コメディ・ライト小説(新)
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- 妖魔達の日常〜団体戦1.2話〜毎日更新
- 日時: 2020/07/05 18:45
- 名前: 翠玉 (ID: X6hSb0nX)
<目次>
団体戦<<1
団体戦<<2
〜団体戦1〜
俺の名前は宙(ソラ)だ。
今日は団体戦がある。
初戦の相手はもう蹴散らしたし、次の相手もまた弱そうだ。
名前は何と言ったか
確か智能見と怪か。弱そうな名前だなww
まあいい会場に行くかなぁ~
俺は会場へ入った。
俺は相手に違和感を覚えたがまあいいかと思いほっておいた。
会場にピストルの音が響いた。
スタートの合図だ。
「惑わしの眼っ」俺は大声で叫ぶ
し~~ねぇぇ~っつ
相手が急に泣き出す。
そうだ俺の能力は相手に都合のいい幻覚を見させ、その幻覚で精神的に傷つける術だ。
俺は勝利を確信していた。
その時までは。
えっ。
…き…効かねぇ
何でだ。
何で。
智能見が言う「矢の雨!!」
すると上空から大量の矢が降り注ぐ。
バリアロックのおかげで助かった。
「完コントロール」怪が言う。
死ねぇーー
俺は奇声を挙げながら走る。
銃弾が当たる。
これでよかったのか?
一つの疑問が脳内を過る。
いつからこんな俺になったんだ?
今更気づく。
これでよかったんだ。
楽しかったんだ。
憎しみただそれだけだと思っていた。
本当は楽しかったんだ。
俺は言う。
ありがとうただそれだけを。
俺は昔のことはあまり話したくないが話すことにする。
俺には人間の父さんと妖魔の母さんがいる。
いわゆる半妖って奴だ。
でも俺は赤子の頃に捨てられた。
その頃はまだ妖魔と人間が一緒にいてはいけない時代だった。
俺は周りのやつから「星の子」と祟られている。
オレには関係ねぇってずっと無視してきた。
でも俺は知っていた。
自分が星の子だと言うことに。
星の子には生贄になると言う決まりがある。
だから俺は生贄としてしか愛されたことがない。
いつしか寂しいが憎しみに変わっていったんだ。
でも今は楽しい。
あいつらに感謝だな。
いつかあいつらにまた会えるのなら俺は精一杯生きるしかねぇな。
次は勝つぞーっと大声で叫び怪達に手を振った。
〜団体戦2〜
私の名前は智能見です。
今日は団体戦で宙さんと戦い勝利しました。
怪さんと戦ったんですよ。
怪さんの事などを説明しますね。
そもそも私は誰なのかをお話しします。
私は智能見。
真香様の執事です。
真香様と出会ったのは10年前の事。
あの頃私は両親を人間に殺されたんです。
人間を殺そうとすると妖魔達が止まるんです。
いつしか私の怒りは人間ではなく妖魔の方へと変わって
行きました。
私はどす黒い怪物化してしまいました。
そんな時現れたのが真香様だったんです。
真香様は私の話を聞いてくれた。
真香様だけは聞いてくれた。
その時決めたんです。
一生真香様に仕えるんだと。
次に怪さんとの出会いをお話しします。
あの日私は材料を買いに行くために真香様のほうきを
こっそりと借りて空を飛んでいたんです。
下を見ると怪さんがいた。
人間の目は黒色だが妖魔達の目は水色なんだ。
だから怪さんの目を見た時殺意が湧いてしまったんです。
私の技矢の雨を避けた時怪さんの銃弾がかすった。
一瞬にして殺意は消えた。
私は怪さんを後ろに乗せ家に帰った。
怪さんの能力は完コントロール。
銃弾を完璧にコントロールできる能力だ。
この能力を無駄にはできないと思い一緒に団体戦に出る
ことにした。