コメディ・ライト小説(新)

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玉比べ ~卓球青春物語~
日時: 2022/10/17 20:53
名前: ゆせのん (ID: Yp/UGskp)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13472

どうも、ゆせのんです。
初投稿作品!「玉比べ ~卓球青春物語~」
2人の熱い卓球生活を描いていきます!
涙、友情、別れ。そんな青春時代のお話。

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~読んでくださった読者からの感想をお聞かせください!!~
 ここはこうしたほうがいい、とか、ここの表現いい!など、
 読んだ感想をお聞かせください!ぜひぜひ~~~
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※追記
 しばらくの間は、なるべく毎日投稿します!!
 土日は、1日2話投稿します!!
 楽しみにして待っててね~~(*^▽^*)

1話:>>1
2話:>>2
3話:>>3
登場人物:>>4
4話:

~プロローグ~

俺は黒川大樹。もうすぐ中学生だ。友達は古川優斗。俺の卓球仲間だ。
放課後は優斗と卓球台のある児童館に直行する。だいたいはいつもそこで卓球を練習している。
優斗は昔から卓球を習っていて、俺は優斗に教えてもらっていた。
ラケットを握り始めたのは3年前。もちろん部活は卓球部に入る。
そんなある日、俺は優斗に試合を申し込んだ。昔も何回かやったことがあったが、
優斗には手も足も出ない。そのレベルだった。でも今ならできる気がする。
「優斗、試合やろうぜ。」
「え~今日疲れてるから無理。」
「え~お願い。」
「やだね。」
はぁ~~。そういえばそんなこともあった気がする。だいたい優斗に試合を求めると、
何らかの理由をつけて拒否される。俺だって、、勝ちたいんだよ。
「ほら、大樹!やるぞ。」
「ご、ごめん。」
あいつより上手いとは言い難い。ただブロックだって、サーブだって、、、
優斗よりは出来てる気がする。最近、試合もやってないし、
今の俺なら出来るって、勝てるって信じたいんだ。
そんな優斗に対してライバル心を燃やした俺は、こう言った。
「今の俺は、優斗より強い。」
「はぁ!?」
「昔は勝てなかったけど、今は優斗とは互角なんだよ!!」
「互角!?何言ってんの?」
「まあいい。中学生になったら分かるよ。」
優斗はイラっときたのか、ラリーの球が乱れてきた。
そして丁度、5時のチャイムが鳴り、俺らは児童館を後にした。

     

Re: 玉比べ ( No.1 )
日時: 2022/10/16 18:00
名前: ゆせのん (ID: Yp/UGskp)

あんなことを言った日から何日もたって、もうすぐ小学校生活の終わりが見えてきた。
毎日、卒業式の練習で、放課後に児童館で卓球をすることはほとんどなかった。
あれから優斗とも仲良くしているがきっとあの言葉はまだ、根に持っているだろう。
そして、卒業式当日。隣の席には優斗がいる。
なんとなく気まずくなってきた。とうとう俺の出番が来た。
ビシッと前へ出て、卒業証明書みたいのをもらって、席へ戻った。
次は優斗だ。ポロッ。
「え」
思わず声を出してしまった。優斗が涙を流していたのだ。
優斗が泣くことはめったに無く、珍しいのだ。
優斗は涙を流しながら、前へ出た。
少し会場がざわついてきた。それほど珍しいのだ。
きっとあの涙にはいろんな思いが詰まっているのだろう。
みんなとの別れ。卒業。そして、卓球。
優斗はクラブチームに入っていて、かなり強いチームだ。
しかし最後の大会で県大会予選落ちという残念な結果を残し、優斗は涙を落としていた。
そんな気持ちがあるんだろうな。
少し複雑な気持ちになりながら、卒業式を終えた。
多分、優斗と同じ中学校だからそんなに悲しい気持ちでもない。嬉しいことだ。
だけど、小学校生活で卓球とかでお世話になったから、お礼は言っておこうかな。
「優斗、6年間俺と遊んでくれてありがとうな。」
「ああ。こちらこそ。」
「あの、優斗。」
「ん?」
やっぱり謝った方がいいか。あの発言のこと。でもな、、、
「い、いや、ごめん、なんでもない。」
やっぱりもう言ってしまったことは取り消せない。
優斗は俺にとって、ライバルだ。
別に謝らなくていい。いい。よね、、、、
どっちが良かったのか俺は分からない。どっちが良かったんだろうな、、、、、、、

          そして、2人の中学校生活が始まる。

           2話へ続く。

Re: 玉比べ ( No.2 )
日時: 2022/10/16 17:58
名前: ゆせのん (ID: Yp/UGskp)

今日から中学生。乗り慣れていない大きい自転車に乗って、
初めての中学校に向かう。俺が行くのは大西中学校。
優斗と同じ学校だから安心する。
そして学校に着くとざわついた昇降口がある。
これが中学校。先輩も身長でけぇ~~~。
「よう!大樹。」
「お、優斗!おはよう。」
早速優斗と合流した。
一応、大西中は卓球強豪校だから
優斗と一緒に受験して入った。だから、仲がいい友達は優斗ぐらいしかいない。
優斗:「卓球部たのしみだな。」
大樹:「ああ。」
先輩:「おはよう、新人さん!なになに~~卓球部入ろうと思ってんの?」
話を聞いていた、先輩が話しかけてきた。
大樹:「あ、はい。卓球好きなんで。」
先輩:「おお~~いいね~~。俺、卓球部の3年生。栗橋海斗くりはしかいと。」
優斗:「僕、古川優斗です。こっちは黒川大樹。よろしくお願いします。」
大樹:「よ、よろしくお願いします。」
栗橋:「そんな緊張しなくても~~。ほらっ!」
大樹:「いてっ。」
栗橋先輩に背中をたたかれてしまった。
栗橋:「じゃ、また部活で~~~。」
結構、気楽な人だ。でもそっちの方が話しやすいか。
優斗:「よかったな。感じのいい先輩で。」
大樹:「まあな。」
気楽というか、伸ばし棒の多い喋り方だったな。
優斗の言う通り、感じのいい先輩でよかった。

