コメディ・ライト小説(新)
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- 並行世界
- 日時: 2023/03/25 21:40
- 名前: 彗月 (ID: ZX4G2qWn)
‥並行世界
別名パラレルワールド。
「 ああ、何て綺麗な世界なのだろう 」
晴夏 ♀14
パラレルワールドと現実との2つの世界を生きる少女。
現実では陰な性格だがパラレルワールドでは姫の立場になってしまう。
エンゼラ ♂16
並行世界で騎士をやっている。
その世界でしか生きられない。
【並行世界】
晴夏の見る世界では一日中夜を過ごし朝がくることはない。
月や星の明かりにより一つ一つの店や家は明るく照らされている。
- Ⅰ ( No.1 )
- 日時: 2023/03/25 22:04
- 名前: 彗月 (ID: ZX4G2qWn)
眠りにつくことができずひたすら目を瞑っている。なぜか眠気も全く無く変におかしい感じがした
何時間経ったのだろういつもに増して眠りにつけないので気分転換にホットミルクでも飲もうと思った。体を温めたら眠れるだろうそう思い目を開く。
「ここは…どこ !?」
目を開くといつもの様な薄暗く狭い部屋なんかではなくて辺りが月明かりできらきらと輝いた広い白を基調とした部屋の中に私はいた
「お嬢様大変お疲れのようでしたね起こしてしまいましたか?」
目の前に映る見たことも無い整った顔立ちの美青年に驚きと困惑が隠せずもしかして私はもう眠れているのではないかと頬を軽く引っ張ってみる。
「いた‥。え、っと何方でしょうか…」
「私は此処ルーナでお嬢様に仕える騎士エンゼラでございます。」
そう言うと彼は可愛らしくにっこりと微笑んだ。当の私は全く理解ができていない。転生してしまったのか、私は死んでしまったのか…?感情が色々と渋滞し、とりあえずこの世界について聞き出そうとするも中々声が出ずその様子に気づいてくれたのか彼から説明をしてくれた。
「ここはお嬢様の生きれるもう一つの世界で眠っている間だけ訪れることができるのです…」
説明によるとここは私が創り出してしまった並行世界のようで現実世界で生きづらいと思っていたり悩みを抱えている人間が自然と生み出してしまうのだそう。
「それで…私はメンタル回復等も含めてここへ来たということですか?」
「えぇ、そうです。現実世界に充実するまでここで生きることも可能ですしちょっと疲れてしまったときの居場所のようなものですね。」
彼はただ微笑んでいた。
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