コメディ・ライト小説(新)

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江戸時代幕末にタイムスリップ⁉永遠不滅の恋愛物語!
日時: 2022/06/08 21:55
名前: かおるん。 (ID: zKALihrN)

◇プロローグ
私、星宮夜華ほしみやよか港紀みなき財閥に勤めている、至って普通の新人社員。
そんな私が、何やら紫色の空間に吸い込まれてタイムスリップ!?

何もしでかしてないのになんでっ!?タイムスリップした先は江戸時代の幕末…
坂本龍馬とか新選組しんせんぐみの時代!
色々あって、新選組に気に入られてっ?ただただ平成生まれの女の子なのにぃーー!?

…おっと喋りすぎちゃった。続きは本編で!!

◇主な登場人物
・星宮夜華
港紀財閥に勤めている、至って普通の新人社員。
紫色の空間に吸い込まれて幕末の江戸時代タイムスリップしてしまった。
色々あって、新選組のみんなに気に入られてしまった。

藤堂平助とうどうへいすけ
星宮夜華と同い年で料理と剣術が得意。
北辰一刀流の青年剣士。
夜華とは…両片想いだったりする。

土方歳三ひじかたとしぞう
新選組副長。美男でカッコイイが、怖い。
タイムスリップした夜華の事を最初は怪し気に思っていたが
それから、好きになっていって…?

沖田総司おきたそうじ
一番隊組長。カッコイイが可愛いらしい一面もある。
夜華の事をタイムスリップした時から一目惚れ。
土方が恋のライバルと言うことを知り仲が悪くなった…?

坂本龍馬さかもとりょうま
土佐藩脱藩の浪士。勝海舟に憧れている。海援隊の中心となり動いている。
目の前にあった石に気付かず転びそうになっていたところを
饅頭屋で饅頭を食べていた龍馬に助けてもらった。仲の良い友達。

近藤勇こんどういさむ
新選組局長。
天然理心流四代目宗家。夜華の事を優しくしている。

◇新選組(新撰組)とは…?
新選組は主に尊王攘夷派の志士を取り締まり、幕府を守るために結成された浪士隊。最盛期には200人を超える隊員が在籍し、局長である近藤勇や副局長の土方歳三が隊員たちをまとめ、京(京都)の警備を行っていました。

◇その他諸々
この小説は半分フィクションです。実在する人物や団体もいますが、タイムスリップや星宮江華、港紀財閥等フィクションです。またその後の展開はフィクションが多いと思います。(設定は100%嘘といっても過言ではありません)
ここでは新撰組を“新選組”と表記いたします。
新選組は、多分教科書に載っていると思います。
また、この作品を見て少しでも歴史が好きになってくれればなあと思います。
感想、誤字等のコメント・全てのコメントを受け付けておりません。

Re: 江戸時代幕末にタイムスリップ⁉永遠不滅の恋愛物語! ( No.1 )
日時: 2022/06/08 21:44
名前: かおるん。 (ID: zKALihrN)

「うーん...無理ぃ…。えーと...プレゼン資料も作んなきゃだし...。」
黒い可愛い服装に身を包んでいる彼女は、星宮夜華。港紀財閥に勤めている新人社員。
現在は絶賛残業中である。
努力と信念の末に有名財閥に入れた…そこまで聞くといい話で終わるが、
努力と信念は何処へ行ったのだろうか、入ってからは挫折しかしていない。

『辛くないの…?』
プレゼン資料を作っていると、耳に不思議な声が届く。
辺りを見回しても、誰もいない。しかし何処か聞いたことのある声。
「…何者?」
『うーん...何者…まぁそこら辺にいるものよ。』
不思議な声は悩みつつ、そう言った。
『まぁ…ここの空間に来たらわかるでしょう。』
空間…?
『ここよ、ここ。貴方はここの世界にはもう居られないからね…』
ここの世界…?そんなことを考えていると目の前に紫色のブラックホールのような空間が
現れた。まじまじと様子を見ると、何かに引っ張られるように吸い込まれた。
「あーれぇ…?」
彼女はそう叫ぶと、既にそこにはいなくて、プレゼン資料だけが残っていた。
いずれ、これはいずれ、“神隠し事件”と言われた。



