コメディ・ライト小説(新)

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先生の事が好きです。 キャットシークレット編
日時: 2020/10/17 14:12
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12710

お馴染みの方はこんにちは、初めましての方は初めましてっ“雪林檎”と、申します。
完結まで頑張って書いていきたいと思います。
最後までお付き合いの程、宜しくお願い致します。ペコリ(o_ _)o))

*お願い

荒らしコメなどは一切受け付けません。

見つけた場合、管理人掲示板にて報告します。

投稿不定期


*コメントをくださいました心優しい読者の皆様*

・蝶霞様

・真珠様

・ライター様

・NaNa様

執筆の励みになります。コメント、ありがとうございました。(*´ω`*)


―――――――――――――

≪table of contents≫

Prologue>>1
Character>>2

*chapter One*

episode1>>3 episode2>>4 episode3>>14 episode4>>16 episode5>>19 episode6>>28 episode7>>31 episode8>>32 episode9>>39  episode10>>43 episode11>>44 episode12>>45 episode13>>46 episode14>>47 episode15>>52  episode16>>56  episode17>>57 episode18>>59 episode19>>61 episode20>>63

・~先好き・凛&晃の恋人記念から始まる質問コーナー~

司会・篠崎昇&ゲスト・浅桜晃編>>34

司会・篠崎昇&ゲスト・柊知世編>>42

司会・篠崎昇&ゲスト・花野井美景&夏秋八弥編>>53

司会・篠崎昇&ゲスト・高須爽編>>58

司会・篠崎昇&ゲスト・天海莉琴編>>60

司会・篠崎昇&ゲスト・胡桃坂凛編>>62

―――――――――――――

・放課後座談会 ~ 先好き・初期設定初公開コーナー ~

高須爽編>>48

柊知世&夏秋八弥&浅桜晃編>>49

天海莉琴&胡桃坂凛編>>54

花野井美景編>>55

放課後座談会 ~ 広報 ~>>64

______________

≪ 目次 ≫

ぷろろーぐ>>65
登場人物>>66
01【 菅野心は物語の始まりを開く 】>>67
02【 菅野心は時に、不思議な夢に見る 】>>69
03【 絶対零度の早見律紀は危険を予知する 】>>71
04【 柳木賢将はそれはもう満面の笑みで 】>>73
05【 菅野彩加は妹として 】>>74

≪キャラクター資料≫

菅野心>>68
柳木賢将>>70
早見律紀>>72
菅野彩加>>75

*news*

2020.6.8
 episode11に出ていた晃君と話している綾瀬先生は実は『花と太陽。』に主人公だった高嶺千雪ちゃんです。
ヒーロだった綾瀬泰陽君と結婚して夢だった先生に立派になったんです……。
あの未熟な小説からゲスト出演してもらいました。
リベンジもしようと思っているので楽しみにしていて下さい!

2020.7.13
 燈姉さん、Characterに書き加えました!

2020.8.27
 凛ちゃん→心ちゃんにバトンタッチ!

2020.9.1
 祝・閲覧数1047!!

2020.9.6
 心ちゃん、01を書きました!


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Re: 先生の事が好きです。 キャットシークレット編 ( No.71 )
日時: 2020/09/22 15:02
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

03【 絶対零度の早見律紀は危険を予知する 】

 「……何で、学校に来たのさ。僕がどれだけ口うるさく言っても来なかったくせに」
あたしは隣で一緒に通学する幼馴染を見つめる。
 早見律紀。
幼稚園からの腐れ縁でずっと、一緒。
いつだって不愛想で、だけど、傍にいてくれる。
 「カンケーないでしょ」
ふんっといつも見たく顔を背けると、「ふうん」と力なく、けれど不服そうな返事が返ってくる。
 何が気になるんだろうか、生徒会長であるコイツには不登校者が居なくなったって事実だけで良いんじゃないかと思う。
 まあ、それが幼馴染だから気になったのかと勝手に解釈する。

 「…………心、雰囲気、少し変わった」

不意にそんなことを言われ、あたしは、はあ?と顔を歪める。
 そうか、彩加にも何も言われなかったが。
昨日は柳木と約束を交わした後、遊んで回っただけなんだけど……と顎に手を添える。
何もそれらしいことはしていない。
だから、あたしは唇の隙間から声を出す。
 「気のせいじゃない?」
「いや、僕が言ってんだからあんたの雰囲気は変わった。ずっと見てきてんだからわかるよ」
その言葉にどんな意味があったのか解らないが律紀は少し恥ずかしそうに頬を染めていた。



