コメディ・ライト小説(新)

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正反対な二人が異変解決⁉「紅の森と冬の精霊」
日時: 2022/02/16 17:37
名前: 拍崎狐拍 (ID: PDV9zhSY)



此処は魔界。
外の世界ではありえないような、不思議な世界。
勿論妖怪、妖精、魔女もいる。
そんな魔界には、危険な異変がよく起こる。
そんな異変を解決するのは、正反対な二人だった。


「こんにちわー!」
私は事務所に来て元気よく挨拶をする。
誰もいないけど、悲しい。
まぁ、私のパートナー・竜也は、魔術ssクラスだから遅いだろうね。うん。
私たちの魔術学校は、魔術が高いほど、クラスが上がっていく。
最高はssクラス。
因みに私は、sクラス。
だから終わるのが早いんだ。



五分くらい待っているけど、全然竜也こない!もういい!お菓子作りしてよ!
私はそうしびれを切らして椅子から立ち、キッチンへ向かった。
よぉし、今日は何を作ろうかな!
私はこう見えて、お菓子作りが大の得意!ふっ、だからいつも竜也を待つときは、お菓子作りをしているんだよねぇ。
それをいつも竜也がほめてくれるんだ!嬉しい。
「えへへへへ。」
ついニヤニヤしてしまう。
よし、ムースを作ろう!材料ちゃんとあるからね!クリームも!
というか、いつもクリームは必ずそろえている。
賞味期限切れのやつもあるほどいっぱいね!
無駄になっちゃうけど。
そう思いながら私は、クリームを泡立てていた。
これが一番大変!


よぉしできた!
あれからちょっとハプニングがあって、遅れちゃったけど、まぁよしとしよう!
さぁ次は?ふむふむ。
そんなかにジュースを入れるのね。
120mlっと。
オレンジでいいかな、うん、いいよね。
そして入れて、かき混ぜるっと!そして容器に入れて、出来上がり!
ふふふ。
竜也褒めてくれるかなぁ。


ガチャ。
「うい。こんにちわ。」
「あ!竜也!お菓子作ったんだー!見て!」
「また作ったのか。お前はなぁ、もっとなぁ、異変解決専門家として自覚を…うぐっ⁉」
ふっ、最後まで言う前に、ムースを入れたよ!これこそはやわざ!
というか、好きなことこそ上手になれっていうことわざあるじゃん。
それだよ!
「変なことを考えている気がする。」
酷い。


「それより、また異変が起こったらしいぞ。」
「え~、また~?」
ああ、と言って言葉を続けた。
「紅の森の紅葉がないらしい。」


紅の森・一年中秋になっている森。
だから紅葉がいつもある。
観光スポット。
その紅葉がないなんて……!
「紅の森大ピンチ⁉」
「そりゃあな。」
と竜也は冷静に返した。
「まぁ、現場に行く。茜、移動魔法陣の支度。」
「え!私!」
もう、仕方がないなぁ。
え~と確か移動魔法陣の起動の仕方は……。
スプリントという術を言うんだっけ。
よし、それが分かればいい!
行くぞ!
「スプリント!「紅の森」!」
私がその術を言うと、移動魔法陣が私たちの足元に出てきた。


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