コメディ・ライト小説(新)

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私が来た本当の意味
日時: 2022/10/08 12:04
名前: わちゃわちゃ (ID: HSAwT2Pg)

皆さん、この話を読んでいただき、ありがとうございます。これから読んでいただく話は、フィクションであり、私の体験を元にしている話ではありません。それをお知りの上でこの話を読んでいただきますようよろしくお願い致します。それでは、本編をお楽しみください。

私は中1のとき、とりあえず部活に入ろうと思い、部活体験をしていました。でも、特にどこかに入りたい訳でもなく、美術部に入りました。なんとなく楽しそうだなという理由だけで入りました。
美術部の先輩方もみんな優しくて、同級生もみんな喋れそうな優しい子だったので、毎日楽しく過ごしていました。
私は、小3のとき、周りにいじめを受けていて、友達がいなくて、毎日学校を楽しめていませんでした。なので、小学校の頃はずっと一人で絵を描いていました。なので、みんなと喋れる空間なんて、初めて感じたものでした。
美術部は毎日の活動ではないので、勉強と両立してできていたので、テストの点数も良い方でした。みんなとおしゃべりして、すごく楽しい中学校生活を楽しんでいました。
ある時、Aさんという友達ができました。私とすごい気の合う子で普段の教室でも話すようになりました。
私は正直、中学校は小学校から一緒に上がってきて、グループが決まっていると思ったので、新しい友達なんかできないと思っていました。美術部の子はみんな優しいということを改めて感じました。
文化祭では、みんなで協力して、1つの作品を作り上げました。クラスのみんなにも喜んでもらえました。協力って大事だなと考えさせられるときでした。

中2に上がってからは、いよいよ後輩が入ってくるときで、後輩に親しくできるか、不安になっていました。ですが、後輩は私のことを信頼してくれて、たくさん話しかけてくれたので、嬉しかったです。このときも去年と同じように、楽しんでしました。

中3になってから、いよいよ受験を控え、勉強に専念しなければならないときになりました。私は部長に任され、Aさんが副部長になりました。
いよいよ自分がみんなを引っ張っていかなければならないと感じるようになりました。その反面、もう美術部を引退するという、少し寂しい気持ちもありました。
みんなと楽しく話したり、絵を描いたり、すごい楽しい時を過ごしました。
夏休みが明けて、文化祭の作品を作ろうという、時期になりました。私はますます寂しい気持ちが強まりました。私があの頃思い描いた、美術部に入った目的とは、少し違う思いがありました。
私はみんなで協力し合い、いい作品を作ることができました。

いよいよ文化祭当日、私はすごい楽しみにしていました。でも、少しだけ心の裏で、辛くて寂しい気持ちはありました。それでも、文化祭を本気で楽しみました。こんなところで後悔したくないから。
文化祭も終わり、最後の部活になりました。私は泣きませんでした。後悔もしてないし、楽しかったから。あと、みんなの前で泣きたくなかったから。
今まで、人生楽しめていなかったけど、やっと本当の人生を見つけることができました。部活のみんなとも仲良くなれました。

でも、私はあることに気づきました。私は最初、行きたい部活がないと思って入った部活だったのに、友達がたくさん増えていことに。
多分、私が行くところがなくて入った部活は、みんなの雰囲気が良くて入ったのだと思います。
そう、私が美術部に入った本当の目的は、みんなと仲良くなるためだったのです。

今私は高2です。今も美術部で頑張っています。

ご覧いただきありがとうございました。好評でしたら、また書こうと思いますので、よろしくお願いします。


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