 ―――――――「……あッ、菅野さん!久しぶりです!!」
教室に入ろうとした瞬間、声を掛けられ、ビクッと身体を強張らせてしまう。
 廊下だから響く。耳がギンギンして痛い。
キッと睨み付けても、きょとんと言う顔をしてへらへら笑う。
 コイツ……鈍感すぎるから人の殺意に気が付かないのか……!
舌打ちを2回ほどしてしまう。
 「……」
隣に居る律紀の眼が鋭くなって、絶対零度の雰囲気が漂う。それでも柳木はポヤポヤしていて華やかな花が舞っているように見えた。
 周りの生徒達は青い顔をしてそれぞれの教室に逃げ込んでしまう。
 
 「柳木、煩い。黙れ」

そう言ってみると満面の笑みで「はいっ」と返事をする。犬よりの羊かヤギか。しつけられた草食獣か。
 「……顔が煩い」
鬱陶し気に片手を柳木の顔の前に突き出す。
子供みたいだし犬よりの羊かヤギのようでこっちが恥ずかしくなる。
 「だって、嬉しくて堪らないんです!!菅野さんがあの約束で来てくれるなんて僕、今日が命日じゃないかって高ぶってるんです!!」
柳木はえへへと頭の後頭部を触る。
 押し黙って、あたしは律紀を置いて教室へと入った。



心が教室に入っていった後、僕らは向かい合う。
 「……約束って、何ですか」
僕は柳木先生に問い掛ける。
すると、困ったように首を傾げた柳木先生は唇に人差し指を当てる。



 ――――――――――――「内緒、です」


にっこりと微笑む柳木を凝視して後退りをする。
「!……貴方がこんなふざけた真似をするなんて失望しました……ッ」
 真剣になっていた自分が恥ずかしくなる。
この男は、最初っから本気になどしてなかった!!!
何を言っても口を割るつもりなどない。

 心と約束事?

ふざけるな、と拳を作り爪が食い込む程、強く握り締める。
僕の知らないところで心がこのふざけた男と会っていた。
 此処で、柳木を殴りたい気持ちがあるが抑え込む。
殴ってしまったら生徒会長のくせに停学処分を受けることになる。
それは、避けたいことだ。
 柳木は、大人だ。
 僕の目の前に居るのは、いつもの人気者の柳木賢将じゃない。
教師の職に就いているだけあって、考えは深い。
 僕は踵を返して、教室へ入っていく。
 柳木が今回の事で何を思ったのかは知らない。だけど、要注意しておくことだと僕は思った。
 心が、危ない。近づけちゃ、駄目な相手だ________

Re: 先生の事が好きです。 キャットシークレット編 ( No.72 )
日時: 2020/09/22 15:08
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

〈 早見律紀のプロフィール 〉

誕生日 3月8日
誕生花 チューリップ
花言葉 「愛の芽生え」「思いやり」
血液型 A型
家族構成 父(医師)、母(看護師)
所属 寿々宮高校
部活動 男子テニス部
趣味 読書、音楽鑑賞
特技 炊事洗濯、家事全般
好物 ドーナツ、クロワッサン
休日の過ごし方 読書、音楽鑑賞
イメージアニマル パンダ
座右の銘 多謀善断
異名・あだ名 鬼の生徒会長、りっくん

Re: 先生の事が好きです。 キャットシークレット編 ( No.73 )
日時: 2020/09/26 15:26
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

04【 柳木賢将はそれはもう満面の笑みで 】

 授業がやっと終わった……ッ!
これで、________________お昼!!!!!