「痛ててて...」
紫色の空間がいきなり消えて、硬い地面にしりもちをついた。
しかし、それは土で合って、コンクリートの石の痛さに比べればマシなものだった。
「何者じゃ…!!」
水色の羽織に山形模様の着いた柄の服を着ている、如何にも武士らしい人が
刀を抜きそうになっている。
そもそも、貴方どちら様…?
「我々は新選組。私は土方歳三だ。」
思想でさえバレてしまったのだろうか…ところで新選組…つまりは江戸時代の幕末…?
辺りを見回すと木で作られた家やら屋台やらがたくさん。
「えぇと…私は星宮夜華。」
「怪しい…切る!!」
切るなよ…彼女は土方さんってボケ体質なのかな…。

「まぁまぁ…土方君…この人怖がってるじゃないの...。」
そう誰かが声を土方へとかける。…この人神だ。
「そ…そうは言っても...随分と怪しいじゃないですか勇さん...」
あ…この人武士の中でも神だった。近藤勇さん...確か新選組局長。
見回りかな…?ならお疲れ様です。
「この人は少なくとも殺そうとはしていない…でしょ…?」
「そうですね...」
分かってくれるならヨシ!
「…先程まではすいません。家まで送ります。」
あら…土方さんそこまでは…
ん…?そういや、私...職場にいたんだったぁああああ!!!プ・レ・ゼ・ン・資・料!!!!

「あのぉ…」
「はい、何でしょうか…?あ…私は沖田総司と言います。」
心配そうに私を見つめる、沖田さん。一番隊組長だったけ…?
「私、家無いんですけど…なんていうか...その未来から昔へタイムスリップした的な…?」
「タイム…スリップ…?」
ここの世界にタイムスリップなんて通じるわけないか…なら…あの手を...

「私は未来から来た人間です。本来は今と言う過去に戻ることは無かったのですが…
摩訶不思議な力でここ…私にとっては生きてもいない“過去”に来てしまったのです…。」
沖田さんは首を傾げながら…大体予想がついたのか、新選組の近藤さんと土方さんの方へ
向かった。
「…だから。あの紫色の摩訶不思議な空間からと…」
あぁ…あの空間気づかれてたんですね。

「んー…じゃ、新選組にしばらく置いた方がいいのでは..。」
誰かがそういう。
「えーと…そうしますか。藤堂さん...じゃなくて藤堂平助。」
「みょ…名字呼びしないでくださいよっ!!」
顔を赤らめた、藤堂平助と呼ばれた同年代ぐらいの彼は土方さんにそう言った。
可愛いなおい…心の中でそう思った。

「とりあえず、私についてきてください。新選組の普段住んでいる所…八木邸やぎていを案内します。」
「と…とりあえず、えーとあれ…?家無いのでしょう…?藤堂平助の考えで新選組に置こうと…」
うん…沖田さん優しくしてくれてありがとう。
「ま…そういう事だな。新選組にいるから何者かに狙われるかもしれないから…新選組の誰かと行動するんだな…。」
その誰か...というものに沖田と土方は自分でいて欲しい...自分が守りたい…その頃から二人は星宮夜華の事が好きだったなんて…とまぁその辺のことを感じるが・・・彼女自身は…『誰でもいいや。』そこまで気にしていなかったのである。
思い違いの新選組と星宮夜華。


次回へ続く!


~あとがき~
さて、初回で星宮夜華ちゃんはこんなにもたくさん…?の人に
好意を持たれました。凄い!!!(((
次回は、新選組の八木邸とか前川邸とかを沖田やら土方やらが案内するんじゃないんですかね…?
まぁこれ以上言ったら面白くないのでね…。あと、友達の作った虹学園も見てあげてください。(ちゃっかり宣伝)
私とは少し違った構成になっているかと…。あれ…これコメディじゃなくね...(((今頃かww
まぁいっか。ということでおさらばぁ~。
(坂本龍馬を期待してる方!!多分三話に出ます!!誓いません!!)

