コメディ・ライト小説(新)
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- ~最強ノア、世界を救いたい ①~
- 日時: 2024/01/17 15:27
- 名前: ナイト (ID: rQJv6AK1)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
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始めまして、あるいは、こんにちは。ナイトというサボりまくりの者です。
今回、なんと、やっっとの思いで、新しい小説を作り出せました!!
話自体の設定は、本当に力を入れてます…!
ということで、今回も力作です!ぜひ、最後まで見てください!
『最強ノア、世界を救いたい』第一話。
私の名前は、ノア。普通の女子大学生。得意な分野は、運動と勉強、ごく普通の女子大学生だ。
…しかしながら、私の前には、白い衣を着て、杖を持った神々しい女性がいる。
「…あn」
「ひっ!!!!」
私が話しかけようとした瞬間、女性は、杖をギュッと持ち、一歩後ずさりながら,そう言った。
前の記憶はちょっとしか思い出せない。
「えっt」
「ひっ!!!!」
また、女性は一歩下がった。
(?。そんな怖いことしたかな??)
私は考えつつ、女性を見つめた。
(……あ、、よく見ると…この女性。。。子供だ…。。。その神々しさで、気付かなかった……)
なんと、女性をよく見つめると、女性だと思っていた子は女の子だった。
身長が私よりも少し低く、白髪のオシャレに乱れた髪に、金の瞳…。美少女だ。
それに怯え顔…、、、
私じゃなかったら、尊死していただろうに……。。。っと…そんなことはどうでもよくて…、、
ここがどこか教えてもらわないと…。
「すみません。。。ここってどこなんでしょうか…?」
私は恐る恐る聞く。
「…こ、ここは、て、てんくう…で、ではなくて!天界です…」
少女はおびえながら答えてくれた。だけど、杖をギュッと持っている。
「天界?どういうことですか…?」
「…天界は、その名の通り神の集う空間です…。ただ、ここは特殊な場所で、私以外の神が立ち入ることは少ない場所でして…、そ、それで、その…あ、あなたがここに居るのは、、、あなたが〇んでしまったからです…。わ、私のせいで………」
少女はこちらの様子をうかがいながら、そう言った。
「え?し、〇んだの…?私……」
「…ひっ…!申し訳ございません!!私の責任なんです…!」
少女はガタガタ震えながらそう言った。
「あっ、大丈夫大丈夫!全然大丈夫じゃないけど…、もういいよ。。過ぎたことだし…、
…でも、〇んだとしたなら、なんで私、ここに居るの…?」
私は少女が震えてるのを見て気が引け、とりあえず、〇んだことは、置いとくことにした。
「…え、えっと、あ、あなたが、そのような姿になっているのも、今のうちなんですよ…。もう少しで魂自体が消滅し、あなたは本当に〇んでしまいます。なので、急いで,お話することがあります」
「わ、私、また〇んですか!?そ、そんなのいやです!そ、そのお話って何ですか!?」
「えっと、関係ないんですけど、、、お願いがあるんです!」
「はい?何でしょう?」
「…そ、その、、、私に名前をくれないでしょうかっ…?」
少女は、チラチラこちらを見ながらそう言った。
「え!?」
「わ、私、ずっと名前が欲しくて…!」
少女は、あわあわしながらそう言った。
「え…?あ!もちろん!!」
そう言うと、少女は、パァアッと笑顔になった。その表情も可愛い。
「な、名前ですか…………」
私は、少女を見つめる。ワクワクしているのか、少女はソワソワしていた。
(……う、、期待しないで…、、というかどうしよう。。。)
私が、名前を考えていると、私の元居た国の友人、「ララ」の顔が浮かんだ。ララも、この少女みたいに、美人だったなぁ…。。。って、それは置いといて!……でも、ララ、はつけたいな……。
でも、キュートも、捨てがたい……………。。。う~~~~~ん………。。。
そうだ…!!!
「キュララとかどうでしょう…!?キュートと、ララを付けました!ララって言うのは、私の国の、友達の名前なんです!キュートは、可愛いっていう意味です!!どうでしょう……!?」
私は、少女の顔色をうかがいながらそう言った。
「わあああ!!!!!!とっても、素敵な名前ですね!!!ありがとうございます!!!私――、キュララ!女神の仕事、とっても頑張れそうです!!ありがとうございます!!」
キュララは、よほどうれしかったのか、ぴょんぴょん飛び跳ねた。その姿も本当に愛らしい。
…だ・け・ど、、、!!!!!!
