コメディ・ライト小説(新)

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恋の道は何処までも。1
日時: 2022/05/27 22:12
名前: シャイニング@ (ID: GDWSGe53)

恋の道は何処までも 1  作/シャイニング@



「由良! 今日、あそべる?」
そう、私に話しかけてきたのは、親友の彩矢だった。
「うん! 遊べるよ。 いつもの時間でいいよねー。あと、男子も誘っとこ?」
「そうだね。 他の子も誘っとくよ。」

そう言って彩矢は、男子や女子に話しかけた。
「ねぇ。 桃香ちゃん。 今日遊べる―?」
「いいよ! 遊ぼ。 」
「やったぁ! あ、枇々木君も遊べる?」
「ん?ああ、遊べるよ。」
「向江君は?」
「いいぜ! 遊ぼうな。」

・・。実は・・・。枇々木君。 彩矢に片思い中なんだ。 そのことは私しか知らない。 信用できるからって言って、教えてくれた。

向江君は、誰が好きなのかなぁ。
あ、そういえば、もう一人いつもア遊ぶ人がいた! 誘おっかな・・。でも絶交してるんだよな。
淺川君と。

「ねぇ。 彩矢。 淺川君のこと、誘ってくれる?」
「いいよ。あのアホを誘えばいいんだね?」
「うん。」
 
ああ。どうして私は言えないんだろう。 

実を言うと、私は淺川君に片思い。 本人の気持ちはよく分からない。

「由良! 淺川君、遊べるって。 ・・・。恋の道は何処までも続くからね? チャンスだよ。気をきかせておくからさ。」
「えっ!? 気をきかせる?」
そもそも、淺川君のことを好きなの、知ってるの・・・・? やっぱり、彩矢はすごいなぁ。

――――――そして、遊ぶ時間。

「まだかなぁ。 おっそ!」

「あ、夏原君! 早いなぁ。」
「あ、淺川君。」
「他のやつらは?」
「まだ来てない・・・。」

もう! もっと喋りたいのに・・・。
「なぁ。夏原君。 何する? そういえば、恋バナが好きって言ってたな。」
その時、私の目はギラっと輝いた!


「やろっ! 恋バナ!」

「じゃあさ。夏原君は、好きな人。いる?」
「・・・。い、いるよ。」

「誰?」
「言いたくない!」


Re: 恋の道は何処までも。1 ( No.6 )
日時: 2022/07/05 19:54
名前: シャイニング@ (ID: GDWSGe53)

前回の、役割についてのご説明です!
(♡=由良 ★=里央都 ◇=彩矢 □=優芽)


長(おさ):これは、私の役職。一番高い身分です。
皆をまとめて、色々と命令する…というものだけども、色々なことをちゃんと判断しなきゃいけないし、忙しい役職です!(◇)

福長(ふくおさ)長の次に、高い身分だよ。主に、相談、長の補佐をやってるんだ。
長がいない時には、福長が変わってみんなの指揮を取ります。(♡)

大臣(だいじん):これは、清田心結ちゃんと、悟司樹君の役職です。
そんなに高い身分ではなく、あまり活動はしませんが、とても重要な役割を任せらています。それは、長と福長。そして二人しか知らないんです…(□)

Re: 恋の道は何処までも。1 ( No.7 )
日時: 2022/07/10 11:00
名前: 恋野 愛菜 (ID: GDWSGe53)

名前変えました!!

恋野 愛奈(こいの あいな)です。

Re: 恋の道は何処までも。1 ( No.8 )
日時: 2022/07/19 16:39
名前: 恋野 愛奈 (ID: GDWSGe53)

「長様っ!」
「福長様っ!」

急に、優芽ちゃん&楓ちゃんが話しかけてきた。

「どうしたの?」
「二人とも、何かあった?」
それぞれ、彩矢と共に尋ねると

「ああ…それが、転校生が来ることになったんだ。」
花宮類華はなみやるいか。どうやら成績優秀で、身体能力も高い。しかも、前の学校ではめっちゃモテてて、女子からも信頼され、男子からは恐れられてきた美少女で、色白。」

「楓ちゃん、やけに細かく描写したね。」
「そりゃあそうです、福長様。じゃないと、お二人が困るでしょう。」
「楓の言う通り。ねえ、由良」
彩矢が、話しかけてくる。

「うん。そうだね…それだったら、私たちチームの強敵。」
その時。

「そうですね。皆様。」
急に話しかけてくる人影があった。
「あら、玲奈じゃない。」
「長様、どうもありがとうございます。気づいてくださり。」

そう、その人影は、「梶江玲奈」ちゃんだった
「一つ、皆様にご提案があります。 風に乗ってきた噂によると、その転校生は「明日」に来るらしいです。
なので、その「明日」が大事となります。 恐れられて、男性に好意を用いられている。
そんな人は、長様と福長様の強敵です。 お二人は、男性に好意を用いられているのですから」
「えっ‥?」
「玲奈。最後の部分はいらなかったよ。でも、伝えてくれてありがとう。」
「もったいないお言葉です。」
そういいながら、嬉しそうな顔をする玲奈ちゃん