Re: 江戸時代幕末にタイムスリップ⁉永遠不滅の恋愛物語! ( No.2 )
日時: 2022/06/08 21:39
名前: かおるん。 (ID: zKALihrN)

「えーと…。あ…沖田さんと土方さんが八木邸を案内してくれるんですっけ...?」
彼女はそう言って、土方さんの隣を歩く。沖田さんは現場の近くで仕事があるため待機しているらしい。
勿論、この瞬間にも土方と星宮の思い違いが続く。
土方は今と言う今が嬉しすぎて絶好調。『戦いに恋愛など要らぬ!』とかいつも言ってる癖に…である。
しかし...星宮はどうかと言うと、『あ…アンナ所に饅頭屋。今度行ってみよー。』散歩程度のものであった。ちなみに、黒い服装…スーツだとおかしいと思われるので、お金を借り服を買えと言われたけど、新選組の服装を借りた。

「あ…八木邸ってこれですよね。」
星宮が指を指す。
「そうだな...これだ。」
中に入って応接間へ。沖田さんが既に居た。
「あっ!星宮さん。早かったですね♪」
ニコニコっと笑っている沖田とは真逆に土方は軽く舌打ちをするような暗い顔だった。
先程まで沖田がおらず、邪魔者がいなかったので軽くデートのような気分を味わっていたが、
沖田の存在によりデートが友達感覚の友人程度になってしまうのでは...?と恐れていたのである。
もちろん、星宮は気付かなかったし、デートとも思わなかったが。

和も洋も感じる素敵な応接室。手前にあるテーブルは麻雀台を兼ねてて点棒の引出し付き。
「へぇ…当時の技術でも…」
「?...そういや、星宮さんが居た未来って言うのは...?」
「うーん...70階建ての建物とかあるし...あるものを紙に書いてそれを複製もできる、…いや…あんま言わない方がいいのかも…かわいそうだし…」
「?」
新選組のメンバーが結局は切腹やらなんやらになって死んじゃったとか…土方さんが…あの一本木関門で戦いで死んだなんて…あの幕府が…負けたなんて…。

「…いえ何でもないですよ?」
星宮は軽く微笑んだ。
「そうですか。」
土方はそう言い、キッチンへと進んだ。
白で統一された機能的なキッチン。当時にしてはかなりお洒落だったんじゃないかなと星宮は思った。
「次はこのキッチンです。かなりお洒落でしょ…?」
沖田が笑いながらそう言うと、『あぁやっぱりお洒落なのか…』と思う。
キッチンの小窓からはダイニングが見えた。
ここから料理を渡すのか…そう思い、キッチンをじっくり見る。
キッチンのコーナーにはワークスペース。君たちは“外出自粛”で働けなかったことを知っているのか…。
これはシンク(台所)の底を埋め尽くすガラス棒。水切りも良くて見た目も涼しげ。
「台所にこんな沢山の秘密が…!」
そう思い、当時の技術に感心した。

「次は…書斎です。」
沖田は私の手を引くと走った。
「…」
「おい!!!沖田!走るなぁあああ!!!!」
「すいませぇええんん!!!」
やはり、鬼だな…

で、説教タイム中に一人で書斎に行っていると…
当時の小物がたくさんある書斎。天井も編みこみで非常に洗練されたイメージでかっこいい。
しばらく、ライトやらなんやらを見ていると、いつの間にか土方さんが後ろにいた。
「…その書斎ベットとかついてますし...使って下さい。」
「え…?良いんですか?じゃあ。」
足をバタバタさせながらベットに潜った。


さて…その後も色々とあり、前川邸などにも行きましたが…
省略します☆
さて、その後家となった八木邸に住んで料理をすることになったのですが…?

