コメディ・ライト小説(新)
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- コミュニケーション出来ません❌
- 日時: 2022/10/22 12:05
- 名前: しもの (ID: 2OjXpWrR)
はぁ
土曜授業とかだるい、けど、今日は確か部活紹介だよな。楽しみー
「私たちは⋯⋯⋯⋯」「私たちは⋯⋯⋯⋯」「私たちは⋯⋯⋯⋯」
「私たちは吹奏楽部です!今回は〇〇〇を演奏します!」
吹奏楽部...かっこいいなぁ。お姉ちゃんも入っていたし、ひかれる。
仮入部吹奏楽部行こうかなぁ...
「いや、しーちゃんは無理だよぉ」(しーちゃんはしもののこと)
「え、なんでー?」
「そういう部活って先輩に教わったりするじゃんしーちゃんは絶対先輩と話せないでしょ」
「確かに、」
そうだった。私人とあんまり話せないんだった。障害なのかははっきりしてないけど、私は人の目線が怖いと感じて人前で喋るとか、年上と喋るのは苦手だった。
でもなぁ、
「とりあえず仮入部だけ行ってみる」
今日は仮入部の日
吹奏楽部は音楽室だよな。えっとー
私、この扉1人で開けて中入れないかも。いやぁ、なんで1日目吹奏楽部仮入部するの私だけなんだよぉ
どうしよう、、このまま部活終わるまで入れないとか地獄。
ガチャ
あ、ドア会あいた。
テクテク
「あ、あれ?もしかして仮入部?」
「え、あ、えっと、そうです……」
「わぁー入って大丈夫だよぉ」
偶然お手洗いに行くところだったみたいだけどいい人だった。よかった。
「先生ー!仮入部の子です!」
「おおー!吹奏楽部にようこそー!」
「じゃあ、この椅子に座って」
そこから楽器紹介が始まった。
「フルートパートです!」......
「私たちはホルンパートです!」
あ、さっきの先輩、ホルンなんだ。ホルン体験しようかな。お姉ちゃんがトロンボーンだからトロンボーンやろうと思ってたんだけど……
「ホルンパート体験したいです…
ぷー
「わぁー」
「すごい!吹けたじゃん!」
ホルンの音を出すことが出来た。すごい!楽しいし嬉しい!
そこからいろいろ体験して、吹奏楽部に入部した。
オーディションは候補3個までか。えっと
第一志望 ホルン
第2志望 ユウフォニウム
第3志望 トロンボーン
よし。こうだな。
つづく
- Re: コミュニケーション出来ません❌ ( No.1 )
- 日時: 2022/11/09 14:21
- 名前: しもの (ID: 2OjXpWrR)
オーディション当日。
やばいやばい、どうしよう
緊張してきたぁ
私の学校は音楽の先生、部長、コンミス、副部長(二人)、二年学年代表が見ているなか演奏する。そんな大人数の前むりだよぉ。
「おーい!大丈夫かぁ?」
「え、あ、大丈夫だよ」
びっくりした。そうまか。
一年生は全員で七人
そうま、ゆうま、という双子
なな、ゆり、ゆうと、ともや
というメンバーです。
「めっちゃ顔色悪いけど…むりしないでね。」
いつもうざからみしてくるのに優しいな。今日ははぁ、ちょっと緊張とけたかも。
オーディション結果
ななちゃん→トランペット
ゆりちゃん→サックス
ゆうま→フルート
そうま→ユウフォニウム
ゆうと→パーカッション
ともや→クラリネット
そして私は…ホルンになった。
- Re: コミュニケーション出来ません❌ ( No.2 )
- 日時: 2022/11/09 14:36
- 名前: しもの (ID: 2OjXpWrR)
私がホルンパートなのか……実感がないなぁ。
正直、オーディションは緊張しすぎてほぼ涙目だった。本番に弱く、全然音も出なかった。なのに、なんで、私がホルンパートなれたんだろう。奇跡だなぁ
次の日
「オーディションどうだった?」
「え、あ、ホルンパートになったよ」
「よかったじゃん!!」
仲好しの友達ゆいちゃん。ホントにいい人。
「頑張って先輩と仲良くしなね。」
「それはちょっとなぁ。まだ、話せてなくて。」
「それは大丈夫なのかぁ?」
「うーん。わかんない」
ゆいちゃんはコミュニケーション能力高い。友達も多い。私も少ない訳ではない。多分。
今日はちゃんと放せるようになろう。
部活
今日は正式に決まったので、自己紹介があるらしい。この先輩がたくさんいる部屋で。まだ、部室に入るのもつらいのに、むりだよぉ。そんな私の心の声が届くはずもなく、私の出番が近づいてきた。
「ホルンパート三年生の松村です!よろしくお願いします!」
「ホルンパート二年生の大野です。よろしくお願いします。」
私だ。
「えっと、ホルンパートに、な、なりまし、たしものです。よろしくお願いします。」
言えた。よかった。
- Re: コミュニケーション出来ません❌ ( No.3 )
- 日時: 2022/11/09 14:40
- 名前: しもの (ID: 2OjXpWrR)
ここでこんにちは!作者のしものです!
一応私自身も吹奏楽部です。皆ペンネームです。一部違うところもありますが、私の実体験をもとにしています。先輩が卒業するとかまでゆっくり書き進めたいと思ってます。よろしくお願いします!!
- Re: コミュニケーション出来ません❌ ( No.4 )
- 日時: 2022/11/16 14:02
- 名前: しもの (ID: 2OjXpWrR)
いや。ホルンパートです。と言ったものの全く自信がない。なんならオーディション一番下手だった気がする。何でなったんだろう。いや、嬉しいけど。
「えっと、しものちゃんのホルンはこれ使ってね。」
「あ、えっと、はい。わかりました。」
……
「緊張してる?まぁ、するか。」
松村先輩雰囲気も何もかも優しい先輩。そして、顔が良い。(私はキモイ)
そんな松村先輩のことを私は小学生から知っていた。同じクラブであったことがあった。まぁ、こんなこと覚えてるの私だけか。私だけだよな。自分は小学生の時から目立たないようにしていた。目立っても意味ないし、目だった方が迷惑をかけると思ったからだ。なんでこんな性格になったんだろうか。
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