コメディ・ライト小説(新)
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- 【ワイテルズ】親友に好きな人の前で告白された話。【nmmn】
- 日時: 2022/03/06 10:22
- 名前: ふぁむ (ID: 3QDumk2O)
✾ 注意書き
( しっかりお読み頂いたうえで本編へ移る様お願い申し上げます )
これはワイテルズ様の二次創作です。
BLのジャンルにあたるので、nmmnになります。
この作品にはスマイル様、シャークん様、Broooock様のカプ要素があります。
上記が苦手な肩はブラウザバック推奨。
大丈夫な方は本編へ
「やばい、僕スマイルのこと好きかも…」
実況グループのメンバー、そして親友である男、Broooockから衝撃的な一言を浴びさせられた俺は固まった。
「………」
これは……冗談か。一瞬焦ったがそんな訳は無い。
だが今は辞めて欲しかった…。
「おっとBroooock、公開告白か〜?」
「ついに付き合っちゃうのか〜」
きりやんときんときがからかう様に次々と言ってきた。
そう。今は俺の部屋での実写撮影終わり。周りにメンバー全員が集まっている。そんな中でそんな事を言うとこの通りメンバーが茶化してくるのだ。正直めんどくさい。
「はいはい、冗談は良いから。早く片付けして」
このノリが続くのが嫌だった俺はBroooockに冷たくあしらった。
「いや僕本気なんだってば!」
「そんな事言い続けても片付け終わんないだろ」
冷たくし続けるとBroooockがむすっとした表情になった。諦めてくれるか?
「そんなに信じてくれないなら…」
そう言うとBroooockは俺の胸ぐらをぐいっと引っ張り自分の顔に俺の顔を近づけさせた。
困惑している俺にBroooockはさらに顔を近づけ、自分の唇を俺の唇に当てさせた。俺の唇に柔らかい感触がした。
……今、何が起こった?
…Broooockに。Broooock……に。
キス……された?
「ちょっ…Broooock、お前……は?」
「いや、まって、え?お前まさかほんとにスマイルの事好きなの?」
nakamuときりやんも困惑しながらもBroooockに問いかける。
「…うん。本気だよ。」
「………」
部屋に沈黙が走る。
「…待て。まずはずっと放心状態のスマイルが先だ。大丈夫か?スマイル。」
心配したシャークんが俺に話しかけてきた。
俺はこくんと頷いた。
やっぱり、シャークんは優しい。
「…1回俺らは帰ろ。スマイルは少し休憩した方が良いと思うから。…後。多分みんなBroooockと話したいことがあると思うから。」
Broooock以外のメンバーが頷いた。
「それじゃ…スマイル、またな」
ばたん、と扉のしまる音がする。
それと同時に俺は気が抜けて後ろに倒れ込んだ。
「…はぁ」 俺は息をついた。
キス、された。Broooockに。
その事実をまだ飲み込めないでいる。
自分が1番の親友だと思ってた奴が自分の事を好きだった。キスをされた。
その事は正直…ショック、だった。
でも、でも。1番ショックだったのは…
「シャークんの前で…キスされた……」
自分で呟いて少し泣きそうになる。
俺は、シャークんの事が好きだ。恋愛対象として。
相手は自分のことを何とも思ってないことは知ってる。シャークんはいつも、違う誰かを見てる。
他に、好きな人がいるんだ。それはずっと前から気づいてる。
…でも。いくら何でも。シャークんの前でキスしなくても良いのに。悪気は無いのは分かってるし、向こうもきっと俺の事を本気で好きでいてくれてるのだろう。でも。でも。
「…もう……やだ…」
嫌な感情ばかり溢れ出てくる自分が嫌になってくる。
「…はぁ。もう寝よ……」
俺はフラフラしながらベッドに向かった。