コメディ・ライト小説(新)
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- 転生したら思ってたんと全く違う件。
- 日時: 2023/09/18 11:49
- 名前: リューダ/片村、転生神、ルミナ (ID: DrxGkANi)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13799
第1話「まさかの転生」
「今日も出勤かー…めんどくせぇなぁ…」
俺は一般のサラリーマン。名前は片村という。仕事で一度成功して望まない昇級をしてからはとても忙しい日々を送っている。
最近上司の「これは流石にパワハラだろ」と思うような行動が目立ってきた。俺もその被害者だ。
『片村の野郎、まーたズルして部長に説教されたんだってよ、そろそろ学べよな〜』
上司のパワハラに耐えかねた俺は最近、他の社員に見られないようにズルと言えばズルなことを多々している。
A『あいつ(片村)、そろそろうざくね?』
B『だよな〜、学んで治す気もなさそうだしな…。どうする?』
A『あっ!これいいんじゃね?』
B『えっなんだ?!』
A『あいつ(片村)を暗○することよ…!』
B『えっ、いや、それ本当にいいのか…?!』
A『あいつ(片村)のことだ、暗○くらいされて当り前だ』
B『確かに、そうかもな!』
ー約1週間後ー
それは、俺が離席している時だった。
B『よし、実行だ…!』
A『だな…!』
俺はいつも通り、カップに入ったコーヒーを飲んだ。
「ズズズ…ん…?」
何かいつもと違う味がするような…
「……!?(パタンキュ~)」
A『よし、成功か…?!』
B『成功しててくれー…!』
何の話をしているのだろうか。最近あの2人はよくコソコソ喋ってるのも気になる…。
あれ、意識が遠のく気がする…。まさかあいつら…俺のコーヒーに毒でも盛ったのか…?!
少しして目を開こうとしたが、とても眩しくて開けられなかった。
???『よく来れたな、残念な人間よ』
「誰だお前は!!!?」
???『わしのことか?わしは転生神じゃ。しんだ人間を前世の内容によっては転生させている。』
「あー、そういうことか、夢なんだな、早く目覚めねぇと…」
転生神『ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!』
「(ビクッッ)?!…んだよ…」
転生神『これは現実じゃ。これからお前さんを転生させてやる。』
「は?転生…?どんな世界なんだよ?」
転生ってファンタジーの世界にしか無いんじゃないのか?現実にあるわけ…
まぁ俺はそういう漫画とか好きだし、ちょっと興味あるけど…
転生神『残念ながら世界はランダムじゃ。』
「はぁぁ!?」
転生神『仕方ないんじゃ…お前さんのように実際してはいけない事をした人間には世界を選ばせたり合う世界に転生させてやったりは禁止事項なんじゃ。』
そういう感じの理由なのねー…。思ったよりちゃんとした理由だった…
「わかったよ…」
転生神『過ごしやすい世界かもしれないし鬼畜な世界かもしれない。せいぜい頑張るんじゃぞ。』
「おう」
転生神『じゃ、次の世界に飛ばすから大人しくしてるんじゃぞ』
「俺が暴れたりするとでも思ってんのか?w」
転生神『人によってそういうこともあるからじゃ。』
目の前が目が眩む程眩しくなった。俺はどんな世界に飛ばされるんだろうか…。
少しすると、鳥のさえずりらしき音が聞こえた。
目を開ける前になんとなく予想してみよう…鳥のさえずりだと…やっぱり田舎の町が近くにあったりして…
「可愛い女の子いるかな〜…?もしかしたらハーレムになったりして…!ウヘヘヘ…」
さて、どうだろう。目を開けてみるとそこは────
「…って、前も緑ッッ!後ろも緑ッッ!!右も左も緑ッッ!!!全方向緑で埋め尽くされてるーー!!!」
そんなことある?!?!?!
