コメディ・ライト小説(新)

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リンゴ探し
日時: 2020/07/16 10:57
名前: t (ID: 6xBwClyu)

窓から注ぐ太陽は、僕に綺麗に当たり、眩しさが表情に出る程だった。しかし、真ん中の列の席だし、授業中なので、カーテンを閉めて、とも言えない。結局そのまま、数学の授業を受けた。
夏、そろそろ暑さが顕著になり始める頃、僕は高校1年生を謳歌していた。友達もいるし、学校も楽しくないこともない。今も、友達のくだらない話を聞きながら昼食時間を過ごしている。些細な日常、ありふれた生活。だが、僕にはある「探し物」があった。かれこれ、もう探し始めて4年になる。これが中々見つからず、手がかりも掴めていない。
日常的には、この探し物は何の影響も与えていない。だからこそ、日々楽しめていた。この探し物は、僕だけの問題だし、僕以外の人は興味がない、という理由で、誰にも話していない。
昼食後、午後の授業を受けた。生物学。教科書に眼を遠しながら、ふと探し物のことを考えた。
滝口林檎。小学6年の時に急に姿を消した。


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