コメディ・ライト小説(新)

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僕は森の館の少年ドクター。・・・あと幽霊やってます。
日時: 2022/05/21 18:40
名前: てでぃー (ID: RuL2wqqJ)


黒髪の少年は静かに思う。

静かな室内に雨音が響く。
いつだってここは静かだ。
なぜならここは



































廃病院だから。

Re: 僕は森の館の少年ドクター。・・・あと幽霊やってます。 ( No.1 )
日時: 2022/05/21 19:01
名前: てでぃー (ID: RuL2wqqJ)

雨がじとじとと降り続く。

その中を1人突き進む少女の姿がちらちらと見える。
その姿を見て、少年は微笑んだ。
「ちょうどいいところに来てくれた。」

少女は廃病院の前で止まった。
さっきは遠目で見ていたからわからなかったがかなり整った顔をしている。
おろおろと周りを見渡している姿は、近くに来たのはいいけどどうしよう。といった感じだ。

しばらくきょろきょろしていたがやがて気合を入れるような顔をして、ノックをした。

コンコン、

すごく勇気が必要だっただろう。なにせ明かりが上で光ってはいたが、
廃病院に用がある人などそうそういない。いたとしても変な人なのは変わりない。

そして、誰も反応をしなかった。

少女はまたためらいがちにノックをした。

コン、コン、

今度も反応をしなかった。

少女はまいったような顔をしながら、半ばヤケクソでドアノブに手をかけた。
すると、来るはずの衝撃は来なく、代わりに来たのは

ギイィィイ

というドアのきしむ音
つまり、開いたのだ。

少女は焦りながらも逃げなかった。
ゆっくり中を覗いてみた。

そして、絶句した。

なぜなら、そこに



幽霊がいたのだ。





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