コメディ・ライト小説(新)
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- リンネテンセイ
- 日時: 2021/02/10 11:35
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: 2Ujo/OfH)
これまでぼくのやつ、ちょっとみてみたらだいぶ読みにくかったので、今回から読みやすいよう頑張ります。
お楽しみください。(ほかの小説もよろしくお願いします。)
- Re: リンネテンセイ 強制連行!? ( No.3 )
- 日時: 2021/02/24 19:47
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: 2Ujo/OfH)
天使がやってくる。
嫌な予感がする・・・
「おい、お前、智史だな。輪廻の輪から外されていて、罪は泥棒。あってるな。」
「あってますけど、そんな公開処刑みたく言うことですかね。」
「お前に物申す権利はない。ところで、早速なのだが、来てもらえるか。色々と今、お前について問題があってだな。休憩室に来てもらう。言っておくがもちろん、お前に拒否権はない。」
「わかりましたよ〜っと」
「お前の今の言動、減点対象だ。」
なんで、ここまで口うるさいんだか。
- Re: リンネテンセイ ( No.4 )
- 日時: 2021/03/27 15:55
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: 2Ujo/OfH)
休憩室は思ったよりもこじんまりしていた。でも、そのこじんまりしたのは、ぼくの心の中を表しているようでもある。
「お前、自分の罪だからちゃんと覚えているよな?お前は窃盗クソ野郎だ!何個人様のもの奪ったか、言えるよな。言えなかったらもう後はないゾ!!」
正直言って、全く覚えていない。10個?あれ、もっとだな。50個くらいかな?
「50こくらいとはなんだ!!くらいとは。お前はもっと酷いぞ。71個だ。ところで、今の回答は反省してない態度だととっていいよな。もう刑は執行するぞ!」
「えーと、そのザコの刑はと・・・liar Worldでいいんじゃないですかね。委員長。」
「ああ、liar Worldじゃなかったら地獄になるだろう。それは処理が面倒になるからあんまり行かせたくないんだよ。」
「そうですよね。liar Worldよりも書類がだいぶ多くて大変ですから。では、書類製作しときますね。」
「ああ、頼んだ。おい、クズさっさと行って来いや!!」
どうやらぼくの名前は忘れ去られて、「クズ」になったらしい。
- Re: リンネテンセイ ( No.5 )
- 日時: 2021/05/01 05:50
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
しかし、それにしてもliar Worldって何?
疑問は積もるばかりだ。聞いたこともないけど、ホントに何?
普通の世界区分なら「天国・現世・地獄」だと思うんだけど、そのどれにも当てはまらない。
liar→嘘つきでしょ? world→世界でしょ?
嘘つきの世界か・・・これはどちらかといえば地獄よりだろう。
地獄。思い響きではあるが、地獄と現世の間であるだろうliar worldとはどの様なものか。まあ、行けばわかるものではあるのだが、どうも緊張感というものや恐怖なんていう、余計なものがくっついちゃうからいけない。
でも、もう結構考えた気がするから、あいつらから呼ばれるのも時間の問題だろう。というか、「委員長」と言われていた人はすぐに連れてけ!!的なことを言ってた気がするけど・・・
「おいクズ、何ボーッとしてんだ。すぐ行けって言われたよな。早くしないと、地獄行きにするぞ、いいのか!」
僕が現実に戻った時には休憩室の出入り口あたりで天使が叫んでいた。僕から見たら天使じゃなくて、ただの「鬼」だ。おー、怖い怖い。
- Re: リンネテンセイ ( No.6 )
- 日時: 2021/05/04 05:48
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
天使はスルスルと滑りながら移動する。というか、浮いて移動する。そのスピードに僕が叶うわけもなく、僕は走っている。
「おい、クズ、遅いぞ!さっさとしろ。」
くそ天使。死ね!
なんとか追いついたものの、少し移動するのに大量の体力を消費してしまった。だいぶ息が上がっている。
「ここがliar worldだ。中のルールは色々と違うから、自分で見つけ出してそれにあった生活をするように。後、お前は天使に監視されるから。ま、こんなもんでいいかな。とりあえず行ってこい。あ、お題があって10個あるから、それ全部クリアしたら帰って来られるっていうことで。あ、もちろん年は取ってくからな。何才までも。よし、今度こそ行ってこい。ああ、ここに飛び込めばいいんだ。」
そこは綺麗な円形だった。中には無限の宇宙が広がっている様な様子だ。美しいものではある。
それにしても、しょうがない。この状況では向かうことの方がリスクがでかい。
覚悟を決めた。
投身自殺よーい・・・
エイ!!!!!!
- Re: リンネテンセイ ( No.7 )
- 日時: 2021/05/20 16:06
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
「いてててて・・・」
こんな漫画みたいな落下の仕方、、うーんかっこつけだと思われてしまう。その上、こんなクサイ台詞。予め用意されていたとしか思えない。神は、やはり用意周到だ。
ふと、その時、周りが暗くなった。飛び込んだ時と同じだ。同じ感覚すぎる。クラクラする。\(//∇//)\
意識は薄れていった。麻酔だろう。
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