~あとがき~
次の話…出ますよ!!!藤堂平助が!!
お楽しみに!!
レベルが下がった…?いやいやぁ()そんなことぉ()
こーいう建物の中を回るお話だから、資料が全然無くて短くなっちゃうだけですからぁ。
次回は藤堂君だよ!!!長くなると思うよ!!!
今度こそお楽しみに~♪

Re: 江戸時代幕末にタイムスリップ⁉永遠不滅の恋愛物語! ( No.3 )
日時: 2022/06/09 06:52
名前: かおるん。 (ID: zKALihrN)

江戸時代にタイムスリップして初めての夜。
「…」
眠れない。こんなうまい話があっていいのだろうか。
怪しまれて助けられてふかふかベットに寝ている今…。
___きっと夢なのだろう、こんな…ホントは…普通…怪しまれて、殺されるだけ…。
そんなことを思いながら眠る....やはり、眠れない。

「やっぱり...」
ホームシック…星宮はホームシックになってしまったのだろうか。
「大丈夫だよ。」
こんな独り言に気付いて誰か来たのだろうか。
「あはは。君がその女の子か。美人じゃないか。」
そう、目を隠した土方さんよりも年齢が二倍程度のおっさんが現れた。
「そう…僕が君の初めてを...」
は…初めて…?キ…キスって事よね…つーか不審者が入ってきたら誰か気づけよ…
まぁ私も気づけなかったし…その手…不本侵入に関する達人…なのかしら…
「そしたら、君は僕の奥さん、さ。」
ふ…ふざけるんじゃないわよ。
腰にかけてある短刀を握りしめた。しかし、誰も来るわけが無い。


「…何者じゃ!!」
大きな声だけど少し情けない声。
しかし、今の私には“その声”がカッコよく…そして美しく聞こえた。
「へっ…お嬢ちゃんは貰ってくぞ...」
「ん!?×〇※※!$&%¥!?」
口を手で覆いかぶせる。
「ぶっ…無礼者…!!」
刀を手に持ち、犯人へと突っかかる。無謀だけど慣れた手つき。
と言うかこの人っ!?知ってる…。紫色の空間から落ちてきた時にいた…。
土方さんの後ろの方にいた…って名前なんだっけ...藤堂平助!!

「さ…最後の一発じゃ!!!」
犯人の首にキラリと輝く刀の先。それは戦った貴方の汗のようにキラリと輝いていた。
「す…すいませぇええんん!!!もう二度とやりませぇええん!!!!」
そう、おっさんが涙をこらえて、玄関をバンッ!!とならし、去っていった。

「な…何事じゃ!!!」
土方さんたちの声が廊下に響く。犯人をおっけに行ったのだろうか。
再び玄関の方でバンッ!!と音が鳴った。

「だ…大丈夫ですか?」
…藤堂さん...かっこいい。
藤堂さんの事で心がいっぱい。なんと言おうかこの言葉。「好き」その一言では収まりきらない。
なんだろうこの気持ち。胸がきゅんってする。

「あのっ…さっきの…怖かった。トラウマ…だから一緒に…寝て...?」
説明しよう。この発言には二つの意思があるのであーる。
①マジであのさっきのことがトラウマでまた来たら怖いから。 
②藤堂さんがカッコよすぎるので、添い寝したいから。
まぁ、この二つである。②の意思の方が強いが。

「…いいよ。何があっても責任は取らないけど。」
説明しよう。この発言には二つの意思があるのであーる。(本日二回目)
①寝相が悪いので星宮を蹴ってしまうかもしれないから。
②僕が温厚でも星宮を襲ってしまうかもしれないから。(深夜テンションで)

「じゃ…じゃあ。」
藤堂さんが布団の中に入っていk(((

ガラガラガラ…
「ただいまー。あの犯人町奉行に押し付けてきたよー」
近藤さんの声。
「あ…じゃ、また…さよーならー♪」
「えぇ...ちょっちょっと待ってぇえ!!!」
藤堂さんは近藤が帰ってくると、走って自分の部屋へと戻っていった。

