コメディ・ライト小説(新)

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なんか異世界に転送されたので自力で元の世界に戻ろうと思う☆
日時: 2022/10/27 17:34
名前: Ryll (ID: 4HN4VOsr)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13488

「ふあぁ…ってここ何処!?」

-おお、目覚めたか勇者よ…お前さんには今から世界を救って貰う。どのように救うか、楽しみにしとるぞい-

「は?世界救えって言われても…あ、自力で帰ろ☆」
「ねぇ、ここで何してるの?」
「わ…人いたんだ…」
「あ、もしかして今日来るって言われてた勇者さん?自力で帰るって…w」
「だって朝起きたら此処にいたんだよ!?今日ゲームのイベントあるのに…」
「まぁ、朝起きたらここにいたのは知ってるし、災難だろうから帰る手伝いはするよ。」
「え、世界救わなくても帰れるの?」
「うん。祠に御霊の力を注げばね」
御霊の力…
「僕そんなの持ち合わせて無いよ?」
「ん?持ち合わせてるからここに呼ばれたんだよ」
「そうなんだ…祠は何処にあるの?」
「案内するよ!とは言えど魔物は普通に出てくるし、はいこれ。」
「刀?」
「うん。これは神聖なる神楽を行った後の刀だから魔物も簡単に討てるよ」
「そんなにすごいんだ…」
「あ、勇者さん。名前は?」
「僕は安玖あく。君は?」
「僕ははく。」
「似たような名前だね」
「まぁ、よろしくね。安玖さん」
「うん!よろしく、魄!」
はくとあく…語呂良いなw
「うわ!またこのタイプの魔物かぁ…」
「何こいつ。ゴブリン的なやつ?」
「そう。それで一撃だと思うからやっちゃって!」
「おらぁッ!」
「ピシュー」
「おぉ!やっぱ御霊の力を授かりし者は違うね!」
「う、うん…?」
「そうこうしてる間に着いたよ!」
「なんか…荒れてない?」
「駄目だ。大事なパーツが欠けちゃってる…。」
「え、じゃあまだ帰れないの?」
「そう言うことになっちゃうね」
「…何分かかりそう?」
「2日ほど。」
「えぇ…イベラン間に合わねぇな」
「まぁ、欠けてるパーツはひとつだけだから、すぐ見つかると思うよ!」
「出来るだけ早く見つけるかぁ…」

『すみません!こんな感じの、何かキラキラしたもの、見かけませんでしたか?』
『確か、河原に落ちていたと思うが…間違っていたらすまぬ。』
『いえいえ!ありがとうございます!』

「あのお兄さんは河原って言ってたけど…まさかここ?」
「うん。幻楼川げんろうがわ。此処は神域だからあまり近づきすぎると神の怒りに触れるんだ。」
「え"。じゃあ探せなくね…?」
「でも、御霊の力を持つ者とその連れは入ってもある程度大丈夫。それこそ荒らしたらダメだけど。」
「流石に荒らしはしないよ…じゃあ、探そっかぁ」
「キラキラしたものがあったらそれだと思うから僕に見せて!」
「うん…」
「…ん?雨のにおい……!?」
「雨がどうかしたの?」
「早く屋内に逃げてッ!雨は全部酸性雨だからッ!」
「え”ッ!?」
「はぁ…はぁ…危なかった…」


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