コメディ・ライト小説(新)
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- 完ペキ生徒会長のヒミツ☆2
- 日時: 2020/04/19 01:17
- 名前: *ゆい* (ID: WrL78y1n)
☆今回の登場人物☆
僕→桐島 由良 キリシマユラ 生徒会長→橋口 美玲 ハシグチミレイ
性格→陰キャ、おっとりしてる。 性格→成績優秀スポーツ万能の美
見た目→痩せ型、メガネ。メガネ 人で優しい人気者。
取ったらイケメン!? 見た目→背が高くてロングの茶髪。
完ペキ生徒会長のヒミツ☆ 作者:*ゆい*
「…え。」
思わず声が漏れる。
その言葉に反応したのか生徒会長がこちらを見る。
「あ、あの、生徒会長…だよね?僕、同じクラスの…」
その言葉を言い終わる前に、
『バンッ!!!』
生徒会長が勢い良く机から立ち上がる。
僕は思わず
「ヒイッ!!」
と悲鳴をあげてしまった。
「ごめん…」
と小さく言って、小走りで行ってしまった。
「…どうしてこうなったんだ。」
思えば十分前。
“あっ…ノート忘れた!”
僕は不意にそう思い、急いで教室まで走った。
廊下や他の教室には、まだ残って勉強や委員会の仕事などをやっていたが、教室には誰もいなさそうだった。
ちょうど戸が開いていたので、そのまま教室に入る。
そこにいたのは、成績優秀スポーツ万能の美人で優しい人気者の生徒会長だった。
声をかけようと思ったが、本に夢中だったので、止めといた。
ソロソロと近づいて、本の中身を見ようとした。
と、先に表紙に目についた。
見てみると、[森の精]と書いてあり、不思議な絵が描かれていた。
“う…難しそうな本…”
と思ったが、この好奇心を抑えるには、この本の中身を見るしか無い。
そして、生徒会長の頭の上からのぞき込んでみた。
それは漫画だった。異世界転生ものの。
僕は驚いて、
「…え。」…
*
「ああ…。」
生徒会長が[森の精]の本のカバーをあの異世界転生漫画につけたと思うと苦笑してしまう。
“とりあえず、追いかけた方がいいのかな?”
そう思い、急いで行ったとらしき方向に進む。
“まだこの時間帯。帰ってはいないと思うけど…”
色々考えた末、もう使われていない空き教室に向かう。
続く!