「え!?め、女神!?」
私は何より、キュララが女神だということに驚いた。
(こんな少女が、女神だなんて・・・・・、、夢にも思わなかった…)
「はい!」
「あ、ちなみに、お話しすることっていうのは、……あなたを、"異世界に送る"ということです」
私が動揺しているのもつかの間、キュララがそう言った。
「ええええええええええええええ!?!?!?!?!?わ、わたし、異世界に行くんですか!?え?漫画の通りですか!?」
「ま、漫画ですか…?」
キュララは、漫画を知らないのか、首をかしげた。そのしぐさも、とても可愛い。
「まあ漫画はいいです!とりあえず、私、もうしばらくで魂消滅するんですよね!?早くいかせてください!!」
私は興奮気味にそう言った。
「わ、分かりました…!ではもうすぐ、あなたの後ろに、ゲートを出現させますので…、名前だけ教えてもらっても…?」
「え?ああ、はい!私の名前は、"星崎(ほしざき)のあ"です!」
私はいち早く異世界に行きたかったから、早口でそう言った。
「わっ、分かりました!では出現させます。………」
『ピュン!』
そう音が鳴ってから、金の瞳だったキュララは、赤の瞳へと変わった。
『「星崎ノア」、あなたは、女神の私のせいで、亡くなってしまいました。そのことを、詫びるべく、あなたを、異世界へ送ります。それでは………………、【ゲート展開】!!』
少女がそう言ってから、私の後ろにゲートが開いた。
「……そのゲートに入れば、異世界です」
「あ、あのお伺いしたいことがあるのですが、、、」
「?。なんでしょう?」
キュララは、もう満面の笑みだ。罪悪感が解き放たれたのだろう。
「………私たちって、もう…友達ですよね…!」
キュララは、一瞬驚いた顔をして、すぐに、満面の笑みになった。
「もちろんです!」
そう言ってくれた後、キュララは悲しげに微笑んだ。
「…!!。ですよね!!…では、行ってきます!」
私は、手を振りながらそう言った。
「はい!またいつか会いましょう!!いつか、絶対会いに行きますので…!」
キュララも、手を振り返してくれる。
『プワァアアン』
私は、そのままゲートに吸い込まれたのであった――――――、、
*****
「ん…」
私は、目を開けた。
「おおお!!!可愛い女の子だね」
とたん、男性の声が聞こえた。
「…んんあ?」
私は声を発しようとするけど、うまく出せない。
「ほら。見てみなさい。あなたの姿を」
女性が、私を抱え上げ、鏡に私をうつす。
(え!!!!)
なんと、鏡に映っていたのは、小さくかわいらしい、赤ちゃんだった。
(おおお?こ、これは、赤ちゃん転生かな!?よくやるやつだよね!!キュララの言うとおりだったんだぁ~!すごい!)
私は喜ぶ。
「おお。ほら見ろ、エラ、ノアが喜んでるぞ、自分の顔を見て」
男性が私を抱えている女性に向かってそういった。
(ほーん。。。この女性はエラっていうんだ。エラね。と、いうことは、母親か……。私の名前は、ノアね…?前世の名前と一緒だ…!)
「もう……ノア?あまり、自分の顔を見て喜ぶのはおやめ?」
私のお母さんがそう言った。
(……それにしても、豪華な部屋だなあ)
私は、母親の声に耳を向けず、あたりを見渡した。
(凄い!壁に所々、金箔が入ってる!しかも、ここら辺の家具、ほとんど、100万以上で売れるんじゃないか!?今すぐ売って、金の足しにでも……。。。っと…そういえば赤子だったわ…。。。)
私は、赤子に転生したことを残念に思いつつ、視線を戻した。
『チャリリリ!チャリリリ!』
突然電話が鳴った。
「ん?何だ?」
私のお父さんは、電話機を取りに行く。
……この国の技術は、私の国である"日本"より、下らしく、
電話も壁に掛けてあった。実にレトロだ。
「はい。シャーロット・です…」
(え!?私たちの苗字ってシャーロットなの!?シャーロックホームズに、似てて嬉しい!お父さんは、ロックなんだ…。ロックってバンドとかの名前みたいでちょっとイヤかも…)
「!?何だって!?レッド・ドラゴンだと!?!?」
(?。何だ?レッド・ドラゴンって。ドラゴン……、、、ええ!?!?!?この世界、魔物居るの!?確かによくよく考えてみれば、漫画にもドラゴンとか魔物がいたような……!!ま、まずい!!!〇ぬ!転生してすぐにお亡くなりになるなんてまっぴら!!絶対無理!!私、今赤子だし!!)
