コメディ・ライト小説(新)

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わかってる?ここ、危険なダンジョンですよ?
日時: 2021/11/06 14:06
名前: みかん^ー^ (ID: pyAc4oDT)

キキーーーーーーーーーーーーーーッ

主人公「あ。」
ドガッ

私、今、・・・
・・車にはねられた?
あ、これ死んじゃうやつだ
こういうの漫画で読んだことある。
たしかその後、転生したりするんだよね。
もしそうなるんだったら、ゲームの世界がいいな。

それに私には家族いないし。

・・・。
死の瞬間って、こんなに暇なのかな。
それになんかずっと宙に浮いてるんだけど。
正直この体勢きつい。

ピカッ

主人公「!?」

なんか光った!!
この光はだんだん大きくなっていき、
ついに、私を飲み込んだ。
飲みこまれたと同時に、私の意識はなくなった。

Re: 男嫌いの私が男だらけのRPGの世界に転生したら? ( No.1 )
日時: 2021/10/30 14:00
名前: みかん^ー^ (ID: pyAc4oDT)

パチパチ・・・

主人公「んん・・?」

なんだろ、この音。昔、キャンプしたときの焚き火の音に似てる・・・?
いや、焚き火だ!懐かしいな・・・でもなんで?
どうやったら、車にはねられるのと、焚き火がつながるんだろ。

見知らぬ男子その1「あ、起きた?」

ん!?男の声!?え!?

主人公「な、なんですか?!ち、近寄らないで!!」

私の顔を覗き込んでいた、男、いや、同い年くらいの、男の子は

見知らぬ男子その1「あ、ご、ごめん!」

と、あやまってきた。
ま、あわざとじゃないなら・・。
同い年といえど、男は男。油断はできないから、5、6歩くらい離れておく。

見知らぬ男子その1「ひどい・・・。」

ごめんなさい。
男にはいい思い出がないもので。
いや、わるい思い出しかない。

見知らぬ男子その1「あ、の。い、痛いところ、ある?」
主人公「心が痛いです。」

嫌な思い出がよみがえってきて・・・。

見知らぬ男子その1「あ、そ、それは、僕には直してあげられないかも・・・。」

・・・。

見知らぬ男子その2「あ、起きたんですね。良かったです。」
見知らぬ男子その3「お、かわいいじゃん」

またまた同い年くらいの男子が入ってきた!
トラウマがよみがえってくる・・・。(泣)

Re: 男嫌いの私が男だらけのRPGの世界に転生したら? ( No.2 )
日時: 2021/10/30 14:27
名前: みかん^ー^ (ID: pyAc4oDT)

主人公「・・っ」

また、トラウマがよみがえる。
なぜか、涙が出てくる。
しかも止まらない・・・。

見知らぬ男子その1「え、ど、どうしたの!?い、痛いの?」
見知らぬ男子その2「辛いことがあったんですか?」
見知らぬ男子その3「大丈夫か?!」
主人公「何も・・」
見知らぬ男子その2「聞けよ、聞けよ、イヌホオズキ。話せ、話せ、アマリリス。 」

隠している事実を言わせる魔法の呪文(異世界だから魔法を使うよ!!)

主人公「あのね、昔、お父さんが・・・」

え!?待って!!いいたくない!なんで、口が勝手に動くの!?

主人公「浮気して、それも二またレベルじゃなくって五また、六また位の浮気で・・・。
すごい修羅場で。お母さんが、ついに倒れっちゃって。
体弱かったのに・・そして死んじゃって。
新しくできた家族も、またそうなって・・。
そして、去年、誘拐されて殴られて、蹴られた。
もう、やだ・・・。」

ついに言い終わった・・・言い終わっちゃった・・・。
それに、何この空気。
ていうか、なにここ。森?

見知らぬ男子その1「あ、ここは、ダンジョンだよ」

は?

見知らぬ男子その3「もしかして、君ここら辺の人じゃないのか?」

は?(×2)

見知らぬ男子その2「たしかにその服、旅人っぽいですね。」

は?(×3)

見知らぬ男子その3「そうだ。とりあえず宿に行こうぜ。」

は?(×4)

見知らぬ男子たち「いこういこう!」

え、ついていけないんだけど・・・?

Re: 男嫌いの私が男だらけのRPGの世界に転生したら? ( No.3 )
日時: 2021/10/30 18:07
名前: みかん^ー^ (ID: DMJX5uWW)


主人公「宿って・・・?」

皆から10歩くらい離れて聞いてみる。

見知らぬ男子その2「・・・そんな態度取ります?普通。」
主人公「か、体が勝手に・・・!」
見知らぬ男子その2「余計に腹ただしいですね」

怖・・・。何この人。笑顔で腹立たしいとか言ってるんだけど・・・!

見知らぬ男子その2「余計にいじめたくなっちゃうじゃないですか・・・!」

怖!!!何この人!!笑顔でいじめたくなっちゃうとか言ってるんだけど・・!

見知らぬ男子その3「おい。スゼル。」
スゼル(見知らぬ男子その2)「わかってますよ。」
見知らぬ男子その3「なら、わかってるよな?」


ヨクワカラナクナッテキタ・・。
ていうか、なんか三人いるうちのおとなしそうで、優しそう(偏見)な子、
普通になんともなさそうな顔してるんだけど

見知らぬ男子その1「あ・・。いつものことだから大丈夫だよ。」

いつものこと!?

主人公「なんか、すごいね・・・。」
見知らぬ男子その1「なんかね・・・」

この人なら怖くなさそう・・・。
ちゃんと、男の子と話したの初めてかも・・・。
お父さんとはあまり話さなかったし・・。

見知らぬ男子その1「初めてなの?」
主人公「うん。」

え?
心のなかで言ったのになんで・・・

見知らぬ男子その1「あ、実は・・・」
見知らぬ男子その2「おいっ!パーティ以外のやつにそれ、言っちゃだめだろ!!」
見知らぬ男子その1「あ、ごめん。怖くないって思ってくれたのが嬉しくて・・・。」

あ、嬉しかったんだ。

スゼル(その3{略})「それってオレたちが怖がられてるってことですか?」
見知らぬ男子その1「う、ん・・・。かなり・・。」

あああ皆に責められてる・・なら!!

主人公「も、もしかして、エスパー?」

わかってるんだったらもう責められないよ・・・ね・・?
・・・。
空気が固まった。それも瞬間冷凍。
あれ・・・?もしかして言っちゃだめなやつ?


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