コメディ・ライト小説(新)

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ココロフメイ
日時: 2021/03/20 23:04
名前: リング (ID: OS.29i1w)

「お前って人の心の痛みが分からないよな」
俺が人生で1番言われた言葉だと思う。
俺は病んでる奴が嫌い、大嫌いな高校生だ。小さい頃、俺はただずっと独りぼっちだった。幼稚園で誰にも話しかけず、先生に声をかけられても子供らしい無邪気な返事なんてしない、できなかった。小学校に入ってもぼーっとして誰とも喋らない。先生から電話かかって来たこともあった。親も俺を心配してできる限り気遣ってくれた。でも俺の原因不明の生まれつきのコミュ障はどうにもならなかった。そんな俺は当たり前のようにネットをやりまくった。中学生か小学校高学年ぐらいから。無意識に親のpcを弄っていた。そこでよく見るのが死にたいやらなんやらのやつ、生きろとか言うやつに屁理屈言う奴もいれば、そいつらに善意の押しつけをするように奴もいた。それに無関係な俺は。。。
ああ、こいつらの気持ちが本当に分からん。生まれつきコミュ障の俺が1番辛いのに、こいつら心の中で思うだけにするかにしろよ。。。少しアレなことも思っていた。人とほぼ話さなかった俺は当たり前だが人の心が分からない、嬉しそうにしているやつも、死にたい奴も、それに答えてるやつも。分からない分からない。学校にもリスカをしているやつが居る、そいつを見ると殴りたくなる。きっと俺が1番辛いと思っていたんだとろう。
だから俺はそのうち人と全く過ごさなくなった。なんたって自分が1番辛いから。だってどうせ他の奴らは病みと善意だもん。どうせ空気を読め人の痛みを分かれって。うるせえよ。そんな俺を見た親は無理矢理でも外に出した。俺は家を追い出された。一時期だけだけどね。
人の気持ちが分からない俺。親は最低と一方的に思った。もう何もかも嫌だ。高校も何もかも。どうせ底辺だ。自分の考えてる事がぐしゃぐしゃだ。公園のベンチでつい泣いてしまった。はあ、精々家の庭位に居よう。家の庭に泣きながら帰った。窓から除くと家族はテーブルに居ない。寝たと思ったが何故か嫌な感じがする。
「。。。。」黙って玄関のドアを開ける。すると玄関が血まみれだった。ああ。。。急過ぎる事に驚きを隠せない。
何が起きた。と襖を開けると両親が倒れている。

意味が分からない。その横には黒い見覚えのない男が居る。


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