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コメディ・ライト小説（新）
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入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 日の目
- 日時： 2021/03/31 18:55
- 名前： おさげ （ID: pyK84o2R）
実体験も含むのでエッセイのようになってしまうかもしれません… カテが合っているか分からないですが、お楽しみいただけると嬉しいです。
- Re: 日の目 ( No.1 )
- 日時： 2021/03/31 18:59
- 名前： おさげ （ID: pyK84o2R）
私は、もしかしたら。
ちょっとだけ周りよりも勉強が出来るのかもしれない。ちょっとだけ文章を書くのが上手いのかもしれない。
宿題は真面目にやってないけどテストはいつも100点だし、携帯で書いてる小説は褒めてくれる人がいる。先生にもよく褒められる。この前は学級委員にだって推薦してもらったんだ。あと、絵も上手い方かもしれない。
運動音痴で、身長が低くて、見た目も悪くて、何故か周りから浮いているような気もしていたけれど、こんなに長所があるなら私って凄いよね。…凄い、よね。
- Re: 日の目 ( No.2 )
- 日時： 2021/04/01 00:35
- 名前： おさげ （ID: pyK84o2R）
他の子達と私は何か違うのかもしれない。それがいい方か、悪い方なのかはまだよく分からなかった。
小学生の私は、ゲームとご飯のこと、あと親友のことくらいしか考えてなかった。みんなが洋服を自分で選ぶようになったり、恋バナをしたり、スポーツを極めたりしている中で、私は何も見えていなかった。
家庭環境が異常、とまでは行かなくても少し奇妙だったかもしれない。私が1週間お風呂に入らなくても両親は何も咎めなかった。…それで学校に行ってたのだから、なんとも恥ずかしいし申し訳ない話だ。おまけに貧乏でも無いのにずっと同じ服を着て、両親はまるで不潔でいることを推奨してるかのよう。
そんな私を唯一愛してくれた親友が琴葉だった。
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