コメディ・ライト小説(新)
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- 数百万回目のデート
- 日時: 2022/11/01 18:29
- 名前: ふて (ID: /vJa.XYr)
私の名前は真由。高校2年生だ。
今は同い年の優と一緒にデートに来ていた。
付き合いはじめて一年。関係は良好だ。
だが最近少し思うのだ。
優が少し冷たいなと。
そう思うのには訳がある。
昔ほど愛を感じられない。
だけど私はそんな時期なのだろうと吹っ切れた。
そもそも告白したのは私なのだ。
優は口ではokと言ってくれたが本当は私に興味がないのかもしれない。
それならなぜ付き合ったのかという疑問が浮かぶが、優の本心なんてわたしにはわからない。
だから私は目の前のデートに集中する。
と言ってもデートは楽しくない。早く終わりたいとも思ってしまう。
いつも私たちの口数は少ない。
だが今日は違った。優が口を開いたのだ。
「あのさ…俺たち別れようぜ。」
と言ってきたのだ。
ショックだった。
優が別れたいというなんて。私は別れたくない。
カップルでいたい。そのことを言った。
だが優の返事は
「別れたい」
の一点張りだった。私は下を向いた。
そんな悪いことをしたかな。何か気に食わなかったかな。
顔を上げる。彼、優の顔を見る。優は本気だ。
そんなに別れたいのか。それなら…せめて…
「これ…やってから別れたい」
そう言って私が出したのは記憶を消せる薬だ。
せめて私たちのお互いの記憶を消そうと考えたのだ。
この考えに優は賛成した。
そして私たちはお互いの記憶を消した。
– 一ヶ月後 –
私の名前は真由。高校2年生だ。
実は今好きな人がいる。その人の名前は、
優。
私は優に告白しようと思っている。
なぜか優が懐かしく感じるのだ。
今日思い切って告白しよう。
okしてくれるといいな。
あとがき
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
私が初めて作った作品です。完成に二日かりました、、、
まだまだ初心者ですがこれからもよろしくお願いします!(*'ω'* )