コメディ・ライト小説（新）
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- 初恋の君よ、私を好きになって。
- 日時： 2024/10/14 14:04
- 名前： 釧路 欅 （ID: 3OoKbooX）
- 参照： https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14034
皆は初恋した？まだな人もいるかもしれない。でも、初恋の人は、付き合えないことが多い。
私もなったから知ってる。そんな人に送る初恋振りストーリー！
コレってもしかすると･･･。そうだよね。今、胸がドキンと鳴った。絶対にこれは恋だ。
その後の授業も上の空であの人のことを考えていた。絶対恋だ。これってずっともやもやするから告白しちゃうほうがいいのかな。そう考えていると、
「上の空でどうしたの？鈴鹿。もしかして好きな人ができたとか〜。」
まさに図星で、
「そ、そんな人いるわけ無いでしょ。いるわけ･･････。」
「あるんでしょ。」
「うん。」
「なに、話したいことあるのかな〜って思ったから聞いたんだけど。」
「話したいことがある。」
「うん。」
打ち明けたほうがいいんだよね。恥ずかしいんだけど。
「私、箒星先輩のこと･･････。
「こと？」
「す、好きなの。」
すると、意外な言葉が飛び出した。
「だろうね。」
「え。」
「ずっと見とれてるな〜って思ってみてたから。」
「は、恥ずかし！」
「恥ずかしがることないと思うけど。」
周りをよく見るいい子なんだけど･･････。
この子は、鳥栖杏理。すごーくシスコンで、私のことを監視している存在。
だけど、シスコンじゃない雰囲気を醸し出してるのが不思議。
「じゃあ、告白したら？」
「そんなあっさり？」
「しょうがないじゃん。初恋なんだから。」
「そうかな。」
「そうだよ。」
「でも、今は時期的にだめだからバレンタインデーとかどう？」
「え〜。でも。」
「やりな。」
「はい。」
圧スゴ！
「その日まで特訓だよ。」
「でも振られたら。」
「大丈夫。振る覚悟があるんならやってもいいって言っとくから。」
箒星先輩、気をつけて！
「じゃあ特訓だー！」
「応！」
ということで私の告白特訓が始まるのである。
- Re: 初恋の君よ、私を好きになって。 ( No.10 )
- 日時： 2024/11/08 14:14
- 名前： 釧路 欅 （ID: imuS2CMi）
- 参照： https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14034
今日、1月8日。これから、恋の負けられない戦いが始まる･･･のかもしれない。
私、鳥栖鈴鹿は、妹（？）の鳥栖杏理の恋愛授業を受けた後、新学期が始まる今日！ 箒星颯馬先輩のアプローチを開始するのである！
と、言うわけで杏理は、アプローチ編はそんなに出ませんがご理解をお願いします。
登校初日。箒星先輩を発見し、すかさず行く。
ドキドキが止まらないが、まあ大丈夫･･･だよな。
「箒星先輩、おはようございます。」
「おはよう。久しぶりに喋るね。どうかしたの。」
「いや、なんていうか。箒星先輩のことが好きで。」
「え、今なんて？」
「なんでもないです。では。」
やばかった。緊張もあるし、周りの顔が「なんで箒星と馴れ馴れしく喋ってんだよ！」っていう先輩方の圧力。アプローチもきつくなるなぁ。
箒星颯馬視点
「いや、なんていうか。箒星先輩のことが好きで。」
「え、今なんて？」
「なんでもないです。では。」
今何でもなかったよね。とは、わかるものの。まあそれはさておき。
あの時僕の学年の女子は、鈴鹿ちゃんを目の敵にしていたなぁ。
鈴鹿ちゃん危ないな。ちょっと誤解を解くか！
「ちょっとお願いしたいんだけど、学年の女子全員を集めてきてくれない？」
人間関係（女子の）が広い女子に言った。
「それは、ありがたき幸せ！ぜひ、行います！」
皆、僕が頼んだらこうだ。
時間がったって、女子がぞろぞろと教室に来た。
「ありがとう。それで、聞いてほしいことがある。」
「何でしょうか！」
「登校のときに目の敵にしていた子、私の幼馴染だから、目の敵にしないでほしい。」
「箒星颯馬様がおっしゃるならそうします！」
「ありがとう。じゃあかえって大丈夫。」
この後、この警告を無視した女子の一部が鈴鹿を襲うことは、箒星颯馬は知らない。
