コメディ・ライト小説(新)

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カンシタ! #1
日時: 2022/10/13 07:28
名前: ぷちとまと。 (ID: rdX62NDu)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13466

♩登場人物♪
赤石 律 男  春雨 佳奏 女 喜緑 音香 女
黄木 弓弦 男 紫彩 絃葉 女 白衣 鈴胡 男

「あ~~!」
「も~、次はどうしたの?」
親友が―絃葉が、苦笑交じりにまた駆け寄ってきた。
「歌詞が思いつかないんだよね~。」
「あ~、ネタ詰まりかぁ。ん~なんかいいのあるかな?」
私は春雨 佳奏。小6の凡人。絃葉はちっちゃいときからの親友で毎日こうやって私の部屋に遊びに来るくらい、仲がいい。私たちがいま、「ネタ詰まり」なのは・・・
「あ~!もう!とりあえず、みんな呼んで!一回歌ってみよ!」
「え~、だいじょぶかな?」
「メールで連絡すればだいじょぶでしょ。」
そう、なんと私たち、グループで活動している、「カンシタ」というものなのです!ちなみに、カンシタは略したものなんだ。
「よし、かけるよ!」
準備ができたっぽい絃葉が、いい、ボタンを押す。そうすると、あら不思議!!みんなのメールに届いた・・・はず!
「あ、ちょっと待ってスマホなってる…は?も~!サッカーの途中だったのに!ま、いいや。ちょっと俺用事できたから、先帰るわ~。」
「じゃな~。」 「また遊ぼーなー!」 
「やたー!勝った!!ん、何だよポケットくん、鳴いてるじゃないか。お!今日もあるのか~!いいねいいね!ママー!ちょっと佳奏ちゃんち遊びに行ってくる~!」
「気を付けてねー!」 「ずりーぞ姉ちゃん!」
「塾終わり~。ゲーム更新しないと、、、ってあれ?あ、今日やるのか~。返事しとかないと。すぐ、行くね!よしっ!しゅっぱーつ!」
「いいか?これをゆっくり開くと、、、ほら、音符メッセージカードの完成だ。あれ、携帯なってる。あ、今日練習か。ごめんな、今日はもうおしまいだ。また次な。」
「え~まだ遊びたかった~!」 「今度また遊ぼうね~!」
「おう!また遊ぼうな!」
ピロリン♪ピーンポーン
「きたみたいね。」
「今開けるね~!」
「「「「こんにちは~!」」」」
「入って入ってー!」
やっと来た!これでカンシタのみんな集まった。私の部屋ースタジオに向かいながら、サッカーをやってたらしい律が文句を言ってきた。
「ったくよ。練習するのはいいが、前もって連絡しろよ。」
「ごめんごめん!とりあえず歌ってみたくて。」
すると、塾帰りなのかバックを肩にかけた鈴胡が私の言葉に付け足した。
「それに、歌詞ちょっと詰まっちゃったからね~。」
「ちょっと!ほんとのこと言わないでよ!佳奈ちょっと遅いだけなんだから!」
「絃葉、ちょっとひどいけど、、、うん。そうだよね。」
私もまだまだなんだから、頑張らなくちゃ。
「じゃあ~、開けるよ~。」
音香が私の部屋を開けて、私たちが一歩踏み出す。今回、私たちが手掛ける曲は、、、
「コミックズラテっていうの。」
「へ~、確か英語で、、、」
「宇宙色。」
「それ!」
律が疑問に思ったのをすかさず鈴胡が答える。これがおきまりパターン。鈴胡は物知りだし、塾に通っているからとっても頼りになるんだよね。ちょっと意地悪だけれど。対して律はバリッバリの運動派。4年~5年は野球で、1~3、6年はサッカーと。算数と英語しかできないと自分を下げる奴だけどそんなことないと思うんだけど。ちょっとうるさいけど。ま、そんなこんなでいいメンバーなんだよね。
「一回一人で練習してみましょ。わかんないとこは佳奈と私で教えるから。」
「私もうわかったよ~。」
「え⁉音香はやすぎない⁉」
「私も教えるねえ。興味あることはパパパッとおぼえちゃうから。」
パ、パパパッと、、、やはりすごい、音香。
15分後
「じゃ、一回通すよ。」
「「「「「うん」」」」」
私が昨日録音した曲で再生ボタンを押し、急いでマイクに戻った。私が作った歌詞どうかな。大丈夫だといいけど。
