コメディ・ライト小説(新)
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- 転生先が普通じゃナイ。 1話、2話、3話
- 日時: 2022/07/13 08:20
- 名前: 楽夢楽優希 (ID: DDFnv65F)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
転生先が普通じゃナイ。
第一話 〜転生〜
『次のニュースです。』
『昨夜○月○日 中学2年生だった男の子が、近くの公園に模様をかき、その中で自殺したのが見つかりました。』
『学校などでもいじめられたらことはないようで、原因が未だ分かっていない状況です。』
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・
・・
・・・
・・・・
「ここは...?」
オレは目が覚めた。
とても、とても長い間、寝ていた気がする。
オレが目を覚ました先はとても大きな家などが建ち並ぶ、街のど真ん中だった。
「おい!転生者がいるぞ!」
「ほんとだ。またかよ...」
転...生…者?
てんせい…
転生…
転………
「あぁぁ!! 思い出した!」
オレは思い出した。どうしてこんなところにいるのか。
オレは転生したのだ。
え?どうやってやったかって?
そんなの、ネットで調べたとうりにするだけさ。 オレの場合は魔法陣をかいて、その中で自殺した。
そして転生したって訳だ。
「臭いって。早く消えろよ~。」
「ほんっと気持ち悪い顔してるわよね…」
…どういう状況!?
転生したのはいいけど、通りすがりの人に蹴られたり、暴言を吐かれたりするんだが!?
「ったく…転生者が…」
「早く消えろっていってんだろ!!」
「家が臭くなるじゃないか!!」
そう言って目の前にいた男が、
「スキル : フレア 」
オレに向かって魔法? を撃ってきた。
「あっつ!!」
「わかったか?雑魚。 殺されたくなかったら、さっさとこの場所を立ち去れ!」
「雑こっ… いや、何でだよ!オレはこの世界に来たばっかりで…」
「知るか。転生者に人権なんて無いんだよ!」
そう言って男は立ち去っていった。
あれ?もしかしてオレ、あまりよろしくない世界に転生したのでは?
帰りたい..........
第2話 〜衝撃の事実〜
今の状況を説明すると・・・
ある転生漫画に憧れ、ネットで見た転生のやり方を見ながら自殺する。
思っていたとおり転生に成功する。
しかし転生先の世界は転生者差別があり、通りかかった人たちにボコボコにされる。
猿でも分かるようにまとめると・・・
『転生先が普通じゃナイ』
・・・あれからひたすら歩いた。街が見えてきたがまたさっきみたいになるのは嫌なので町外れの道を歩いていると
『あなた転生者?』
終わった・・・。
人に会ってしまった。
でも少女の言ったことは少し想像と違った。
『大丈夫?怪我してるじゃん』
?・・・。どういうことだ?転生者は差別されるんじゃ・・・
「転生者ですけど、何もしないんですか?」
『当たり前じゃない。転生者はみんな死にたくて死んで転生したくて転生したわけじゃないんだから』
言えない。こんなにいい人の前で(死にたくて死んで転生したくて転生しましたー)なんて絶対言えない。
ところでどうしてひと目で僕が転生者ってわかるんですか?
『目の色よ』
「目の・・・色?」
『うん。転生者はみんな目の色が黒いの』
そういやさっきあった人たちも目の色黒じゃなかったかも。
『この世界は生まれつきの目の色で立場が決まるの』
『転生者が黒で無特性(ゼロスキル)
そこから弱い順に緑色が超特性(メガスキル)
黄色が極特性(ゾーンスキル)
桃色が力特性(パワースキル)
オレンジ色が守護特性(プロテクションスキル)
そして一番強いのが蒼で神特性(ディアスキル)
が基本の色だよ』
「へー」
『あー、そういや紅・・・だったかな?伝説上の特性なんだけど伝説特性(レジェンドスキル)だったかな?まぁ
伝説上の話だけど』
ん?待てよ?転生、者がゼロ、、スキル?ってことは
「ゼロスキルってもしかして魔法とかも、、、」
『使えないよ?』
・・・
えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
転生した理由は何だったんだ―!!
ただただ自殺して自分だけ何もできない世界に転生しただけじゃないか!!
ライオンの檻にヤギ一匹入れて何が面白い!!
『?・・・とりあえず、家・・・来る?』
「はい。行くところもなかったので」
今の状況を説明すると・・・
町外れであった少女と話すと転生者はスキルが使えないことを知り
なんやかんやで少女の家に行くことに
猿でもわかるようにまとめると・・・
『転生先が普通じゃナイ』
つづく。。。