- Re: 初恋の君よ、私を好きになって。 ( No.11 )
- 日時： 2024/10/30 12:55
- 名前： 釧路 欅 （ID: imuS2CMi）
- 参照： https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14034
皆様、閲覧が私のも含めてですが、百回を超えました。（現在101）
ありがとうございます。これからも投稿続けますのでよろしくお願いします。
- Re: 初恋の君よ、私を好きになって。 ( No.12 )
- 日時： 2024/11/16 20:30
- 名前： 釧路 欅 （ID: 3OoKbooX）
- 参照： https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「おい。鳥栖鈴鹿。」
「は、はい。」
こうなることはわかっていた。だって、彼は、学校の王子様なのだから。
それはわかっていたから、杏理に頼んでおいた。あの子、実は柔道黒帯だから。
「なんでお前が箒星颯馬様に馴れ馴れしく喋ってんだよ！話すなら先輩じゃなくて様をつけろよ。」
もう一人が言った。
「許せない。叩きのめすしか方法はねぇよ！」
嗚呼、杏理助けて。
「何やってんの。幼馴染って何回も言ったよね。」
この声は・・・。
「叩きのめすって何？馴れ馴れしいって何？僕が王子様か、何かと勘違いしてるの？｝
箒星先輩だった。その後に杏理が続いた。
「ごめんなさい。ただ、鈴鹿をゆるせなくって・・・。」
「僕の幼馴染を壊したいわけ？僕の前では人がいいようにやってるけど、幼馴染は嫌って叩いて、自分が気に入らないから壊すんだぁ。ぼくそんなひと大っきらいだから。」
「だって・・・。」
「君たちの言い訳をもう聞きたくないよ。早く散って。」
「ごめんなさい！」
「何回言っても許さないから。」
あの人達の背が見えなくなるまで、箒星先輩は、冷たかった。
「鈴鹿ちゃん。もう大丈夫だよ。」
「あ、ありがとうございます。」
「護身術よりも強いものってあるんだねぇー。」
杏理は、感心しちゃってる。
「あの人達は、もう近くにいないから大丈夫。ごめんね。僕のせいで。」
「あの、何で助けてくれたんですか？幼馴染じゃないのに。」
不思議だった。幼馴染って言って誤解を解いてくれていたみたいなのだけど。
「同じ部の後輩にあんな思いさせたくないからだよ。杏理ちゃんもそうだって言ってたから。」
杏理に視線を向けるとそっぽを向いた。
「やっぱり、こういう箒星先輩が好きです。」
「え、今なんて？」
顔、赤くなってる。箒星先輩を好きになる人なんか大量にいると思うけれど。
「なんでもないです。」
そう言って、微笑んだ。微笑ましかったのに、
キーコーンカーンコーン、キーコーンーカーンーコーン、キーコーンカーンコーン、キーコーンーカーンーコーン。
授業の始まりだ。
「「「あ、」」」
ハモッた。
「やばいね。事情説明するかい？」
「いえいえ、箒星先輩も時間ないですよね。大丈夫ですよ。」
「いや、いいよ行くよ。」
「いえいえ、」
「いやいや、」
「いえいえ、」
「いつまで演るの。」
バレてたか。
「箒星先輩、私達二人で帰りますので大丈夫です。」
「いや、」
「無限ループにハマるので、大丈夫です。」
「そうかい？」
「はい。」
「じゃあ。」
「じゃあ。」
この後、先生にこっぴどく叱られ、後悔する、鈴鹿と杏理であった。
- Re: 初恋の君よ、私を好きになって。 ( No.13 )
- 日時： 2024/11/29 16:51
- 名前： 釧路 欅 （ID: XWWipvtL）
- 参照： https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
サイトにアクセスできない事があるので、エブリスタに移行します。
（片川友梨佳として出しています。）
この物語が一旦終わったら、エブリスタに移行します。
（他の小説もします。）
- Re: 初恋の君よ、私を好きになって。 ( No.14 )
- 日時： 2024/12/16 13:36
- 名前： 釧路 欅 （ID: imuS2CMi）
- 参照： https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14034
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