そして、緊張するも、なんとか入学式を終え、
先輩にも可愛がられてるみたいで、俺の中学校生活は最高のスタートを切った。
残念ながら、優斗と同じクラスにはなれなかったけど、
なんだか上手くやっていけそうだ。ちなみに俺は1-1。優斗は1-3だ。
そして、無事、部活も卓球部に決まった。
ただ、部活が始まるのは来週からだ。
明日からは、本格的に授業が始まるし、委員会とかも決めるらしい。
部活に授業に、、、、恋愛!!は無理か、、
大樹:「中学校生活スタートだぁぁ!!!!」
と、大声で言い放ち、最初から目立ってしまう大樹であった。

                3話に続く。

Re: 玉比べ ( No.3 )
日時: 2022/10/16 20:15
名前: ゆせのん (ID: Yp/UGskp)

本格的に中学校生活が始まった。
俺のクラスの担任は橋本慎吾はしもとしんご先生。
割とやさしめだが、怒るときは怒る、よくいる先生だ。
そして、記念すべき第一回の授業が始まった。国語だ。
国語は、小学校の時から苦手で、テストの点数もよくなかった。
橋本先生:「この漢字はこう書いて、書き順は、、、、」
最初から漢字かよ~~。ダルいって~。
大樹:「漢字って覚えるのだりぃー」
???:「分かるよその気持ち。」
大樹:「(小声)って誰!?」
幸太郎:「ごめんごめん。驚かせて。俺は鈴木幸太郎すずきこうたろう。よろしく。」
大樹:「俺、黒川大樹。こちらこそよろしく。」
隣の人が優しそうで安心。気が合うっていうか。

  そして幸太郎と仲良くなり、毎日楽しい時間を過ごしていた。

ーーーーーー1週間後ーーーーー
とうとう部活の日がやってきた。
優斗:「楽しみだな。」
大樹:「緊張するぜ~~~」
新1年生は男子7人、女子が6人の計13人が入部。
顧問:「顧問の田中だ。よろしく。」
優斗:「(小声)なんかクールだな。」
大樹:「(小声)確かに。」
顧問:「今から新入部員を紹介する。計13名だ。まず、黒川大樹!」
大樹:「は、はい!!」
顧問:「次、古川優斗!!」
優斗:「はいっ!!」
顧問:「鈴木!」
幸太郎:「はい!」
大樹:「って、幸太郎も卓球部だったんだ!」
優斗:「幸太郎?」
大樹:「同じクラスで仲良くなったんだ。」
優斗:「へぇ~」
顧問:「まずは、1年生の実力を見せてもらう。」
よし。これは俺と優斗はかなり有利だ。
先輩たちが、卓球台などの準備をしてくれた。
顧問:「最初は試合からだ。では、始め!!」
俺の対戦相手は、知らない人だな。
大樹:「やってやるぜ!!」
激しいラリーが続く、、、、と思っていたら。
俺がスマッシュやドライブを打つだけ。
1ゲーム目は、11-2で圧勝。
優斗の対戦相手は幸太郎だ。
さすがに優斗が勝つだろう。
幸太郎:「優斗、、、聞いたことがあるような、、」
優斗:「さっさと終わらせる!」
「コンコン、バチン!!ゴン!!バチン!!バン!!」
優斗の卓球台から物凄く激しいラリーの音が聞こえる。
先輩たちも、優斗たちの方を見ている。
しかし、優斗の方がやや優勢だ。けどいい勝負。
顧問:「11-9!!優斗の勝ちだ。」
幸太郎、、やるな。俺も早くあいつと卓球したい。
そして俺も、あっさり勝利した。
先輩たちは思わず拍手をした。物凄い歓声だ。
今日はこれで終わりみたいだ。初めての部活。手ごたえがあったな。

  栗橋先輩:「ほう。あの3人、なかなかやるな。」

            4話に続く、、、

玉比べ・登場人物 ( No.4 )
日時: 2022/10/17 18:36
名前: ゆせのん (ID: Yp/UGskp)

今回は、登場人物の整理!!
ある程度、キャラが増えてきたので、ここでおさらい!!

黒川大樹くろかわたいき
 卓球好き。優斗の親友
古川優斗ふるかわゆうと
 昔から卓球を習っている。負けず嫌い。
鈴木幸太郎すずきこうたろう
 中学生になってから、大樹と友達になった人。卓球が上手。
栗橋海斗くりはしかいと
 中3の卓球部の先輩。いつも気楽な喋り方をする。
橋本慎吾先生はしもとしんご
 大樹たちのクラスの担任。1-1の担任。
・顧問(田中)
 卓球熱心で、クール。

  これからは初めて出てきた登場人物の名前にルビを振ろうと思います。
  作者も小6で卓球をやっているので、これからも楽しく書いていきます。

      どうぞ、これからも「玉比べ」をよろしくお願いします。


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