「…可愛らしい寝言だなぁ。」
土方は星宮の叫び声みたいな寝言…?(いや実際叫び声なんだけど。)
を聞くと、自分の部屋に戻り、すやすやと眠った。


「んーでも、眠れないっ!!」
星宮そう言って、眠るという用事を完全放棄したと思われた。
が。
目を閉じてみると案外眠れるものだった。



次の日の朝
「ふわぁ…」
書斎から起き上がると時計は四時半を指していた。財閥に勤めていた時と同じく、習慣は身についてしまったものなのだろうか。
キッチンへと向かって、とりあえずそこら辺にあった米を炊かして汁物をつくる。香の物を作って、魚を焼いて...ハイ完成。
いくら、江戸時代にタイムスリップしたとはいえ、このぐらいはしないと悪い。
匂いに気付いたのか藤堂さんが起き上がってきた。

「えと...あの昨晩は...その。」
藤堂さんが照れながら謝る。可愛い...可愛い!!可愛い過ぎでしょ!!!
「おはようございます。」「おはようです!」「おはよう。」
土方さん、沖田さん、近藤さんと順番にダイニングテーブルに座った。
「えと...何か悪いな…星宮さん。」
土方さんが申し訳なさそうに言う。

「いえいえ…これも私の勝手なので。」
微笑みながら土方さんへと言う。
「そして…そういや藤堂さん...じゃなくて、藤堂平助。昨晩はあれだな…僕らが気づかなかったが藤堂さんが気づいてくれて…良かった。」
そう、沖田さんが言うと藤堂さんに言うと、お皿に盛りつけた具材などを見に行った。
「凄い…!!美味しそうです。」
沖田さんがよだれを垂らしそうになっているが、実際そこまでの出来かなぁ…そういうと不安だった。
「はい、これどうぞ。」
具材を盛りつけたお皿山々をお盆の上に乗せ、沖田に渡す。
そこから、次々と新選組のメンバーへと渡した。
笑顔で新選組の人たちが食べてくれるから、私としてもただただ嬉しかった。



~あとがき~
はい!!坂本龍馬...?ごめんねぇええ。次回に藤堂さん入れないといけなかったのよ!!!
番外編で虹学園とコラボをするらしいですよー。
製作者の「坂井葵」さんとは友達なので~。
虹学園を見てる方もお楽しみに。
コラボは雑談とかそれぞれの作品の宣伝...的な物をやる流れになります!!
同じ内容です()コメディなのかなぁ…?恋愛…だけどコメディぽいし...うーん…
それぞれの本編のスレッドに番外編として投稿する…って感じです!!以上!!!長文キツイ!!

Re: 江戸時代幕末にタイムスリップ⁉永遠不滅の恋愛物語! ( No.4 )
日時: 2022/06/10 19:37
名前: かおるん。 (ID: aW7t9uiU)

「ふわぁ…疲れた…そうだ!!あそこの饅頭屋行こ!!」
朝ごはんを作り、昼ご飯を作り、夕飯を作る。
これしか、やることが無い。それ以外本当に何もない。
ということで、買い出しついでに饅頭屋に寄る事にした。

「土方さーん、買い出し行ってくるんで。」
お願い神様。土方さんが外に出てくるときに危ないから私に付いてくるとかそーいうの辞めて。
周りの目線と土方さんの圧が怖いから…!!
「そうか、お願いします。」
土方さんはそう言い、練習をしはじめた。

ヨシ!!土方さん忘れてる!!チョロイ!!!
チョロイとか思っちゃ駄目なんだろーな…内心そう思ったりした。

玄関から外に出ると、心地よい空気に爽やかな風を感じた。
「マスクから…解放されたぁあああ!!!」
そんなことを言っているが200年後ぐらいには再びマスク生活である。無念。

