コメディ・ライト小説(新)

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人見知りのシェアハウス
日時: 2024/01/17 23:19
名前: ちーかま (ID: YyD.HMoh)

シェアハウス『みどりの家』

私は今日からここに引っ越す。

私は正直人見知りでシェアハウスなんて無理かもしれない。

でも私は『人見知り』を克服するためにシェアハウスに住むことに決めた。

どんな人がいるの?優しいかな?明るいかな?私と同い年はいるのかな?私と似てる性格の人はいるのかな?

厳しい人だったらどうしよう!生理的に無理だったらなぁ…

こうして私のシェアハウス生活が始まる。

主人公
難波めぐみ
真面目で人見知りが激しい。内気で気弱。大学生。

日比野さくら
40代くらいのシェアハウス1頼れる人。住人に優しくし、しっかり者。専業主婦。

日比野圭一
さくらの夫。呑気でお酒とタバコが大好き。だけど優しい。50代の会社員。

日比野葵
あだ名はあおちゃん。小2。日比野家の子供。無邪気で明るい。

松葉優希
めぐみの同い年だが性格がキツい。意地悪で人の気持ちを考えない。頭はかなりいいギャル。

厚山秀太郎
めぐみと優希より一つ年上。優希の彼氏。暴力的で不良グループに入っている。頭は悪く頭脳的なことは嫌い。

古井リコ
人見知りを超えて誰とも話さない。暗くい性格で部屋に閉じこもりっぱなし。20代無職。

川中悠馬
30代の起業家。とても元気で明るいムードメーカー。だが左手が不自由。

作者から
こんにちは!ちーかまです!

下手ですがどうぞ見ていってください!

主はシェアハウスに住んでるわけじゃないので所々おかしなところがあるかもしれませんがどうぞ温かい目でみてください。

秀太郎は暴力的ですが暴力は一切させないので安心してみてください。

今後ともよろしくお願いします。


Re: 人見知りのシェアハウス ( No.1 )
日時: 2024/01/17 23:17
名前: ちーかま (ID: YyD.HMoh)

