コメディ・ライト小説(新)
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- 突きつけられた銃口
- 日時: 2021/04/10 21:26
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
「ん、なん・・・あ、!!お前は!!あのこけぷとみけかきく!!ん、!!」
「バタンキュー、綺麗な卒倒だこと!!あー、今度はどこにいくんだか!いやーでもしかし、ここまで綺麗な倒れ方、美しすぎるだろ。」
犯人は高らかに笑って過ぎ去っていった。なんの事件の犯人かはいずれの話。
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はい、ども初めましての方が多いかと思います。そうじゃない方も、どちらの方も閲覧ありがとうございます。まだ三つも連載してるんですけど、どうしてもグダッてしまいますねー☆すんません。
今回のものはですね、まあこんな状態のぼくが新しく始める理由なんて、皆さんご存知ですよね、たぶん。うん
小説カキコ夏の大会に向けて頑張ってカキカキしようというわけですよ。ま、こんな始めたばっかの下僕野郎には無理でしょうけど♪最後の悪あがきってやつですよ。
で、ぼくもここの先輩方にならって、あらすじを作ろうというわけなのですが、ちょっとカキコの機能が不明すぎておかしい感じになっちゃうかと思いますが、お許しアレ!(o^^o)
あらすじ
小学生時代、「よくいる元気な男の子」であった僕は中学高校と色が塗られていない時代を過ごす。そして、フツーにフツーレベルの大学を卒業し、フツーの社会人となっていった。気がつけばもう28歳。相変わらず色がない世界に飽き飽きしていたぼくをシゲキテキな世界に誘い込んだのは?そして、その世界とは?
あらすじというほどもないことでしたが、以後もよろしくお願いします。
最後!作家プロフィールデス
2008年生まれ、現在中学一年生。小説カキコでは、幸福な赤い酒猫として活動。文法が壊滅的なことが多々ある。応援お願いします(懇願)
- Re: 突きつけられた銃口 ( No.1 )
- 日時: 2021/04/11 16:34
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
「ん、眠いなぁ。おやすみ・・・て!誰におやすみいうとんねん!!」
虚しすぎる。
「うー、声がなんか枯れとるような気がするな〜。うあーグアーぐ、ごえ、ゔ。やっぱなんか声ちゃうな。風邪ひいたんかな。あー、会社出れんくなるやん。この前、有給使い切ってもうとるもんな。ん、?なんか。あれ、?体、小さくなっとるやん。あ、夢か・・・あー、一回コナンになってみたい言うて寝たからな。もう一回ねれば、起きるやんな。うん、じゃ、やっぱおやすみ・・・って誰に言うとんねん!!・・・ハァーー。」
虚しすぎる。
- Re: 突きつけられた銃口 ( No.2 )
- 日時: 2021/04/11 17:48
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
「おー、これで治ったな。よし、出勤だ!あーダルい!!ブラック企業反対だよーもう!上司うざいしさ〜!」
盗聴器が仕掛けられてたら、上司に聞かれて終わりだ、なんて考えてしまう。でも、そう考えても喋り続けちゃうところ、未熟だ。
「あれ、でもなんかねたけど変わってない・・・時間はあれ、十五分経ってるな。寝たことには寝たんだな。でも、これ小学生の時の感じだな。ん!!!小学生??コナンじゃん!!ガチで!!」
ホントにコナンになりたいわけじゃないんだよ!って、コナンにしてもおかしいじゃん。これ小六の時の感じだぞ!あ、でも物音が・・・これはもしや・・・
だいぶ昔の記憶、もうかれこれ15年以上前の時だ。そう考えると自分は年を取っていたなとつくづく思う。
しかし、こんなおかしな状況に追い込まれているのに妙なほどに落ち着いてる自分がいる。それはこれまでコナンになってみたいなんて思っていたから、その想像してた時のことがあってか以外に驚かないものなのかもしれない。
ま、でもおかしな状況であることに変わりはない。それだけは確実だ。でも、この様子では俺が15年以上前に経験したことと同じのようだ。これは、自分の歴史を変えるチャンスなのかもしれない。
自分の歴史。自分が学ぶこと。自分の恋愛。
俺の歴史を変えても世界の歴史を変えることはできない。もちろん、日本の歴史を変えることはできないかもしれない。でも、自分の歴史は確実に変わるし、ぼくと関わった人の歴史を変えることもできる。
自分の歴史を変えるとは、つまりそういうことでもあるのだ。
- Re: 突きつけられた銃口 ( No.3 )
- 日時: 2021/04/29 12:13
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
自分の人生を変える。たいそう恐ろしい言葉だ。
「モー、ガチでコナンなりたかったわけやないねん。コナン頭良すぎて憎いから、俺もあんなになりたい言うただけやん。やめてーもう。」
ため息が増えていくばかりだ。そして、独り言。
一旦独り言をやめようか。
そう自分に言い聞かせる。しかし、ぼくの体というのは自分の意識を持っている上に、自己顕示欲が強い様で、(作者の嫌いなタイプ)どうも次から次へと流れを紡いでいる。
「どっちかっつうとなぁ。漫画のキャラやったら、もっとモテる奴になりたかったなあ。なんか、イメージ湧かんけど絶対おるやんなぁ、モテる奴!彼女候補紹介して欲しいわあ。」
おーい、体、やめろー、いい加減やめへんとけちょんけちょんのぐにゃぐにゃになるで。
自分で言ったことが恐ろしくなり、すぐに行動停止した。やっぱり自分の意思のが優位な立場である様だ。
とりあえず何か行動しなければ。このまま寝続けてもいいのだが、これが物語だったら何も変化しない、最悪につまんない物語になってしまう。
どうにか凝っていた肩を痛めながら起き上がってみたが、ちょうどその時ーー
「起きなさいよーさっさと、早くしんと学校遅れてまうが〜ー!あーもう、めんどくさいー!とりあえず、さっさとご飯食べて、学校行きなさいなー!やないと、うちがお茶に行けんやんけー!」
俺は改めて思った。子供へのいじめ、ダメ、絶対!!
