コメディ・ライト小説(新)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ラブラブ・ハート大作戦(だいさくせん)!
- 日時: 2023/01/28 08:23
- 名前: 黒猫夜空 (ID: O.mDLNUw)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13598
こんにちは。
黒猫夜空です!
現在、すべてをこの小説にかけています。1月19日に連載を開始しました。
スケジュールがみちみちなので、投稿頻度は少ないですが、温かい目で見てもらえると嬉しいです。
〜この物語のあらすじ〜
両思いの少女と少年が付き合うまでの話&モテモテ男女の恋の行方を表した小説です。
自分自身恋バナが好きなので、こういう小説が好きで…。
〜登場人物紹介〜※一部ルビをふっていません。
・栗里 実 …真凛を好き。想いを伝えたい。水菜のことが好きだという噂が流れている。(実は両思い。)
・久連梨 真凛…実を好き。想いを伝えたい。 (実は両思い)
・前橋 亮太……真凛を好き。想いを伝えたい。モテモテ男子。(片思い)
・草川 水菜……亮太を好き。実は元カレ。モテモテ女子。(片思い)
・松原 祐也……亮太の親友。水菜を好き。好きな人はいないと言われている。
(片思い)
・川本 隼人……祐也の親友。好きな人はいない。(隼人編は作りません。)
目次を利用してもらえると嬉しいです。↓(目次は、ルビはふっていません。)
〜目次〜
第1話 ドキドキのLINE >>03
第2話 恋の予感!?〜真凛編〜>>04
第3話 ヒドい勘違い〜実編〜>>05
第4話 現れた猛獣〜真凛編〜>>06
第5話 強敵現る〜実編〜>>07
第6話 予想できないトラブル〜真凛編〜>>08
番外編 真凛の母編>>09
第7話 ア・イ・ツの決心〜実編〜>>10
第8話 秘めてきた想い〜亮太編〜>>13
第9話 あの人の真実〜真凛編〜>>16
第10話 激強ライバルとの戦い〜実編〜>>17
第11話 手に汗握る、LOVE・バトル予告〜亮太編〜>>18
第12話 くだされた指名〜祐也編〜>>19
第13話 寄り道にひたされて〜祐也編〜>>20
すべてイッキ読み(1)>>03-13
すべてイッキ読み(2)>>16-20
真凛親子イッキ読み>>08-09
※コメントを打たないで下さい。
- 第五話〜実編〜 ( No.7 )
- 日時: 2023/01/21 21:08
- 名前: 黒猫夜空 (ID: O.mDLNUw)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
アイツとは…。
前橋 亮太。凛々しい顔をした、モテモテ男子だ。
三学期になってから転校してきた。
今やほとんどの男子の天敵となっている。
本人は自覚がないが、実は影から亮太を好きという女子を山ほど知っている。
そのため、真凛がその中にいてもおかしくないのだ。
「アイツには勝てねぇ…。なんとしても…。」
実は、くしゃくしゃと髪をかきむしった。
勉強もそこそこできるし、運動神経は抜群ときている。
しかも爽やかな顔で、高身長。
(久連梨さんが好きになってもおかしくない。でも…負けたくない。)
「実ー。朝ごはんの準備手伝ってー。」
「わかった。今行くからー。」
(仕方ない。)
実はスマホをパタンと閉じ、階段をおりていった。
「なにしてたの?」
とお母さんが聞いてくる。そんなのお母さんには関係ない。
「なんでも。」
とそっけなく答える。
「そぉ。だったら良いんだけど…。あ、ご飯入れてくれる?」
と意味深に聞いてくるお母さんは、俺の心を見透かしているようで少し怖い。
「良いけど。」
実は知らなかった。
自分に待ち構えているもののことに。
⇒六話に続きます!次回は、真凛編!
- 第六話 ( No.8 )
- 日時: 2023/01/22 09:37
- 名前: 黒猫夜空 (ID: O.mDLNUw)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「今日の焼き魚、美味しいね。これ、鮭?」
と、真凛がお母さんに聞く。
「そう、当たり。ねぇ真凛」
お母さんは、先走るように真凛に何かを問い詰める。
「ん?」
とぼけた顔で聞き返す真凛。
「今日、家族みんなでリズムモールに行かない?」
「え!行きたい!」
と、真凛はきらきらと目を輝かせて言った。
リズムモールとは、レインボータウンにある最大ショッピングモールのことだ。きらきら輝くアクセサリーやレースやフリルがたくさんついているドレスなど、どう見ても高そうなものが、たったの500円で買えたり、ガチャガチャも一個一個回したくなるようなものばかり並んでいる。
そのため、真凛と同い年のような女の子はもちろん、主婦やサラリーマンにも人気なのだ。
「でも…。」
真凛はハッと思い出した。
実から、里原公園に誘われているのだ。
「ごめん、お母さん。リズムモールはまた今度にしても良い?」
「えっ、お母さん、この日のために仕事休んだのよ。お父さんも。チケットだって、抽選で100名にしか当たらないのに、私達が運良く当てたのよ。そんな苦労をなにも知らないで軽々しくやめるの、やめてもらっても良い?」
いきなり強い口調になり、ムッとした顔をしたお母さん。
真凛は、こんなお母さんを見るのは初めてだった。
(え、嘘…。お母さん、そんなに一生懸命に、私のためにチケット取ってくれてたんだ…。でも、実の約束の方はどうしよう?)