こっからどうすんだよ…狩りとか絶対無理だし、生えてるキノコとかは食べられなさそうな色合いしてるし…
やっぱ前世のあれのせい…?だってそれ以外に心当たりないし…。これこそが自業自得ってやつか…。
「そういやこっちの世界での名前は…あれ、なんも思い出せねぇ…前世の記憶は継がれる代わりにそういう記憶は消えるってことか…」
名前は自分で決めたいところだが…俺にネーミングセンスというものは存在しない。本当に誰かと会わねぇと…
- Re: 転生したら思ってたんと全く違う件。 ( No.1 )
- 日時: 2023/09/16 22:59
- 名前: リューダ/片村、転生神、ルミナ (ID: DrxGkANi)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
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【作者挨拶?】
始めまして、でしょうか。作者の酸素分子と申します。
ここまでが第1話?になります。
ここまで読んで下さりありがとうございます。続きの連載をお待ちください。
閲覧数10人ありがとうございます。
では、また続きの連載の時に。
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- Re: 転生したら思ってたんと全く違う件。 ( No.2 )
- 日時: 2023/09/18 11:48
- 名前: リューダ/片村、転生神、ルミナ (ID: DrxGkANi)
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第2話「突然出会った一人の少女」
とりあえず歩いてみよう。スタスタ…
「ん…?なんだあれは…」
目線の先には少し大きめの小屋のような建物が建っていた。
人がいるかもしれない。そう思ってその建物に向かった。
???『誰かが近づいてくるぞ!!』
「えっ?」
もしかして誰かの縄張りとかだった…!?
バタッ!!
建物の扉を勢いよく開けて若い女性が出てきた。
???『お前は何者だ!!?』
「えっ、えっと、俺は…」
俺名前ないんだよなぁ〜…どう言うべきか…
???『名前は言えるんじゃないのか?』
「それが…無いんですよね…」
???『無い…?!そうか、わかった。私が名乗っていなかったな。私はこの土地の見張りをしているルミナと言う』
「そうなんですね!…この土地ってどれくらいの範囲なんですか?」
ルミナ『この森とその先にある街だ。街は少しばかり小さいがな』
「この森の先に街があるんですね…!この森って結構広いんじゃ…」
ルミナ『そうだな、この森を抜けるまで1週間程かかると言われているな』
「いっ、1週間?!?!?!?」
ひっっっっ………………ろ?!?!?!?!?!?!
ルミナ『ははっ、始めて来た人間にはよく驚かれるよ。』
「そうなんですか…?」
よかった…俺の脳は正常だった…
ルミナ『あぁ、普段からここにいる私達からするとそれが普通なんだがな』
「これが普通…かぁ…大変ですね」
「あ、そういえば俺の名前…どうしますか…?」
ルミナ『あぁ、そうだったな、そうだな…うーん……』
ルミナ『…リューダ』
「?」
ルミナ『リューダ、はどうかな?』
「リューダ、ですか!いいですね!ありがとうございます!」
ルミナ『お気に召したならいい』
リューダ「さて、これからどーすっかな…」
ルミナ『さっき、この先に少しばかり小さいが街があるって言っただろ?そこに連れてってやる』
リューダ「えっ?!いいんですか…?俺何もしてないな…」
ルミナ『いいんだ!私は人に尽くして感謝されることが生きがいだからな!』
リューダ「それが生きがい…」
ルミナ『ん?どういうことだ?』
リューダ「他に趣味とかはない感じですか…?」
ルミナ『特にないな。』
そういう感じかぁぁー、ルミナにも前世の時の漫画とかボドゲみたいな楽しい趣味教えてやりてぇぇーー……
うーーん…何か教えてやりたい…何かいいの…前世の物なんて持ってこれないよな〜…
リューダ「えっ?何…?」
突然右手が光り輝き出した。
そして、右手にはさっき思い浮かんでいたボドゲがあった。ちゃんと箱に入ってる。
リューダ「えっえっ、どゆことなん????」
リューダ「この世界もしかして魔法使える??」
ルミナ『…!?なんだこの箱は…?!それに魔法を使えるのはごくわずかの選ばれし者のみと聞いたぞ!』
リューダ「えぇぇー!?!?俺…選ばれし人間だった…!?」
ルミナ『そのようだな…』
リューダ「あっ、そうそう、忘れてた…、街の方に行くんでしたよね?」
ルミナ『あぁ、そうだったな、行くとするか!』
こうして俺とルミナの2人はルミナの言う街に向かって行った。さっき右手にあったボドゲの説明や話をしながら。
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【作者挨拶】
ども、作者の酸素分子です。
ここまでが第2話になる所ですね。
ここまで読んで下さりありがとうございます!
