コメディ・ライト小説(新)
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- 女子高生、騎士と入れ替わる。
- 日時: 2020/03/25 11:47
- 名前: 紅香 (ID: 1SIM78Ht)
「はぁぁっ!?私、男になっちゃったァァ!?」
とある『おまじない』の効果で、主人公.藤崎瑠華は異世界の騎士と入れ替わってしまい…。
*
一応ラブコメになると良いなぁ、と思ってます笑
ぐだぐだです。
駄文が多めですが、読んでくださると嬉しいです!by紅香
- Re: 女子高生、騎士と入れ替わる。 ( No.1 )
- 日時: 2020/03/25 11:54
- 名前: 紅香 (ID: 1SIM78Ht)
登場人物
*藤崎 瑠華
高校1年。
人に頼まれると断れない。
好きなことになるとテンションがめっちゃ高くなる。
*ロゼ・アルマ
異世界の騎士。
ひょんなことから瑠華と入れ替わってしまう。
軽薄で、女の子大好き。
*エリオン・シキ
アルマの隊の隊長。
真面目で、ややツンデレ気味。
*レン・リュート
アルマの悪友。
軽薄そうな言動が多いが、意外と努力家。
剣の腕はピカイチ。
- Re: 女子高生、騎士と入れ替わる。 ( No.2 )
- 日時: 2020/03/29 16:09
- 名前: 紅香 (ID: Ouicm1PF)
*おまじない
「って事で、私が最高の彼氏をゲットできたのは、このアプリのおかげ!」
自慢気にフフンと胸を張りながら、結衣は言った。
なんかの広告にありがちなセリフだなぁ、と思いながら、私は、
「へぇ、そうなの。じゃ、試しにやらせて~」
と結衣のスマホを借りる。
本当に御利益があるのかはわかんないけど。
大体が、何でも信じる結衣のこと。
たまたまそうなったのかもしれないし…。
アプリを開いてみれば、『運命の恋と絶対出逢える!!』という胡散臭い文句が並べられていた。
藤崎瑠華、と打ち込む。
誕生日欄も埋めて、「診断」ボタンを押す。
絶対に適当なんだろうな。
診断の読み込みが終わり、黒っぽい背景に白い文字が浮かんできた。
『試験の途中で消しゴムを落とせば、運命の恋に出逢えるでしょう…』
………なんだこれ。
私は、興味津々な様子の結衣にスマホの画面を突きつける。
「瑠華どうだった…って、えっ!?…そんな画面、初めて見た…」
結衣が目を丸くする。
予言なのかな…。
にしても、超絶適当すぎる。
しかし、結衣は至極真面目に、
「ちょうど明日、試験あるし、やってみたら」
「え~、これで無理だったら私、試験ヤバくなるんだけど」
反論しても、結衣がきらきらとした目を向けてくる。
うっ……私がこれに弱いこと、知っててやってるな…。
私は、ハァッと溜め息を吐きながら、頷いたのだった。
- Re: 女子高生、騎士と入れ替わる。 ( No.3 )
- 日時: 2020/03/31 11:59
- 名前: 紅香 (ID: Ouicm1PF)
試験当日。
流石に苦手な教科はマジメに取り組み、さて得意な英語の試験。
半分ほど解き、消しゴムを手に取る。
……ホントに運命の恋と出逢えるのかな。
ものは試しだ、と自分を鼓舞してから消しゴムをぽとりと落とす。
……何にも起こらない。
ほらね、やっぱりあんなの適当だったんだ。
嘆息しながら、先生に取ってもらおうと手を挙げようとした、その時。
消しゴムを落とした場所から、ピカーンっと眩しい光が伸びてきた。
え…なにこれ!?
惑う私をよそに、他の人はかりかりとシャーペンを動かしている。
───私だけに見えてるの…?
その光の眩しさは増していき、私は思わず目を閉じた。
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