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コメディ・ライト小説(新)
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- 清掃戦争
- 日時: 2020/06/17 18:47
- 名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)
第一話「清掃戦争、開会の言葉」
「今日から簡易清掃があります。勝手にグループ分けはしてしまいましたがしっかり掃除するように」
この学校は県内で1、2を争う敷地面積を持ち普通科と商業科がある。私が所属する15HRは商業科の
クラスの一つ。そして今月、私のグループは職員室掃除である。
「短編、学園、掃除!」
「掃除場所の汚れvs生徒」
- Re: 清掃戦争 ( No.1 )
- 日時: 2020/06/17 19:06
- 名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)
私のグループ、クラスには比較的男子が多いのでグループの男子は女子より多い。
第二話「第一試合、職員室」
職員室。放課後でも教師や教師に用がある生徒たちが何人も行ったり来たりする場所である。
私は箒を手に取り掃除を始める。ただ床を掃けばいいわけではない。少し視線を下に向けよう。
そこには隠れた埃が溜まっている。箒を伸ばせばすぐ届く。うわっ、ごっそり埃の塊が出て来た。
塵取りを持っている生徒は今、別の場所にいるし何処かに集めておこう。さぁ次だ。
ん?ヒールの音?あ、待つんだ!誰かは知らないけど待つんだ!のわぁぁぁぁ!!何が起きたかって?
女教師は堂々と床を踏みしめて歩いていったのだ。それも埃を集めていた場所を。全く生徒の身にも
なっていただきたい。ここは確かに教師が自由に行き来できる場所だが今は掃除中。誰が掃除を
しているかと言ったら私たち生徒だ。折角綺麗にしようとして集めた埃をまた元の場所に戻して…。
「塵取り、必要?」
「うん、お願いします」
男子生徒がしゃがみ塵取りを置いた。塵取りの中に集めた埃が吸い込まれていく。とりあえず終わった。
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