______________________________そして、明日___________________________

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

ホームルームの時間が始まるチャイム。
「この次よ。由良。」
後ろの席から長、彩矢が警告する。
「分かってる。」
返事を言いつつも、私は緊張していた。
(休み時間が勝負!)
機能の放課後、公園にて集められたチームのみんなが、心からそう思っていた__

「みんな!今日は、転校生がいますよ~!仲良くしてあげてね。 ほら、入ってらっしゃい!」
みんなは、ビックリした声も上げない。噂で知っていたから。
でも、クラスの4分の1のチームは、揺らぎなくその場にいた。

「初めまして、花宮類華といいます。皆さんと仲良くしていきたいので、どうぞよろしくお願いします!」

鈴が鳴るような声で語った、その心詰まった、元気あるスピーチ。
でも、その心には、悪の心も感じていることに、まだ誰も知らない…

Re: 恋の道は何処までも。1 ( No.9 )
日時: 2022/07/22 11:55
名前: 恋野 愛奈 (ID: GDWSGe53)

第9話「心」


「絶対、怪しい…」
「ですよね。」
今は、チームの女子だけで談義中。
男子はあの子__花宮類華ちゃん__に夢中であてにならない。

メンバーが、私、彩矢、優芽ちゃん、楓ちゃん、玲奈ちゃん、希実枝ちゃん、木葉、心結の総勢8人で話してる。

希実枝ちゃんは、「白鳩希実枝」ちゃん。なんとお父さんが大きな会社の社長らしい。
木葉は、「日々エ木葉」。信頼され過ぎて、本人も困ってるみたい。

心結は、「清田心結」。怖いくらい整理整頓が綺麗すぎる。
しかも、おてんば美少女で子供っぽい

「怪しいって言っても、何処が怪しいの?彩矢さん」
そう聞いたのは希実枝ちゃん。
彩矢は
よ。その瞳には…あの人を真っ直ぐ見ていた。
あの人だけを。真剣に。そのまなざしは、恋する瞳でもあった‥」

こ、恋する!?
淺川君だったら、どうしよう。
「相手は誰なの?長様。」
「それは言えないわ‥類華の様子をよく見て、考えなさい。」
「はい…」









Re: 恋の道は何処までも。1 ( No.10 )
日時: 2022/08/02 11:28
名前: 愛奈 (ID: GDWSGe53)

「う~ん…」

私__夏原由良___は、美少女転校生の「花宮類華」ちゃんのことを疑問に思ってる。
彩矢が言うからには「真剣な眼差し」‥「」が怪しいんだとか。
でも、いつも笑顔で、質問にもちゃんと対応してくれる類華ちゃんに怪しい瞳はないんだよね。


そう思って、廊下をうろちょろしていると‥
「そこの貴方、どうかしたの~?」
可愛い声で、話しかけられてきて‥後ろを振り返ると

「えっ‥小日向真凜こひなたまりんさん‥!?」
そこには、小日向真凜さん。可愛くて勉強もできて、運動もできる人。
でも…裏の顔が学年1のぶりっ子‥性格悪いって噂。魔性な性格な人らしい。

「‥そういう貴方は、夏原由良ちゃんとか言った~? よろしくね。友達になろ~」
「え‥‥あ、うん。」
「やったぁ!アリガトね…それで、悩みとかあるの?由良ちゃん。」
「ううん‥何もないよ」

嘘を言うしかないよね。

「ホント‥?嘘ついてたら、どうなるか分かってるの?」
急に、声が厳しくなった。
もしかして、嫌な、キライな人を誘って…っていうぶりっ子の手口…的なの!? どうしよう…

「…真凜さん。やめてあげてください…」
くぐもった、暗い声が後ろから聞こえてきた。

「あ…麗ね…もう、今回は見逃したげるわ!」

た、助かった…のかな…

「あ、ありがとうございます…」
そのコは女子…だけど前髪が長くて顔が見えない。滅茶苦茶暗そうな性格…って見た目で分かる。

「敬語は…使わなくて大丈夫‥私は、如月麗…ヨロシクね…」
「私は、夏原由良。ヨロシク…ねっ!?」

急に、風が吹いてきて‥そのとき麗ちゃんの顔が見えたんだけど…

めちゃくちゃ‥美人だったんだよね…凄すぎるっ
「ねぇ、特技は何…かな?」
友達っぽく、そう聞いてみると‥

「四則計算‥ほら、できた」
「ええっ…」

私でも難しい問題なのに、四則計算をなんと5秒で!
リケジョ‥なのかな‥


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