「れ、レッド・ドラゴンですって…!?ど、どうしましょう…!?」
お母さんが私を携帯型ベビーベッドに乗せ、お父さんの方へと行く。
(ど、どうしましょう…!?じゃないよ!!私、赤子だよ!?すぐ〇ぬよ!?)
「とりあえず、教会に行こう!女神さまが助けてくださるはず……!!!」
お父さんが、焦りながらそう言った。
(女神様って、キュララのことだよね…?)
「そうですね!早くいきましょう!!」
お母さんとお父さんは、準備をし始めた。
数分経って、親たちが戻って、私を抱えて、家を後にした。
◆◇◆◇◆◇◆
「逃げろー!こっちだ!早く!」「助けて…怖いよー!」「早くいくよ!!」「きゃぁぁああああ!!!!!!!!」「レッド・ドラゴンが来たぞー!早く逃げろー!!」
(ハハハッ!!)
「きゃああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」『ヴォオオオオ(レッド・ドラゴンが炎を吐く音)』
(ハハハハハッ!!!!)
「そ…この人……たす……け……て……」
そちらを向くと、レッド・ドラゴンが口で人間をくわえていた。その人間の背中には、レッド・ドラゴンの尖った歯が食い込んでいて、実に痛そうだ。
「レッド、そいつを離してやりな」
私がそう言った瞬間、レッド・ドラゴンは人間をしぶしぶ離した。
「あ、ありが…グファッ!!!!!!」
とたんに、人間は血を吐く。
「助けてといったから、離してやったが、離さなかった方が生きる時間は伸びていたのにな」
私は、そんな愚かな人間を見た。
「……!!。何か来たな……。………、、、レッド…、気を引き締めろよ…」
『?。グファーフ!』
レッドは、分かったとでも言うかのように鳴いた。
「…フ…。私たちが勝つことには、変わりないけどな」
私は、漆黒の空を見上げた―――。
◆◇◆◇◆◇◆
『タッタッタッタッタッタッタ!!』
私と、親たちは、急いで教会へ走って行っていた。私は、場所がどこかは分からないので、とりあえず、あたりを見渡す。周りは、火事だらけ。炎まみれだ。煙も凄いし……。。。ヤバいな……。
レッド・ドラゴン……。………私、ここで〇ぬかも……。。。
「…ふう。ついたぞ」
そうお父さんが言ったので見てみると、私の目の前に、とても大きな教会があった。
『ガチャリ』
お父さんがドアを開け、入り、私を抱えたお母さんも入る。
「すみません……。誰かいますか…?」
お父さんが、教会の中で大きな声を出す。
「…誰もいないみたいだ…。ほかの場所に移るか…?」
お母さんは小さく首を横に振る。
「分かった」
お父さんはそう言って、近くにあった椅子に座った。
それから、数分後――――――、、、
『ゴオオオオオンンンンンン!!!!!!!!!!!』
そう音がしてから、天井が割れた。
(ふ、普通にやばくないですか!?)
私は、小さな手を自分の口に当てた。
「ま、まずい!早く移動するぞ!」
お父さんがそう言って、お母さんとお父さんは外に出ようとした。
…のだが。。。
『スルッ!』
私は、ベビーベットから滑り落ちてしまった。急に走り出したからだ。
(え?)
私は、その時すぐに声を発すればよかったことに瞬時に気付かず、そのまま親たちは外に出て行った…。ドアは、開かれて、自分で閉じなくても、勝手に閉まるものだったので、
私は、教会の中に閉じ込められたのだ……。
窓が割れた方向に振り返ると、レッド・ドラゴンらしき動物とグレーのフードにグレーのローブを着た、一人の子供がいた。その子供は、レッド・ドラゴンらしき動物の頭を1回なでる。
(や、、、やばくね…!!!!!!!)
終
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(誤字があった場合は、コメントで、教えていただけると幸いです)
…どうでしたでしょうか…?
最後は、主人公が危機に陥りましたね。さてさて、どうなるのでしょうか?
…多分、次回から面白くなってくると思いますので、次回に,ご期待お願いします。
では、次回をお楽しみに。