来たぁッと喜びを噛み締めていると正面からあたしを呼ぶ声が聞こえる。

 「菅野さぁんっ、数学のワーク、運ぶの手伝ってくれますかぁ?」

 チッ!
何だよ、飯だと思って購買に行こうって思い立ったらパシリ扱いかよ。
ちゃっちゃっと終わらして早く飯食いに行こ。

 _____柳木の元へと駆け出したその時、腕を強く掴まれる。

何だよ、こっちは腹減ってイラついてんだけどッ!
 眼光を鋭くして顔を上げたその先には仏頂面の律紀がいた。
ゲ……この絶対零度の顔には流石のあたしも怯んでしまう。
 足が震えるし、顔見るだけで震えるとか、律紀ってばどんだけ顔が恐いんだし。
 本能が逃げろって叫んでるって証拠だよなぁ、震えるって。
けど、律紀はあたしの方など見て居なくて、律紀の視線に沿って顔を向けてみればにこにこと微笑む柳木が居た。
 何、コレ……この一発即発の空気。
 「律……律紀、あたし、行きたいんだけど」
場を和めようとあたしは恐る恐る声を掛けてみる。
ハッと気が付いた律樹は眉を顰める。
「行くの」
「行くに決まってるじゃん、馬鹿なの?早く飯食いたいし、放せよ」
そう言って手を振り払う。

 少し冷たく当たりすぎたのかもしれないって逆に心配になってしまって、後方に振り返ってしまう。
律紀は溜息を吐いてあたしの腕を掴んだ右手をジッと見つめていた。
 何か、しょぼくれた大型犬(ドーベルマン)のように見えてきゅんっと、腐れ縁の幼馴染にときめく自分が居るのに対し恥ずかしくなる。
 頭を激しく振り、そんな浮ついた想い、吹き飛ばす。



 「止められたのに手伝いに来てくれてありがとうございますねぇ」
廊下を一緒に歩く音が重なる。
 ペースを合わせてくれているのか。いつもの柳木なら廊下を駆け回ってんだから1人だったらすぐ終わる事なのになんであたしに手伝いを頼むんだろうか。

 「……どうせ、今やんなくても下校の前に頼んで来るだろ。面倒臭いから……今やった方が良いって思った……あんたの方は何で、あたしに?」

質問にしっかり答えてから質問を返す。
 柳木はへらへら笑って、照れ臭そうに頬を人差し指で掻く。
 「菅野さんなら、嫌々でも最後までしてくれるような気がしたんです。一人でする方が速いですが何かとドジが多いので……っ」
恥ずかしそうに頬を真っ赤に染める。
 柳木と言う男は何もない所でワークをぶちまけて転ぶと言う才能の持ち主なのだとクラスの皆が苦笑交じりに話していた。
だから、付き添いの人間が必要なのか……ただの噂でもからかいでもなかったって言う訳か。
 「やっぱり、迷惑でしたか……それもお昼時に……すみません」
「……別に」
気まずい空気に柳木は冷や汗をかきながらあたしに優しく提案してくる。
 「えと、あ、珈琲淹れられますから飲みますか?」
その言葉に頷くと柳木は綿あめのようにふわふわっという効果音が似合う笑顔を浮かべた。
 どきんっ_______胸が高鳴るじゃん、そんな笑顔見せられたら。
 馬鹿じゃんっと言いたかったが口を噤んでしまう。何もそんなに言うこともないじゃん、という考えが自分の胸に過ぎったからだ。
 


 「あ、そこに座って下さい」
美術部準備室には絵画やボールペン類が置いてあったけど、沢山の段ボールで仕切られた一角に椅子があった。
 そこって、此処か。
辺りを見渡すとコーヒーメーカーや数学の教科書、実に柳木の趣味類が綺麗に整頓されていた。
 「甘い珈琲で良いですよね?」
にっこり微笑む柳木にあたしはゆっくり、頷く。部室の準備室に自分の憩いの場作っちゃってんのか。
 ……職員室、馴染めないんだな……職員室での柳木の姿を想像すると苦笑してしまう。

 「菅野さん、やっと笑いましたね!……正直、無理に連れてきたかと思いまして心配だったのです。クラスの方は、大丈夫そうで何よりです」

両手を重ねて、願うように言う柳木を見て言葉を失う。
そうしているうちに珈琲が出来上がったようで、淹れたての珈琲の入った温かいマグカップを渡される。
 「菅野さんが、楽しく学校生活を送れるよう僕は、サポートしていきますのでよろしくお願いします」
ぺこり、と一礼され、あたしは戸惑いながらも小指を出した。