「ちょっと待ってて。」
と急いで言い、真凛は二階へとあがっていった。
「え、LINEの通知12件!?嘘、実そんなに不安だったの?」
真凛&亮太ダブルチャット 10秒前
亮太さんがコメントをしました。
20秒前
亮太さんがコメントをしました。
こんな感じで、延々と亮太からのコメントが続いている。
「えぇ。亮太どうしたの?」
と真凛が驚いてLINEの画面を見ると…。
⇒今回はいつもより長くなりました。七話へ続きます!次回は、番外編!
- 番外編〜真凛の母編〜 ( No.9 )
- 日時: 2023/01/22 17:39
- 名前: 黒猫夜空 (ID: O.mDLNUw)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
水の滴る音がする
生命が誕生した音がする
愉快な笑い声
涙の別れ
そんな全てを私の一部に
「よし。原稿完成!」
私、久連梨 真矢は久連梨 真凛の母です。
現在、小説家として、小説を書いています。
実は今日、娘の様子がおかしかったのです。
ー時はさかのぼり、5時間前ー
「ごめん、お母さん。リズムモールはまた今度にしても良い?」
えっ。
私もお父さんもこの日のために頑張って苦労してリズムモールに行こうとしていたのに。
一瞬、娘が別の人と入れ替わったのかと思った。
コレは私の娘ではない。
信じたくなくて、つい言ってしまった。
「えっ、お母さん、この日のために仕事休んだのよ。お父さんも。チケットだって、抽選で100名にしか当たらないのに、私達が運良く当てたのよ。そんな苦労をなにも知らないで軽々しくやめるの、やめてもらっても良い?」
娘はおろおろしている。
自分が悪かったことに気がついたみたい。
でも、実は本当に悪いのはこの私。
だって、なにも知らない娘は悪気もなく言ったのに、いきなり怒鳴られて怖いはず。
娘は逃げるように二階へ行く。
暗闇の中
手探りで探すより
友と共に
わずかな光を頼りにし
答えを見つけたほうが
なによりも嬉しいはず
⇒七話は次回!番外編は結構自信があります。小説家の母にあわせた言葉を書きました。詩のような部分は、全て自作です。
- 第七話〜実編〜 ( No.10 )
- 日時: 2023/01/22 18:45
- 名前: 黒猫夜空 (ID: O.mDLNUw)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「実、ついでに綾の分のご飯も入れてちょうだい。」
お母さんが綾の、ピンクのウサギ柄のお茶碗を俺に渡してくる。
「ん。」
俺は返事をしたが、どことなく口にする言葉ひとつひとつに元気の無さが込められているようだ。
「お兄ちゃーん、なにボーッとしてるの?」
と綾が俺にせがんでくる。
「なんでもない。」
「ハハーン、彼女にフラれたの?」
意味ありげに目をきらつかせて綾が聞いてくる。
「は?なに言ってんの?」
わけわからないように言ったつもりだが、失敗だったみたいだ。
顔がほてっているのが自分でもわかる。そもそも彼女でもないけど。
綾は5歳のくせに、彼女だとかデートだとかいう余計なことばっかり知っている。幼稚園の友達に、年が大きく離れたお姉さんがいるのが原因だそうだ。それは俺にとっては迷惑だ。
「おーい、実。スマホ鳴ってるぞ。」
二階にいるお父さんが、俺を呼ぶ。
マズい、早く行かないと勝手に見られることになる。
久連梨さんとLINEを繋いでいることは親には秘密だ。
だからこそ、バレたらいけないのだ。
俺はさっさとご飯をお茶碗に入れて二階へとあがった。
(久連梨さんかな。)
と、淡い期待をしながらも履歴を見た。
ついでにSNSのことも聞きたかったのだ。
亮太&実ダブルチャット 1分前
亮太さんがコメントをしました。
えっ。亮太?なんだろう。
震える手でポチッと枠をタップした。
今日、久連梨さんに告白するから。
え?俺は一瞬固まって頭が真っ白になった。
夢じゃないかと何度も疑い、肌をつねった。痛かった。
何度も何度も文章を読み返した。文章は変わらない。
え?久連梨さんって亮太のこと好きなんじゃ…でも待てよ。
俺のただの予想だ。亮太じゃないかもしれない。
でも…亮太の可能性は高い。
俺は汗が流れる手で、LINEを返信した。
どういうこと?
すぐ後に返信が来た。
どういうことって…。
久連梨さんに告白するっていうことだよ?
待って待って嘘だ。
もしこれが成功したら?俺の今日の告白予定は大失敗になる。
俺はショックで、不登校になるかもしれない。
お前、久連梨さんが好きだったのか?
亮太からの返信はまだこない。アイツ…。
⇒八話へ続きます!次回は新目線ストーリー誕生!亮太編!
- Re: ラブラブ・ハート大作戦(だいさくせん)! ( No.11 )
- 日時: 2023/01/22 18:36
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
黒猫夜空様、こんばんは~
コメントって大丈夫でしょうかね?無視でも大丈夫です。
凄い…1文字1文字にルビが振られて、文字が読めない子供さんとかに伝わりやすいし分かりやすいですね!
そういう三角関係な雰囲気もいいですし、内容がとても神です!
全員の個性が一言一言に出て、両想いだったり片思いだったりと面白いです。
私の作品なんかより、上にいる作品ですね。
本当神です!
私の作品や掲示板のでもコメントありがとうございます。
それではばいらるです☆