コメディ・ライト小説(新)
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- 妖アパート、大団円
- 日時: 2020/02/26 17:29
- 名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)
一人暮らしを始める主人公、月守奏は自身が借りられる住居を探していた。
そこで手に入ったのはなんと家賃が御安いアパートの広告。
これはいかなければと彼女は即座に動いた。
そのアパートには多くの妖怪たちがいることも知らずに…。
【明星アパート 山の中にありますが家賃は御安くさせていただきます】
- Re: 妖アパート、大団円 ( No.1 )
- 日時: 2020/02/26 18:52
- 名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)
第一話
その広告は良い感じの家が中々見つからなくて途方に暮れていた時に奏のところにやってきた。
実家から不思議な広告がポストに入っていたと聞き、彼女はびっくり仰天!家賃は何処のアパート、
マンションよりも安いのだ。山の中だが興味が湧いた。怪しいからやめとけと言うかと思いきや両親も
自分で決めろと言ってそれ以外は言わない。早速、そのアパートに行ってみよう。
大きく深呼吸をする。確かに少し苦労する。それなりに坂を上った。顔を上げて目を見開く。
安い家賃の割には良いアパートだ。明星荘と言う名前のようだ。
「いらっしゃーい新しい住人だよね?私はここの大家さんだよ。普通に大家さんで良いからね」
「え?…あれ?」
奏は瞬きする。目の前にいるのは確かに人間ではない。フワフワした可愛らしい二頭身猫だ。
これが大家さん。そう、そこで奏は知った。
「察しの通り、ここは妖怪が多く住まうアパートさ。私直々に人間の入居者は選んでいてね。大丈夫
他にも人間はいるからね」
「それは大丈夫なんでしょうか?…でも家賃が安くて助かった」
「そうそう、それと入ってくれれば家賃は要らんよ。存分にゆっくりしなさい」
「えぇ!?マジですか!?家賃タダ!!」
歓喜の二文字で心の中が埋まり零れそうだ。そんな心情を察して大家さんは奏を101号室に通した。
「一通りの家電は揃っているから何か必要なものは自分で買ってね。これから仲良くしようね、
他の住民にはもう君の事は伝えてあるからこれから沢山お客様だ来るだろう」
「分かりました。じゃあこれからよろしくお願いします大家さん!」
大家さんが部屋を出る。もう一度部屋を見渡す。柔らかい水色の壁紙に囲まれた部屋。こんな贅沢が
出来るなんてと再び喜びで笑顔が零れた。トイレや風呂等もピカピカに磨かれていた。
「(でも…)」
奏の思考がふと止まる。大家さんは妖怪が住むアパートだと…。
「つ、つまり大家さんと同じ妖怪とこれから生活するって事!?い、いやいやでも…無料で住まわして
貰ってるわけだから文句は言えないし…」
- Re: 妖アパート、大団円 ( No.2 )
- 日時: 2020/02/26 21:15
- 名前: 通りすがり (ID: GXT1iSs/)
妖怪アパートの幽雅な日常 のパクリだね
- Re: 妖アパート、大団円 ( No.3 )
- 日時: 2020/02/28 17:39
- 名前: ななし (ID: iB2I6YCg)
大丈夫です ここはぱくりでも模倣でも
賞が取れるサイトなので。
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