八百屋さんを見つけ、大根かなんかを買い、なんか小松菜が異常に円安の時に比べ安かったので買いました。大根と小松菜…それぞれ味噌汁に分けて入れた方がいいかな。明日の朝食の味噌汁にしよっかな…小松菜。冷蔵庫にでも入れればいいか。電気冷蔵庫が無いと不便だなぁ…。

「さて…お目当ての饅頭屋へ...」
お目当ては買い出しじゃないんだ、
私の中の誰かがツッコんだ。星宮のボケ精神とツッコミ精神が同時発動したのである。
良くあることなのだ。

「饅頭…饅頭…饅頭屋。」
八百屋さんを見つける前に、迷子になったあ…!!
この人方向音痴なので、こんな迷路みたいな京都周辺をあるけるわけないのである。

「うえーん(棒)」
誰が泣いて助けてくれるのであろうか、大の大人を助けるほどの余裕があれば商売もっと盛んだろう(偏見)

「泣きやめ…小僧よ。」
か…神様ぁ!?な訳ねえか…。大体小僧じゃないし!!
「さ…坂本龍馬ぁ!?」
よく見たらこの人、坂本龍馬だ。

「え…俺の事知ってるのかぜ?」
「ええ...そうですねぇ。私は未来から昨日ここまで来た未来人です…?」
「あ…!!京で噂のあの人かぁ~お会いできて光栄ぜよ!!」
どうやら、私の事を知っているらしい。

「じゃ!急ぎの用があるんで。」
龍馬はそう言い、饅頭屋の方へ去っていった。
あ…あそこ饅頭屋か。ありがと龍馬。

「さて…私も。」
そう言って、饅頭屋へと向かった。
途中に傘屋があった。綺麗な傘だったが饅頭を買いたいので我慢した。
夜華…えらい!!…内心そう思っていたなんて言えない。

「さて…ここが饅頭...うわっ!!!」
石で足が引っ掛かり、体が地面へと落ちていく。

「…!!」
誰かが私の目の前まで移動し、お姫様抱っこをして受け取った。

「怪我はないか...?って…お主も饅頭を食べに来たのぜよ?」
行動はいいけど、饅頭を食べに来たのか聞くのは今じゃなぁい...!!

「…怪我は無いです…」
若干、口を膨らませ龍馬へと言う。

「そうか、なあら良いのぜよ。そんな事より、星宮...だっけ?噂で饅頭やるぞ。買いに来たのじゃろう?」
「あっはい。そうですね。」
龍馬から、饅頭を受け取る。
「ありがとうございます。」

「…ふーむ、星宮のいた未来はどうなっているのじゃ…?」
えー…こういうのって言っていいの...?
「んー…日本に触ると画面が変わる、板見たいのが出来たよ。その日起きた事や連絡を取ることがそれで可能なものだよ。」
「へー…興味深いぜよ!」
目を輝かせながら、私に目を向ける。

「あと…この書物...。」
龍馬の手に持っている本を指差す。
「全く同じ字をそのまんま、複製することもできますよ。」
「す…スゲー!!!」
「冷蔵庫はわざわざ氷を入れなくても自動で冷えますし…手やせっけんでわざわざ洗わなくても、ある箱の中に入れたら水洗いを自動でしてくれて、乾燥までしてくれたり…あとは…ボタンを一つ押すだけで温度が変わったり…」
「凄い!!日本は凄いのじゃな!!ちなみに、戦争とかは…」
「…あんま言わないことにしますね。」
「そ…そうか…」

話してみると、坂本龍馬。馬が合うものである。連絡先交換しました☆


~あとがき~
ここまで書けた…。嬉しすぎて涙が止まりません…!?(適当)
半分は深夜テンションで書き、半分は早朝テンションで書いて今投稿ですわ…()
いつもより倍おかしな小説かと思われますが、ここまで読んでくれた方ありがとうございます!!この流れで「最終回でした~」とは無いからねっ!!まだまだ全然これからよ!!続くよ!!
先にあとがき見た奴いないよね…(;'∀')


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