「ハラライハラライ自然の世界にまたもどるこんな独りぼっち悲しくない?」
「まだ見ぬ世界に飛びたい?自然に生きたいのにね」
「Will the space color be dyed again? What am I looking for? A last-minute game world?」
「「「「「「まだ見ぬNEW WOLD」」」」」」」
「知らない知らないこと知ってみたいんだけれど夢見たいだけまた朝から夜まで信じてみたいの宇宙色」
「わかりたいわかりたいわかりたいんだけれど夢みたいの逢魔が時まで信じてみたいの宇宙色」
「「「「「「A last-minute game world」」」」」」
「ハラライハラライ明るかったコトバが暗い怖いコトバに変化するときみたいだこんな独りぼっちさみしくない?」
「また見てみたいあの世界に飛びたい?知っていきたいのにね」
「「Will the space color be dyed again? What am I looking for? A last-minute game world?」」
「わかってるわかってるわかってるよけど夢みたいんだ夜から朝まで信じてみたんだ宇宙色」
「知ってる知ってる知ってるよけど夢みたいんだ黄昏時まで信じてみたんだ宇宙色」
🎶(☜は略するときに使うやつです!((歌詞書くのめんどいのかよ)
「けっこういい歌だよねぇ~。」
音香がクッキーをつまみながらいう。と、同時に
「でも、それゆえに長い。だから、みんなで歌うところとか作ったほうがいいかもな。」
「一応、100人のリスナーはいるしな。」
そう、それゆえに長くしてしまう。あ、リスナーっていうのはたとえば、動画配信サイトとかで例えると登録してくれた人のことをいうの。だから、私達が配信しているのは、登録している人が100人ってことなんだよね。と、絃葉が言った。
「あのさ、佳奏。今更なんだけど。」
「え、」
「「「「「「えーーーっ!?」」」」」
「全く違うテンポでしてみる⁉」 「できることなら弓弦の歌い方真似しろ⁉」
「ぼ、僕のどこがいいんだよ!!」
「まったくもう。弓弦はね、できるだけ長く持たせてるの。」
「「「「「何を?」」」」
私と鈴胡、律に音香がずいっとよって聞いた。絃葉は少し戸惑いながらこういった。
「あなたたち四人っていうか私含め五人は息が長く持たないの。」
「あ~。」
「た、しかにな。そうか。息を持たせる。肺活量ってことか?」
「確かに、そうやって歌ってみると弓弦が一番できてるかもしれない。」
「弓弦はぁどうやってやってるの?」
音香がめちゃくちゃに目光らせていってる、、、
「んとね、僕はただただ一瞬深く息を吸ってやってるだけだよ。」
「深く息を吸うことが大事なのね。ふむふむ。」
絃葉がホワイトボードに書いているらしい。すぐそうやって書こうとするのが絃葉の癖っぽいんだよね、、、。
「とにかく、もう一回まとめてみよう。そしたらまたアイデア浮かぶかも。」
「そだね!」 「うん。」
カンシタスタジオから、夕方の赤い光が漏れていたー。

次回予告!
佳奏 「こんにちは!佳奏だよ!最後まで読んでくれてありがとう!私達カンシタは次回に続くよ!」
絃葉 「っていうか私たちの名前ほぼ雑すぎん?作者何考えてんの?」
鈴胡 「僕の名前もりんごって読むらしいよ可愛すぎるでしょ!!」
律  「りんごwwwちょっとまってツボったwwww」
音香 「律それでツボんのすごいねぇ~。」
弓弦 「次回予告の枠だよみんなちゃんとやろうよ~。」
五人 「は~い」
佳奈 「次回のお話は!」(せ~の!)
律  「弓弦を中心に深呼吸を一瞬でする特訓をすることになった俺ら。そして、、、」
鈴胡 「歌詞の響きを重視して佳奏が作ろうとするが!?」
絃葉 「なかなか難しい歌詞作りに○○がアイデアを吹き込む!」
音香 「わ~、早く読みたいね」
佳奏 「ていうか私たちの伝記みたいなものなのかなこれ」
五人 「知らん。」
弓弦 「っていうか次回予告の枠だよみんなちゃんとやろうよ~泣」
🎶次回お楽しみに!🎵





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