コメディ・ライト小説(新)
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- スイーツ・カフェでのひとときを。
- 日時: 2023/05/26 17:57
- 名前: むぅにゃあ ◆Eoyr90iGck (ID: O.mDLNUw)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13732
こんにちは…!!
初めまして、むぅにゃあと申します…!
小説初心者ですが、よろしくお願いします!
長編小説を投稿できたらな、と思います…!!
感想は、雑談掲示板の自スレにもらいたいです…!!!!
《登場人物紹介》
・宮花 飴彩(みやか あめい)
この小説の主人公。
【MOOSEラ・テ】というスイーツ・カフェの主。
おとなしい性格だが、いけないことをした人には厳しい。
美味しい手料理で客をもてなす。
カフェが繁盛したきっかけの、あの人を待っている。
音雄にある感情を抱いている。
・彩伏 音雄(いろふし ねお)
飴彩のカフェに入ってきたお客。
奇妙な格好をしている。
「っす」が語尾の、チャラ男……に見える。
飴彩と何か関係が…?
【目次】<見たい話をクリックすると、見ることができますよ…!
第一話 甘い雰囲気に包まれて。
>>01-06
第二話 酸味と甘みと酸味と。
>>07-
- Re: スイーツ・カフェでのひとときを。 ( No.1 )
- 日時: 2023/05/20 12:21
- 名前: むぅにゃあ ◆Eoyr90iGck (ID: O.mDLNUw)
ことん……。
静まり返ったカフェに、コーヒーカップを置く音が響いた。
ふぅっという微かな息の音もだ。
このカフェの主、宮花 飴彩は悩んでいた。
ここのところ、このカフェに来るお客がいないのだ。
最後のお客は_あの人だっただろうか。
あの人は、とても良い人だった。
あの人が……またここに訪れてほしい。
叶わぬ思いを胸に秘めながら、飴彩は戸を開け、外へと出た。
カフェを開店したばかりの頃は、空気が美味しく感じた。
慣れない土地にカフェを建て、そこで仕事をするという夢が実現されたからだ。
だが、楽しかったのは最初だけであった。
カフェが繁盛したのは、あの人がいたからだ。
あの人がいなくなってからは、お客は消えた。
あの人に、もう一度会いたい。
あの人に、もう一度「美味しい。」と言ってもらいたい。
あの人に、もう一度コーヒーを飲んでもらいたい。
流れる涙を手で拭い取り、飴彩は店内へと戻った。
_あの人には、いつ会えるのだろうか。
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