ピンポーン。
私は今日から『みどりの家』に住む。
外観は素敵!新しいのかな?
すると声が聞こえた。
『はーい』
「え、あ、はい…」
私が人見知りを治すためにシェアハウスを始めたんだ!
「今日から住むことになりました。難波めぐみです」
『めぐみさん。待ってました。ちょっと待ってね』
と言われたすぐ後玄関のドアが開き優しそうな女性が出てきた。
「日比野さくらです。よろしくね」
「よろしくお願いします」
私はお辞儀した。
「さぁ、入って」
私は促されるままリビングに入った。
とても綺麗なお部屋。
この家にどんな人が住んでいるのだろう…?
仲良くなれるかな?
「難波さん、めぐみさん、めぐみちゃん、どんな呼び方がいいかしら」
「なんでもいいです。…あ、じゃあめぐみちゃんで…」
「めぐみちゃんね。みんな呼ぶわ。あなた〜?あおちゃん、優希ちゃん、秀太郎?リコちゃーん!悠馬くん」
ドキドキする…
一番最初に来たのが40代くらいの男性と小学校低学年くらいの女の子。
「君か!難波さんだよね。さくらの妻の日比野圭一だ。」
「はい。難波めぐみです。よろしくお願いします」
女の子は?ってあれ?
「ママ〜」
あ…やっぱり怖い?
「あおちゃん、新しいお姉さん来たよ〜。挨拶しよっか」
「日比野葵です。あおちゃん8歳!」
「あおちゃんって言うんだ…難波めぐみだよ〜…」
ゔゔ…こう言うの苦手。なんか…小さい子と喋るのめちゃくちゃ緊張する…
「なんで呼べばいい?」
とあおちゃん。
「え〜。あおちゃんならめぐちゃん!」
変?
「めぐちゃん!めぐちゃん!」
とやりとりしてると
「うお!君がめぐみ?!俺は川中悠馬!よろしく〜」
元気な人が入ってきた。
「難波めぐみです。よろしくお願いします」
すると同い年くらいの男女が入ってきた。
「え〜新しい子じゃーん!うち、松葉優希〜。え〜!待って、地味〜。同い年っていうからうちらみたいに髪染めてギラギラのネイルしてんのかと思った〜。地味〜」
と女性が言った。
「優希ちゃん!」
さくらさんだ。
地味だって。結構よ!ギャルには私はなりたくない!人の気持ちを考えないギャルなんてヤダ!
「優希、そんなにいじめんなよ。厚山秀太郎。テキトーに呼んでいて。おばさーんもういい?」
おばさん?私?と思ったのは外れた。
「おばさんって呼ばない!優希ちゃんも秀太郎もちゃんとめぐみちゃんに挨拶しないさい。これからめぐみちゃんにこのハウスのことや自己紹介とかしていくんだから!」
さくらさんだった。
「え?やだ。めんどっ。秀太郎行こー。あんたのグループ今日お邪魔していいー?」
優希さんが呼びかけて秀太郎さんが家から出ていってしまった。
「あの2人いつもあんな感じなの。2人付き合ってるのよね。元は秀太郎が先に住んでて優希ちゃんが後から来たの。2人は不良で秀太郎はここにきた時から不良グループに入ってたの。優希ちゃんはギャル。でも不良でもあるわね。たまに秀太郎のグループにお邪魔してる。なんで2人ともあんなに無愛想なのかしらね」
「あの、このシェアハウスはこれだけですか?」
「いいや、もう1人いる。20代の古井リコちゃんっていうんだけど引きこもりでな。顔を合わせることはほぼない。顔を合わせるのはたぶんな…半年後くらいかな」
「ご飯やお風呂とかトイレは?」
「ご飯はさくらさんが部屋の前にご飯を置いとくんだ。それで『ご飯持ってきたからね』ってな。お風呂はみんなが寝静まった頃にこっそり入っているらしい。トイレは知らない。でもずっと顔を合わせてくれないと元気か心配だな」
リコさん…
「とりあえず、二階のこの部屋が空いてるから使って」
さくらさんに連れてこられた部屋は真っ白の壁に茶色の床、寂しい部屋だった。だから今からこの部屋に荷物を入れて楽しい部屋にする!
「今からこの家の決まりについて話すから下来て!」
悠馬さんに呼ばれました。
「基本的に家事はうちの妻がやってくれてる。でも自分の部屋は自分で掃除。料理当番は日替わり。トイレ掃除は毎週日曜日に週替わり。でもこれに関しては葵は含まない。小学2年には無理がある」
圭一さんが話してくれた。
「お風呂の順番はめぐみちゃんが来たから決め直す。じゃんけんで勝った人から」
さくらさんが教えてくれた。
「それぐらいかな?めぐみも大学生だしやっていいことと悪いことの区別はつくだろうし」
「はい、わかりました」
と、これで部屋の片付けができる。
んー、この本はどこに置こう。
このバッグ入るかな〜?
コンッ
隣の部屋から音が鳴った。ノックのような。
隣の部屋は…リコさんだ。
「リコさん…?」
私は恐る恐る聞いてみた。
「…名前」
え?!返事してくれた?!
「めぐみ…!難波めぐみ!」
「めぐみ…」
と言ったっきり声は聞こえなかった。
「リコさん?!」
「うるさい」
はっきり声があった。
う…
あ、そういえば悠馬さんリコさんのこと心配してたな。
私は急いで下に降りた。
「悠馬さんっ。リコさんが隣の部屋からノックしてくれて少し話をしたんです!」
「え?!」
悠馬さんが叫んだのかと思ったらさくらさんだ。
「リコちゃんが?!なんて言ってた?元気にしてた?」
一番心配してるのはさくらさんだったんだ。
「名前を聞いてくれて、めぐみって言ってくれて、私がリコさんのこと呼んだらうるさいって…」
「よかったぁ。なんか安心する。リコちゃんの顔見たいな」
私は部屋に戻って片付けの続きをしていたら、
「なんであんなこと言うの?あんたスパイ?!」
と隣の部屋から怒声が響いた。
リコ…さん…?


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