コメディ・ライト小説(新)

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こんな私がご主人サマ⁉
日時: 2021/04/07 14:44
名前: HASU (ID: o23O7TeT)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13029

ーエピローグー
「もーヤダ!」私の狭い狭い部屋に声がこだまする。「うるせぇよ。黙れ。」男子の声もこだまする。何度考えても分からない。こんなことになったのも全てはあの日からだ。私ーー咲は”あの日”に記憶を遡らせた。

1 いつもの日常…のはずだった!?
「ふぁ~」思わず大きいあくびが出る。次の時間は国語か。まぁまぁだな。あ、私の名前は白咲恋(しらさきれん)。小5。自分で言うのもなんだけど、そこそこ勉強は出来るし、運動は結構得意で、学年の女子では足の速さ第1位だ。まぁそのせいで男子に「霊長類最強」って呼ばれてるんだけどね…ま、まぁそれは置いといて、って、長々と説明してたから休み時間無くなってる…どーしよ!?まだ図工の準備な~んにもしてない!図工は準備必要なのに!しかもあと5秒後に先生来る!えーい、もう一か八かだ!ヒューン私は廊下を全力ダッシュして図工の作品がある図工室に急いだ。が、当然間に合わず…いくらこの霊長類最強でも5秒で廊下の端から端(図工室は一番端)なんで無理ゲー…やっぱ自分の力を過信しすぎないことって大事だな。うん。と、そんなことを考えながら先生にこっぴどく叱られていた。
あー、やっと図工始まった。先生説教長すぎ厳しすぎ。ただ廊下走っただけじゃん。ま、いっか。とにかく図工の作品完成させよー。よし、あれをこうしてここをこうして…、出来た!う~む、我ながら素晴らしい…早速あの説教長すぎ厳しすぎ先生に報告に行こっと。「せんせー、作品完成しました。」すると不機嫌な声で一言。「自習してろ。」相変わらず無愛想。自習かぁ~何しよ。今日本持ってきてないしなぁ…他の奴らの作品でも見てやるか。~数分後~飽きた。なんでみんな同じような作品しか作んないんだ。つまんな。もうボーっとでもしてるかぁ…で、私はそこにあったビー玉をずーっとまばたきもせずに見つめていた。ちょうど前の席の戦斗(せんと)の顔にビー玉が重なったが、それでも構わず見続けた。なんだかそうしなければいけない様な気がしたから。そうしたらとんでもないものが視えてきたのだ。そこは、深い深い海の底だった。私は驚き、戦斗の左隣の席の女子、麗奈(れな)にビー玉の位置を移した。そうしたら今度は神々しい竹林が視えてきた。私は更に驚き、ちょうど近くにいた私のことを5年間ず~っとからかってくるクソ男子、沢水衛斗(さわみずえいと)にビー玉の位置を移した。そうしたら今度は桜が視えてきた。綺麗だなぁとしばらくじっと視ていたら衛斗に気づかれ、げげんな顔をされた。が、それも一瞬。衛斗はなぜかすぐ(ハッ)とした顔になり、こっちに近づいてきた。そして、急に私の腕を掴み、廊下に連れていこうとした。当然私はパニクり、暴れた。「離して!!」でも彼の方はビクともせずに私を廊下まで連れていき、そして、いきなりの顎クイ…彼、私は単なる馬鹿で阿保なクソ男子だと思っているが、顔はなかなかのイケメンでそこそこモテる。当然私はそのイケメンの整った顔が間近に来て意識がぶっ飛びそうになったが、すぐに戻った。なぜなら彼は、なにやらブツブツ呟いてから、片膝をつき、驚きの発言をしたのだ!その発言は「ご主人様、仰せのままに。」え、えぇぇぇ!?こんな私が、ご主人サマ!?


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