コメディ・ライト小説(新)

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初期武器で世界制覇したら伝説になりました。
日時: 2021/09/19 10:24
名前: ねむねむ  ◆ImDwVl1n2. (ID: HAhG.g1E)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13040

ども、ねむねむです(o^―^o)ニコ
この作品は、ねむねむの4作目です。
まだまだ未熟ですが、最後までお付き合いいただけると泣いて喜びます。(≧▽≦)

では、地球では異世界と呼ばれる場所での伝説を、どうぞお楽しみくださいませ。

追記:閲覧100突破、ありがとうございます。(2021,6,10)

<目次>

第一話 異世界転生権(異世界転生券)獲得!? >>1
第二話 異世界転生してみた。         >>2
第三話 ゴブリン初めて狩ってみた!      >>3
第四話 今からテレポートします。       >>4
第五話 ギルドカード作ってみた!       >>5
第六話 ごぶりん売ったる!          >>6
第七話 ただいま執筆中です。もうしばらくお待ちください。

Re: 初期武器で世界制覇したら伝説になりました。 ( No.1 )
日時: 2021/05/22 22:05
名前: ねむねむ  ◆ImDwVl1n2. (ID: HAhG.g1E)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13040

第一話  異世界転生権(異世界転生券)獲得!?


私は宮内由衣みやしたゆい。本と漫画が大好きな中学二年生だ。
勉強は普通より少しできるくらいで、特に目立った容姿でもない。要するに、すべてが普通の子だ。
私は異世界転生系の小説が大好きだから、私も転生できたらいいのにといつも思っている。
そういえば、今日は漢字の小テストの日だ。満点が取れるといいな。


小テストの返却・・・。緊張する・・・。
いくら小テストだからと言って、テストはテストだ。
返された小テストを恐る恐る見てみると・・・、百点だった。
初めて取れた百点だったので、とてもうれしかった。
思わず口元が緩んでしまう。他人から見れば自分の小テストの結果を見てにやにやしている変な奴だ。あわててきゅっと口を結ぶ。
「宮内ー、小テストどうだったー?」
隣の男子、鈴木くんが聞いてきた。
「満点だったよ!」
思わず笑顔で言うと、鈴木くんは笑って、
「笑顔も満点で何よりですねー。」
と言ってきた。言わずもがな、鈴木くんはモテる。キザな言葉を使ってるなーとしか思わない私は精神科に行ったほうがいいのだろうか、それとも眼科??まあとにかく、鈴木くんのモテ度に関してはどうしても疑問しかない。
「あ、じゃあご褒美あげるよ。」
鈴木くんがそんなことを言うのは初めてだったので、びっくりして顔をあげた。
「はい、これ。」
手渡された紙を見ると、そこには「異世界転生権(異世界転生券)」と書いてあった。
「異世界転生、する??」
にこりとほほ笑む鈴木くんは、いったい何者なのか・・・
「鈴木くん、何者?」
私は単刀直入に聞いた。すると、驚きの答え。
「神様だよ☆」
私の頭の中は今、情報整理で忙しい。とてもとても意味が分からない。
もし仮に神様だったとして、そんな簡単に「はいこれ異世界転生券」とか言って渡していいのか?
全くもって意味わからない。
「本当に神様?」
「うん。そーだよ。」
間髪入れずに答えが返ってきた。信じてよさそうだ。
「異世界転生したかったらいつでも言ってね!その券と引き換えに行かせてあげるから。こっちの世
 界にも帰ってこれるよ。だってお母さんに会えなかったりしたら嫌でしょ?」
「へー、随分と気が利くね~。」
とっさに珍しいものを見るような目で見てしまう。
「ちなみに、君はボクが何でモテるのか疑問に思っていたようだけど、種明かししてあげようか?」
どうしてだろうか、なんだかとても嫌な予感がする。でも気になるので頷いた。
「ボクの神様のチカラで女子たちのハートを射抜いたんだ☆」
つまり、神様のチカラというものを使って惚れさせたと。チートじゃんか。
「じゃあなんで私は惚れなかったの?」
「それは僕も知らないよ。逆にこっちが聞きたい。」
おいおい神様・・・。
「ま、遊びだと思って異世界転生、やってみなよ。ゆっくり考えてきていいからさ、いつでもいい
 し。」
「うん、ありがと。」
「その顔、他の男子に見せちゃだめだよ?」
そんなにブスだったのだろうか・・・。それにしては神様の顔が赤いような気がする・・・まあ何でもいいか。
「じゃ、まったね~。」
喋りまくって一方的にサヨナラする神様っているんだね。初めて知った・・・。
異世界転生券かぁ・・・使うに決まってんじゃん!!明日使うって鈴木くんに言おうっと!
私はにやにやしながら家に帰った。通りすがりのおばさんにビビられたのは、言うまでもない。


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