また次回の連載をお待ちください。
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- Re: 転生したら思ってたんと全く違う件。 ( No.3 )
- 日時: 2023/09/18 11:46
- 名前: リューダ/片村、転生神、ルミナ (ID: DrxGkANi)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
第3話「異世界人VS日本の弁当」
昼前頃、森の中から出て街に向かうため、歩いていた2人。
ルミナ『ぼぉどげぇむ…と言うのか?』
リューダ「はい、ボードゲームには沢山の種類があってどれも面白いんですよね〜」
ルミナ『そうなんだな、後で一緒にやってみようじゃないか!』
リューダ「いいですね!」
ルミナ『…っと、一旦休憩しよう』
リューダ「そうですね!中々森の外が見えてきませんね…」
ルミナ『そうだな…。あと3日程あれば森から抜けれるだろう』
リューダ「まだまだ長い道のりですね…」
グ~キュルキュルー
リューダ「お腹が減ってきましたね…そろそろ何か食べましょうか」
ルミナ『そうだな、だが…食料は減ってきているからな…』
ルミナ『私はやめとk』
リューダ「食べないとだめです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ルミナ『ッ…?!わ、わかった』
ルミナさんが体調不良になったりしてほしくないからな!!
俺の魔法が「欲しいものを好きな時に右手に出すことが出来る」で合ってるなら、食べ物もできるはず…!
せっかくだからこっちの世界にはなさそうな食べ物にしたいよな!俺もたまには食べたいし…!
リューダ「ゴハン~デ~テコイヤ~♪」
ルミナ『???』
リューダ「あっ、いえ、適当に言ってみただけなんですが…」
ルミナ『そうだったか、すまなかったな』
リューダ「いえいえ、べっ別に気にしてなんかいませんよぉ…」
ルミナ『バレバレだぞ』
リューダ「すんません」
リューダ「とにかく!食べましょう!これ、ルミナさんの分です!どうぞ!」←やけくそ早口
ルミナ『あっ、あぁ、ありがとう』
俺が出したのは前世よく食べてたハンバーグ弁当!ルミナさんの口に合うといいんだが……
リューダ「はぁー、久々に食ったけど相変わらずうめぇな」
ルミナ『なんだこれうっっっっっっっっっっっま?!?!?!?!?!』
リューダ「?!…急に大きい声出されるとびっくりしちまうだろ〜」
ルミナ『そ、それはすまなかった…でもこれ本当にうますぎる、これもリューダの前世?にあったものなのか?』
リューダ「そう!口にあったみたいで良かった」
ルミナ『でもこれ…こんなにうまいなら値段も結構するんじゃないのか…?』
リューダ「そんなに高いのは見たことないですね…高級なやつじゃない限りは…。これでも結構安いやつですよ」
ルミナ『そう…なのか…?!リューダの前世にあったものは沢山面白いものや美味しいものがありそうだな』
リューダ「そうですね!もっと沢山ルミナさんやこちらの世界の人達に知ってもらいたいものがあるので楽しみにしててください!」
ルミナ『わかった、すごく楽しみだ』
ルミナさんの目がめっっっちゃくちゃキラキラしてる。よっぽど気になるんだな…
ルミナ『モゴモゴモーゴモゴモゴゴ?』
リューダ「ちゃんと飲み込んでから喋ってくださいね〜」
ルミナ『ゴックン…あぁ、すまない、これはおかわりしてもいいのか…?』
リューダ「もちろんです!思う存分食べてください!」
そういいながら俺はおかわり分のハンバーグ弁当(中)とお茶を差し出した。
ルミナ『ん〜!どんだけ食べても美味しい…!』
ルミナ『ペラペラペラペーラペラペラペラーペラペラ…』←高速、高語彙力な食レポマシンガン中()
リューダ「おぅ…何気にルミナさんの語彙力と滑舌すげぇな」
ルミナの高速食レポマシンガンは夕方までまだまだ続いたのだった…。
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【作者挨拶】
おはござ/こんちゃ/こんばんは!作者の酸素分子です。
今回も読んで下さりありがとうございます。
ここでリューダとルミナの2人の軽いプロフィールを作ってみました!
リューダ
性別:男
年齢:転生後の身体では21歳だが本人は転生前の年齢の28だと思っている
身長:176cm
好きなもの/こと:漫画/アニメ/RPG系のゲーム/食べること 等
嫌い/苦手なもの/こと:前世の上司、上から目線な人、趣味を邪魔されること
備考:ツッコミ要員。異世界は少し怖いがRPGの経験や異世界アニメでの知識でなんとかなっている
ルミナ
性別:女
年齢:20
身長:174cm
好きなもの/こと:人の笑顔を見ること、家事
嫌い/苦手なもの/こと:特になし
備考:ボケ要員。結構前から森と街の見張りをしていたが、リューダとの出会いによりリューダとリューダの前世のものに興味を持つようになる
こんな感じですかね。また次回の連載をお待ちください!
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