。書類仕事は片付きませんが、体が鈍ることはない。健康にもいいと思います、心には全くいいとは言えないんですが。

今日の業務はここまでです。一日お疲れ様でした。明日もこれぐらいの忙しさで済みますように……。


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