コメディ・ライト小説(新)

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恐怖の階段
日時: 2022/08/18 15:53
名前: スンドゥブ (ID: EMf5cCo0)

私にしては恐怖でしかない…友達 コミュニケーション

友達を作りたい
でもどうしてなのか、作れない声が出ないコミュニケーションが取れない…
私は産まれつき場面緘黙症ばめんかんもくしょう


1話 無言の自己紹介 >>2 

Re: 恐怖の階段 ( No.1 )
日時: 2022/08/18 16:15
名前: スンドゥブ (ID: EMf5cCo0)

1話『無言の自己紹介』

私はこの春から3年2組5番の織田おだなぎさになった。今日は自己紹介の日、みんな当然のように緊張し隣の人と話していた 
そんな中私は口や体、1ミリも動かさず銅像のように固まっている。
目線は下を向いたままで誰とも目を合わしたりしない。
3年2組を担当することになった村山むらやま先生はかっこよくてみんなに人気がある。
私と会うのは初めてだ。

村山先生は早速教卓について自己紹介をしましょうとみんなに声をかけた。みんなは「やだ」や「明日にしよ」とか言っている。
でも先生はその言葉をスルーして「出席番号1番からする?」と言い出した。
1番からやると私は5番目に順番がくる絶対に最後がいい。。。
で結局出席番号1番の人から自己紹介をはじめることになった。
教卓の前まで行って 名前 お誕生日 趣味 一言 を言う。簡単な自己紹介…なのだけど私には激ムズ過ぎる。

出席番号5番、私の順番がきてしまった。
普通ならすぐに机から立つのだろう…私は立つことすらできずそのまま椅子に座っていた。
(どうして座ったままなの?)というかんじの目線が私の肌に攻撃してくる。
小学1年生、小学2年生の頃に同じクラスだった人はもう私が喋らないということを知っているからそんなに私の方をみてこないけど…3年2組は始めましての人が多かった!

ずっと立たずにいると先生は代わりに自己紹介をしてくれた。

名前 お誕生日 趣味や一言…

趣味はわからなかったのか趣味だけ言わなかった。
 
そんな感じで緘黙症がある人は代わりに先生が自己紹介をしてくれる。

ただサボっているんじゃない 緊張で体も口も動けなくなる症状だ。


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