コメディ・ライト小説（新）
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- 隣り合わせの時空【timetravel】
- 日時： 2023/03/04 18:55
- 名前： 亜悠 （ID: GDWSGe53）
もしかしたら＿＿＿
という奇跡を探し求めて。
時空を超えて過ごすこの不思議な空間での出会い。
ミッション成功時、苦しみが無くなり楽になる。
＿＿＿全員の願いがかなえられるように。
あらすじ >>1
prologue >>2
人物紹介 >>3
ストーリー 第1章
1話「」>>
2話「」>>
3話「」>>
4話「」>>
5話「」>>
6話「」>>
- Re: 隣り合わせの時空【timetravel】 ( No.3 )
- 日時： 2023/03/04 18:54
- 名前： 亜悠 （ID: GDWSGe53）
人物紹介
有穂 伊織/ありすい いおり
ちょっと臆病で内気。
だけど人を励ましたりするのが得意。
とある不思議な空間に集められる。
仲間のことはとても大切。
中学1年生
秋野 羽華/あきの はか
元気でマイペース。
自分勝手な行動が多いが実は仲間思い。
運動は結構得意だが勉強は大の苦手。
中学3年生
日下部 留紀/くさかべ るき
ゲームや漫画が大好き。口下手。
ちょっと我儘だが友達思い。
自分から意見を言うリーダー的存在
中学2年生
櫻井 柳寿/さくらい りうじゅ
大人しくて可愛い。結構内気。周りに合わせている。
静かに本を読んでいるのが好き。
怒ったら少し怖いけど、皆を引っ張っている。
中学2年生
柊 昴流/ひいらぎ すばる
元気で明るく、テニスが上手い陽キャ。
よくイヤホンなどで音楽を聴いている。
留紀とは気が合う。仲間思い
中学3年生
天宮 風斗/あまみや ふうと
帰国子女で英語が万能。
だが今はハワイに住んでいる。
運動も勉強も得意で優しい。
中学1年生
三条 零/さんじょう れい
ちょっと無口だが優しい。
相談に乗ったり、話を聞いたりするのが得意な聞き上手。
色々な遊びや楽しい事を知っている。
中学3年生
桐谷 麗奈/きりたに れな
男勝りの強さで人々を圧倒している少女。
喧嘩、口喧嘩などが得意だが、実は仲間思いで優しい。
人生相談に乗るのが得意で、知識も豊富。
中学1年生
？？
通称「管理人」。
不思議な空間の管理人さん。
お面を被っていて、顔は見えない。
見た目は小学6年生くらいの女の子。
空中に浮けたり、パッと消えることが出来るなど謎めいている。
有穂 塁/ありすい るい
伊織の母で、伊織のことを色々と気にかけている。
原木 希実枝/はらぎ きみえ
伊織のいる聖川第二中学校の1年2組女性教師。
伊織を一番に気にかけていて、相談に乗ったりしてくれている。
- Re: 隣り合わせの時空【timetravel】 ( No.4 )
- 日時： 2023/03/04 21:48
- 名前： 亜悠 （ID: GDWSGe53）
第1話「初めまして。」
「今日は学校行くの？」
「ううん。行きたくない。」
「そう。行きたいときに行きなさいね。」
「分かってるよ‥。」
分かってる。
だけど行きたくないっていう気持ちの方が強い。
「不登校もそろそろ卒業したら？」
そう。
お母さんの言った通り、私は不登校。
でも、不登校の理由はちゃんとあるんだよ…！
「…無理。」
「そっか。」
私は無言で立ち上がって、２階にある部屋に。
その様子を見つめているお母さんをほって。
「ｯｯ‥『理想の世界に行きたいなぁ。』」
ﾊﾟｧｧｧｧ
「えっ…ｯｯ!?」
何なんだろう。この眩しさ。この光。
すごい眩しい…
ドテｯ
「だいじょうぶか？」
「だっ、だいじょうぶです！」
「なら良かった。」
「え、あ、はい…。」
って、このお面を被った女の子誰なの!?
