コメディ・ライト小説(新)
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- しょーとしょーと
- 日時: 2023/10/09 21:39
- 名前: イカした烏賊 (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
名を日影と言います。よろしく。
僕のSS(ショートストーリー)見ていって!
ちょっと長いものはTSSです。
SS超能力>>01
SSある歌手>>02
SS嫌い>>03
SS夢を進み続けるもの>>04
- Re: 超能力 SSS集 ( No.1 )
- 日時: 2023/02/25 11:26
- 名前: イカした烏賊 (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
ショートショートストーリー 超能力
あるところにR氏がいた。R氏はいろんな超能力が欲しかった。それで発明家のA氏の家に伺った。A氏はいろんな発明し、噂では超能力を持つことができる発明したということだ。
「失礼します。A氏はここにいるでしょうか。」
「R氏か。入ってもいいが君に渡すものは何もない。できれば早く帰ってほしいが。」
R氏は足を踏み入れた。
「何回言えば気が済むのだね。」
「こういう噂が立っていたのでもしかしてはと思いまして…」
「…そんなもの発明したらまず国に報告するさ。できたとしても君に渡す価値はない。」
「でも」
「もう帰れ。」
このやり取りを何度したものか。A氏はくたびれてきた。発明の邪魔をされては仕方がない。
A氏はR氏とのかかわりは、高校からだ。意地悪な奴でよくA氏はのことを動物扱いした。高校ではしっかりとあやまっていた。だがA氏は気に食わない。むしゃくしゃする。あやまっていてもなるべく無視をしている。
またR氏が来るだろう。A氏はため息をついた。
十分もかからずR氏の声がした。
「失礼します。」
「君に透明になれる能力を渡そうじゃないか。僕に対しては素晴らしいものだ。」
「ほ、ほ、本当ですか。」
R氏は飛び上がった。
「代価として何を支払えばいいですか。」
「………ドアは閉まっているか。」
「鍵もしましょうか。」
「お願いする。」
そうしてR氏は鍵を閉めた。
「本当に透明になりたいか。」
R氏はこくんとうなずいた。
「本当だな。」
「はい。っていうかなんでそんなに聞いてくるんですか。早く代価を教えてくれませんか。なんでもいいです。たいていのものは支払ってもいいので。」
「そんなに言うならぼくは嬉しいよ。それもとても。いいか。代価はお前の命だ。」
- Re: 超能力 SSS集 ( No.2 )
- 日時: 2023/03/02 20:58
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
ある男―D氏とでも言っこうか―は歌手を夢にしていた。その人は夫婦であり、あまり時間は取れなかったが一日に三時間は歌の練習をしていた。そのD氏はあるコンテストにたくさん入場することにしていた。始めたばかりは何も賞一つ取れなかったがそれでもあきらめなかった。とうとう銅賞を三年目にゲットした。銀賞はそこまで難しくなかった。たったの一年でとれたのだ。ただし金賞は取れなかった。とるとすれば銅か金。でもそれだけで才能はあると思った。ある時、日本の歌手トッププレイヤー選手権という大会があることを知った。すぐさま応募し、毎日七時間練習することにした。妻は見守ってくれた。予選は堂々と通過した。準決勝は少し苦しかったが、やはり突破できた。残り四人の中決勝で選ばれることになる。それが終わってから彼D氏は何も表情を見せてくれなかった。その一年も十年も。D氏は優勝したのだ。けれど当日の出来事を見せておこう。
決勝当日
「次はD氏さんです。どうぞ」
かれは張り切って歌った。優勝と思うくらい歌った。審査員はもう優勝でいいじゃないかと思うくらいに。
が突然火事になった。現因不明で起こった火事だ。妻は幕から顔を出していたけれどD氏の声しか聞こえなく、動かなかった。妻の少し後ろが火事発生した場所だった。D氏はひたすら歌い続けた。何があっても動じない屍のように。そして妻の後ろにぼおっと炎がたっていた。D氏はそれを見て、妻のもとへ走っていった。そして妻の身体をステージに跳ね飛ばした。火のないほうに飛ばしたのだ。そしてD氏は歌にしか才能がなくてごめん、何もでき無くてごめん、幸せにしてやれなくてごめん、でも、これだけ世界でいちば……と残していったのだ。
彼D氏はごく遠し未来でずっとずっと待って居続けたのだ。
- Re: しょーとしょーと ( No.3 )
- 日時: 2023/08/19 10:58
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
僕は小学三年生で、人類史上最高のIQだった。色々な人から取材が来た。それに返事を返したのは一割もない。そこで僕のお父さんとお母さんは、きっと天才なんだろうと、マスコミや記者が家に囲ったり、話しかけたりするようになった。話題が二か月経つと、少しは減ったが、まだいる。やっと一年が経ったころ、小学四年生となり、記者たちはやがていなくなった。
ある日の図画工作の授業で、身近な人へのお礼の手紙を出そう、というものが一か月をかけてやることになった。そこで、僕は原稿用紙二十三枚を書き、そこに手書きで書いた両親の似顔絵を描くことにした。すると、学校の先生から、これほど素晴らしいものを初めて見た。と言われた。学校の数少ない友達以外からでも、すごいなあ、とか、僕にもなんか書いてよ、とか話しかけられるようになった。準備の一か月が済んで、両親に渡そうと持って帰る時が来た。帰りの遅い両親が僕の手紙に気付くように、リビングのテーブルに置いておきました。
次の日の朝、テーブルを見てみると、両親が僕へのお礼の手紙を置いてくれていました。僕は、いい事をしたな、と思いました。
ある日、僕がお父さんのiPadを取りに、両親の部屋に入った時、目に入ったのが、ごみ箱だった。その中に入っていたものは僕は言わない。想像に任す。
それから、僕は、両親と話すことを減らした。
また別の日、いじめをされ、先生に話したら、両親とも相談しないと、と言われ、そこでは両親は必死に助けたり、心配してくれた。もう大丈夫だぞ、と笑みを見してくれた。けれど、僕はありがとう、と薄暗い表情でいた。
僕は三年後、中学生になった時、呪いの子ともいわれるようになった。僕の両親がいなくなったからだ。いまだに行方不明である。僕は、ずっと生きている間、緊張して、小学三・六年のころのことを気にしていた。
- Re: しょーとしょーと ( No.4 )
- 日時: 2023/10/09 21:42
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
『僕たちはどこかで生きている。そして一秒一秒過ぎていク。
どこかで誰かが、苦しんで、悲しくなって、傷ついて、笑って、そして生き
ていク。
あなたが私たちの神様でス
あなたの言う通りにしマス
なので何かお恵みを私たちに振り注いでくださレ
どうかどうかお願いしまス 』
そう書かれた筆者不明の古代エジプトから見つかった本。
その時代にはまだ、キリスト教はなかった。そしてその者本人はイエスキリストに関係がない。
これから私はエジプトに行く。
不思議を解きに、進み続ける。
たとえ、何かに行く手を阻むものがいても後ずさりもしない。
それが三億年も経ってしまっても。
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