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コメディ・ライト小説(新)
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- 運命の赤い糸を切ってしまいました②
- 日時: 2022/02/19 14:34
- 名前: AYUMU (ID: WylDIAQ4)
「もしもし…?」と電話に出るが、誠からの返事はない。
「もしもし!」先程より大きな声で呼び出してみる。
すると、何故かしのぶが電話に出た。
「まこくん貰い♡」という音声と共にLINEで誠と一緒に寝ている写真が送られた。
「はぁ?意味が分からない…」と言ったが、しのぶは煽り口調で「物分かり悪すぎでしょwまこくんはあんたじゃなくてアタシを選んだの。」
そう言われた瞬間、私は落胆した。
中学時代、初めてスマホを買ってもらい苦労してGETした誠のLINE。
最初の一言は「君、凜ちゃん…だよね?」だった。
好きな人に名前を覚えて貰えているのがとても嬉しくて、ボロ泣きした。
その日から、私と誠は以前より仲良くなった。
つまらないことや、その日あった出来事など、些細なことでも話し合えた。
長い年月をかけて、ここまで来たのに…そんな簡単に恋って壊れるんだね…
ねぇ、誠…?知ってる…?
私ね、二重人格なんだよね。
もう1人のワタシは、感情っていう感情が無いんだよ。
だから、容赦なく何でもするんだよね…
誠は悪くないかもしれないけど…真実を知るまでは私は誠としのぶを許さない。
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