見た目は小6くらいなんだけど、顔が見えないし‥
「あのさぁ!?いきなりこんな所に集められて何がしたいの!?」
「黙れ。」
「黙れ、って。偉そうな口きかないでよね。」
「今から事情を説明する。黙って聞いておけ、『ハカ』」
「どうして‥。」
ハカ。
そう呼ばれた女の子は結構戸惑ってる。
なんで自分の名前を知ってるの？という風に。
「いいか、ここに集められた8人はミッションを成功させてもらう。」
「ミッション？」
「ああ。全員で協力するもよし。個人でするもよし。全員が成功させることが目的だ。」
「なんでミッション成功しなきゃいけねぇんだよ？帰れないとか？」
「いや、自分の世界には帰れるぞ。」
「は、じゃあなんで。」
「自分たちの願いを叶えられる。」
「自分たちの願いを叶えられる!?それって凄くラッキーなこと‥。」
「とりあえず細かいことは後で言う。全員自己紹介だ。」
自己紹介。
私が学校に来て一番最初に嫌だったことだ。
「私、羽華！ハカって呼んで！」
「留紀だよ。適当に呼べ。」
「私は柳寿です。変な名前ですけど‥気軽に呼んでください。」
「昴流っていうよ！テニスが好きで得意！」
「風斗っていうんだ。今はハワイに住んでる。よろしくね。」
「零…。よろしく。」
「麗奈よ！みんなよろしくねっ！」
「OK！あと…アナタ、名前は？」
ハカさんが聞いてくる。
答えれば、いいんだよね。
どうしても目を伏せてしまう。嫌いだったから、自己紹介が。
でも、この人たちなら‥！
「伊織です……！よろしく！。」
「伊織、羽華、留紀、柳寿、昴流、風斗、零、麗奈。よろしくな‥久し振り。そして初めまして。」
この仮面を被った少女が言った「久し振り。」
これは誰にも聞こえていなかった『はず』だ。
- Re: 隣り合わせの時空【timetravel】 ( No.5 )
- 日時： 2023/03/05 21:35
- 名前： らる＠羅瑠 （ID: GDWSGe53）
第2話「虐め」
「そういえば、私の名は名乗っていなかったな。‥私はこの世界の管理人だ。」
「管理人？それってもはや名前じゃねぇじゃん。」
「細かいことは気にするな。それぞれ個人の部屋を用意したので各自部屋に行ったり広間で遊んだり自由にしておけ。」
「ねぇ、本とかの持ち込みってOKですか？」
「ああ、別に構わない。本やゲーム、菓子や弁当などはいいぞ。」
「分かったわ。じゃあ一旦帰る。どうすれば帰れるの？」
「手を三回叩け。」
パンパンパン
「あっ、ハカさんが消えた!?じゃあ私も。また後で。」
そう言い残して私も家に一度戻る。
そういえば、お母さん部屋にあがってきてないよね？
「……。」
「伊織～？ちょっと来てくれる？」
「あっ、はいっ。」
なんなんだろう。
まぁ部屋には来ていないみたいだしよかったけど。
「こちら、原木希実枝先生よ。」
「久しぶり。伊織ちゃんの担任の原木希実枝よ」
「原木、先生…？」
「！そうよ。」
「先生が、伊織と話をしたいそうなの。2人きりでね。」
「2人きり、か。」
「だいじょうぶ。なにも心配事はないわ。私は伊織ちゃんの味方。」
「どうかしら、伊織。原木先生とお話してくれる？」
「分かった‥。」
「ありがとう伊織ちゃん！」
「伊織ちゃんって不登校、だよね。」
「‥はい。」
「なにか事情があるのかな？でも最初の方は来てたよね。途中から来なくなったけど‥。」
「事情は、あります。実は虐められて、いて。」
今まで誰にも話せなかった。
話すのも辛かった。
でも、なんだかこの人は近い感じだな。と思って気軽に話せた。
こんな人、初めてだったけど。
なんだか会ったことあるなぁとは思う。
「虐め!?誰から？」
「楠木さんです。あとその取り巻きたち。」
「楠木咲さんね。私からも言っておくわ。」
「待ってください！どうか、言わないでください。」
「どうして‥。」
「なんだか、言うのが嫌なんです。あとでまた虐められたらと思うと。そして直感的になんだか‥。」
「つまりこれからも不登校、ってことかしら？」
「‥はい。」
「そうか‥。まぁ家でも最低限の勉強はしてね。体調に無理しないように気を付けて。」
「あっ、ありがとうございます！」
「こちらこそ。話を聴けて良かったわ。」
「‥ありがとうございました。」
「うん。まぁせいぜい頑張って。」
なんだかその言葉が懐かしく感じたのは……
どうしてなんだろう。
- Re: 隣り合わせの時空【timetravel】 ( No.6 )
- 日時： 2023/03/07 16:06
- 名前： 亜悠 （ID: GDWSGe53）
第3話「久しぶり」
あの後、先生は帰った。
お母さんは心配してたみたいだけどなんとか誤魔化した。
…今日も行こうかな。
（理想の世界へ）
「あ！来た来た～」
「あ、ハカさん。」
「伊織久しぶり！他のみんなは全員来てるよ！」
「そうなんですね。じゃあ行きます！」
「伊織ちゃん。」
「おひさ～」
「みんな久しぶり。…留紀、それってゲーム？」
「え、あ、うん。‥する？」
「、！したい。ゲームって、小学3年生くらいからしてなかった、から。」
「じゃ、これ。」
「あっ、ありがとう。本当に久しぶり、だなぁ。」
今日はやっぱり久しぶりな日、だ。
みんなも久しぶりだし、ゲームも久しぶりだし。
なんだか嬉しくなった…な。
- Re: 隣り合わせの時空【timetravel】 ( No.7 )
- 日時： 2023/03/12 13:51
- 名前： らる＠羅瑠 （ID: GDWSGe53）
その他追記設定
伊織→不登校
ハカ→虐待されている。登校はしている
留紀→虐めで不登校
柳咒→虐めと虐待なので施設に
昴流→虐めと虐待なので施設に
風斗→不登校
零→虐待なので施設に
麗奈→不登校
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