 ___________「ゆびきり」


何でこんなことをしたんだろうって自分でも思っちゃうくらい子供らしいことをした。
けど、後には引けなくて、感動したような表情を浮かべる柳木は涙を一筋流すと微笑んで、指を絡めてくる。
 「ゆびきりげんまん、嘘を吐いたらはりせんぼんのみます!」
逆に言われ、あたしはまた、笑ってしまった。

Re: 先生の事が好きです。 キャットシークレット編 ( No.74 )
日時: 2020/10/17 14:04
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

05【 菅野彩加は妹として 】


 「それでは、……菅野さん。引き留めてしまって本当に何度も言いますがすみませんでした……!」
別に、とあたしは会釈をして周りから染めたのだと言われた地毛と少しキツく息を詰まるスカートを揺らす。
 購買、行かなくちゃ……チョココロネ、余ってるのか……心配になってきた……。
唸りながら購買へと先急ぐ。
あの濃厚なチョコレートの入ったパンじゃないと嫌なんだ。どうか、余ってほしい。
 廊下を走りながら窓から見える清々しい程の青空が視界に入る。
久し振りに空を眺めた気がする。


 __________「おねぇちゃ~ん!!!」

何処からか妹の声がし、振り返ってみると同じ色の髪の毛を二つに緩く結った菅野彩加がお弁当を二つぶら下げていた。
 「彩加……!どうして、二年の教室まで」
「お姉ちゃんとお昼、食べようかって思ってだって、今日は久し振りの登校でしょ?お祝いしなくちゃって朝早起きして作ってたの!」
頬をほんのり桃色に染めて可愛らしい笑みを浮かべる彩加はお弁当を「見て見て」と何かを発見した時の幼児のように見せる。
 「……凄い、彩加。流石だよ、一緒に食べようか」
こんな姿を見てしまったら心が温かくならない姉なんているのだろうか。
あたしは感じる温かさに表情を緩めて妹の肩を寄せてひたすらに頭を撫で続けた。
 


 姉妹水入らずと思い、鼻歌交じりに彩加と目的の屋上まで行ってみれば、そこには律樹いた。
いつもの我が物顔で座っている。
 ……、…何で?
あからさまにあたしが嫌な顔をしたのを見た彩加は慌てて、あたしに話し掛けてくる。
 「どうせなら律樹君も一緒に食べようと思って。ほら、だって女二人じゃこんな大きなお弁当、食べきれないでしょ?」
 お弁当を作って迎えに来た可愛い妹の彩加に盾を突くことなんて出来るはずもなく渋面を浮かべながらあたしは折れる。
 「……め、召し上がれ……」
重たい空気に引き攣った顔で言った彩加をちらりと見てから両手を合わせて「いただきます」と言う。
 卵焼きにプチトマト。唐揚げ、お弁当の定番料理と律樹、そしてあたしの好物が入っていた。
 「美味しい……」
隣を見れば、律樹は頬をほんのりと赤く染め、小さな子供のように嬉しそうに食べていた。
 ていうか、何で食べ物を口に入れる度に眼を瞑るんだか……まるで、ふくろうか。
 
 「本当!!?嬉しい、良かったぁ………!」

 …………まぁ、彩加が嬉しそうなら別にいいか。今はこの状況に感謝しよう。
妹が笑顔になって飛び跳ねている。
 可愛いかよ、と口元を抑えながら余りの眩しさに身体をプルプル震わせてしまう。
 「………お姉ちゃん、改めて再登校、おめでとう。これからは一緒に三人で登校できるね!」
居住まいを正して微笑んだ彩加にあたしは優しく頷いた。

Re: 先生の事が好きです。 キャットシークレット編 ( No.75 )
日時: 2020/10/17 14:10
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

〈 菅野彩加のプロフィール 〉

誕生日 4月16日 
誕生花 スノーフレーク
花言葉 「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」
血液型 AB型
家族構成 父(自営・ケーキ屋)母、妹:菅野心(高校2年生)、犬:どんぐり
所属 寿々宮高校
部活動 陸上部
趣味 インスタ
特技 運動
好物 ラーメン
休日の過ごし方 ショッピング、姉と映画鑑賞
イメージアニマル 犬(ポメラニアン)
座右の銘 天衣無縫
異名・あだ名 菅野妹、さいちゃん


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