コメディ・ライト小説(新)

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世界救うって面倒臭い!闇
日時: 2020/09/21 21:43
名前: 紅茶とレモン (ID: OXQEO.ex)

「…あ」
「魔物の集団ですね、ちょっと隠れないとですね」
サササッ
「あなたの腰に付いてるタブレットで、あのモンスターを撮影してみて下さい。」
「あ?これ?タブレットだったんだねー」
カシャッ
「トルルルン、モンスターを、感知しました。」
「お、このモンスター、『スライムエルフ』って言うんだ」
「さっきからスライム関連しか出ないのはんでなんですかねぇ?」
「うっ…吐き気がしちゃうな…」
「まぁ、戦いに行くしか無いね」
「…どうかしました?」
「私が?どうかしてるって?…世界救うってちょっと楽しい気がするんだ」
「…」
「ささっ、サクッと攻略しちゃうよ?」
「…はい」
ダンッ!
「おーい!エルフさんよぉ〜戦えよぉ〜!」
ダッ!
「エルフの急所はお腹です!腹を…!」
ガキィィィィィィィィィィィン!!!
「!?エルフ!拳でやり合うか!」
「おう!望む所だ!」
カチャ…
ダンッ!
「こちょこちょこちょ〜」
「…」
「え?効かないの?」
「…まさかですけど勇者さん、腹を切ればって言う言葉、聞こえてなかった?」
「舐めて掛かるからこうなるんだよっ!」
ドスンっ!
「いったぁ!」
「にひひ…こうなると思ったのね?」
「あはは!腹切られてるの分かんない?垂れてるの自分の血!キャハハ!」
「ほら!もっと出来るんでしょ?ねぇ!ねぇ!!」
「勇者さん…目が…目が…」
「目が…真っ黒だ…」
「キャハハ!もっと!もっと!もっと遊べよ!なぁ!?なぁ!?」
「勇者さん!やめて下さい!」
「うるさい!!''俺が''世界を救ってんだ!!自由なんだよ!!!!!」
「…っ」


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