- Re: 突きつけられた銃口 ( No.4 )
- 日時: 2021/05/03 19:51
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
とりあえず、早く起きていかないと、やばいことになりそうなので階段を足早に下っていく。途中、コケかけたが、なんとか一階へ到着する。
「もー、遅いねんて、隆、いつもいつも。はよ家出えや!」
そう、隆。これは僕の名前だ。藤原隆。なんとも面白みのない名前だけど、変なキラキラネームよりは5000%ましなことは確かなんだけど、そんなことは正直どうでもよくって、本当に言いたいことはこんなにも母親ってうざいものだったっけ?随分と昔のことだからよく覚えていないんだけど。
覚えてないといえど、昔のことだといえど、20年弱しか昔じゃない。お爺さんや、お婆さんから見たら20年をそう長く思わないだろう。
母のうるさいのを横目に見ながら予め用意されているトーストを頬張る。社会人になってから「トースト」なるものを何回食べただろうか?多分、ないんじゃないか。
久しぶりのトーストの感想。
→パサパサボソボソしてて、牛乳が欲しい!!
せっかくの感動の再会というのはよっぽど起きないものだ。大抵、再開の時はこうやってどちらかに不満が付いてくる。
しかし、牛乳がないトーストを食べ終わった僕は、時間を確認して驚いた。まだ、七時ぴったりだ。昔の僕はこんなにもご飯を急いて食べていたのかととても妙なところで感心してしまう。
ただ、まだ7字だからといって、母親の顔を見てみるととても家に長居できたもんではない。
ささっと、用意を詰め込んだ僕はあの悪魔の様な顔から一刻も早く逃げなければ、私の命は愚か、姫の命までも奪いかねないと、姫護衛隊の一員として、謎の自覚を持ち、家を出た。
こんな変なことを考えていたのか。小学生なのに中二病を勃発させていたんだなと、当時の僕を可哀想に思う。これは彼女ができなくて当然だろう。それが神様の取る、然るべき行為だ。
それにしてもこの当時の自分を落ち着いて観察している様な僕はなんなのだろう。何か、自分の変化を客観的に捉えている様で、自分は変化したのだということが不安になってくる。
でも、そういう自分もいないとこれから過ごしていく、変化した僕の人生、楽しくないのかもしれない。これまでの自分との違いを徹底的に洗い出していく。それが楽しいのかもしれない。
ここに来てふと思い出すが、この学校の六年生先行き制度。この学校では、伝統的に六年生のみ、他の学年より早く登校していいという謎&珍ルール。この制度は母の機嫌が悪くて、怖かったものだからノリで出てきたけれど、班のメンバーを待つのも時間が長すぎて大変だった場面に非常に効果があると、初めて気づいた。
早速、昔(これから前世という)知らなかったこと、新発見だ。これが発見と呼べるのかは分からないけれど、まあ、きっといいことだろう。
- Re: 突きつけられた銃口 ( No.5 )
- 日時: 2021/05/20 16:13
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: .xQ.zB/T)
ふー、ついたついた。
ついたはいいがだれもいないだろう。寧ろ、あんな時間に出ておいて、知ってる人がいると思っている人がいたら教えてやろう。
という、勝手なぼくのたわごとは覆され、クラスにはポツン、と。一人の女子生徒がいた。
挨拶などしない。なんだか気まずい雰囲気な上に、しかも、あの人って・・・驚愕だ。
驚愕ー、工学ー、赤石山脈ー、は❗️
なんだ、このクソつまんないギャグは。ぼくは頭の中に浮かんできた某お笑い芸人をおいはらう。
そういえば、そんな事が言いたかったのではないのだ。
そう、そこにいるのはなんと・・・
あいつだれだ❔❔
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