コメディ・ライト小説(新)
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- 私流の小説の書き方
- 日時: 2024/12/20 14:33
- 名前: 小説好きな医師 (ID: lCrzzWFh)
-この小説上の注意-
※この小説は、小説の書き方を読者に伝えるものであり、小説というより、解説書みたいになっているので、ご注意ください。
※なるべく丁寧に分かりやすく書いておりますが、どうしても誤字が見つかるかもしれません。そうした場合には、コメントにてお伝えくださればと思います。
※以下の解説は、あくまで私が心がけていることであり、最終的に解説を鵜呑みにするかどうかは個人の判断です。以下を真似したら、必ず閲覧数が上がるとかそういうのではなく、あくまで例を挙げていきますので、あまり期待しないでください。
※小説投稿サイトでの話ですので、紙の小説とは関係ありません。
-はじめに-
初心者のうちは、なかなか書けなくて挫折してしまう人が多いです。
ですが、物語のアイディアのために、小説の書き方を覚えれば、挫折したりすることが少なくなると思います。ここでは、私流の小説の書き方を紹介していきます。
※小説の書き方については、初めての方でも分かりやすく紹介しています。そのため、中級者や上級者にはあまりお勧めできません。
-小説の内容を大まかに捉える-
まずは、頭の中でシーンを考えてみましょう。フィクションでもいいですし、実際にあったことでもいいです(ただし、著作権に注意してください)。
例えば、「あるニート男が突然、警察に押し寄せられてしまい、逃走するはめになる話」や「自分の能力が分からなくて、怯えていた勇者が、仲間との絆により自分の能力に気づけてきたこと」など、なるべく詳しくイメージするといいです。
こうすれば、話のまとまりがしやすくなり、途中で挫折したりすることも少なくなります。
ただし、これでもすぐにアイディアを思いつくのは、中々の経験が必要になります。ですので、慣れていない内は、以下のことをして、アイディアを思いつきやすくしましょう。
1.マインドマッピングをする
まずは、マインドマッピングをしましょう。マインドマッピングとは、中央に重要となる言葉を書き入れ、そこからマッピングしていき、思考を広げる方法です。例えば、宇宙であれば、宇宙→星→恒星→熱い・・・みたいな感じです。
2.アイディアをまとめる
考えてみて、出てきたアイディアはメモ帳やWordなどに保存しておきましょう。また、「どうして?」、「なぜ?」といった疑問を持つことも大切です。こうしておけば、文が分かりやすくなり、読者にも伝わりやすくなります。
3.ジャンルを決める
小説には「SF」、「恋愛」、「歴史」、「ミステリー」、「ライトノベル」といった様々な種類があります。なので、まずはジャンルから絞っていき、内容を決めていくことも大切です。特に、「SF」や「恋愛」は書きやすいです。
4.読者のことを考える
ジャンルを決める際には、読者のことも考えてみましょう。賞を取りたいのであれば、より読者に向けて思いを伝える力が必要になってきます。また、ジャンルが決められないのであれば、逆から考えることも大切です。例えば、化学のことが知りたいから「SF」にしよう、殺人映画が好きだから「ミステリー」にしよう、などといったことを考えるといいです。
さて、これで大分、書きたい小説が決まってきました。でも、小説にはもう一つ、大きな分類があります。それは、短編か長編かという問題です。結論から言うと、短編は短くてストーリー性が少ないですが、読みやすさや文のテンポの良さからしたら人気です。
長編になると、ストーリー性が多く、展開も広げやすいですが、一方で話が複雑になったり、タイプミスが生まれてしまったりします。
どちらが良いかは人にもよりますが、お勧めは短編です。短編であれば、話をしっかりと考えなくて済みますが、長編ですと頭の中で複雑なイメージを持たなくてはいけないため、初心者ほど難しくなります。
私自身も、長編は何度も書いていますが、読み返してみると一部、文が曖昧な箇所があり読者には伝わりにくくなっています。そのため、最初は短編(掌編というのもあります)にし、慣れてきたら文を増やしていってもいいのではないかと思います。
-物語等を考える-
いよいよ、本格的になってきました。今度はストーリーや、キャラクター構成をしてみましょう。
1.ストーリーの書き方
ストーリーは、なるべく読者に伝わりやすいよう、工夫して書きましょう。箇条書きではなく、「、」や「。」、空白などを上手く利用すれば、読み返した時にも楽です。また、掌編にした場合は、キャラクターや物語に内容を詰め込みすぎて、文字数が多くならないよう、気を付けましょう。大体、800から1200文字くらいがお勧めです。
2.オチを入れる
掌編や短編の場合、オチにはコツを付けなければなりません。例えば、あえて読者の予想を裏切る展開にしてもいいですし、ハッピーで終わるかバッドで終わるかみたいなのもアリです。
3.テーマを決める
小説は、面白くすることは大切ですが、読者のことを考えずに自分の想像だけで書いてしまうと、話が曖昧になってしまいます。すると、読者には作者の思いも伝わらなくなるため、意味がありません。なので、そうならないためには、読者のことを考えて書いたり、実際に友人や家族に小説を読ませてみて、感想を貰うことも大切です。テーマは、小説において特に大事なポイントなので、抑えておきましょう。
4.最終確認をする
ネット小説(長編は特に)は、どうしてもタイプミスや曖昧な文が残ってしまうことがあります。こういったことがありますと、読者はその小説に集中できず、話が入ってこなくなってしまいます。なので、小説を最後まで書き終えたら、一度最終確認をしてみましょう。全部に目を通してみて、間違った箇所があったらしっかりと修正し、曖昧な所は文を追加してみましょう。そうすれば、ぐっと小説感が増します。
5.場面を書く
キャラクターがどの場面に居るのかは、大切なことであり、場面をしっかりと書かないと、読者の差が生まれてしまいます。例えば、読者によって考えることは人それぞれであり、同じ文でもちがうように捉えてしまうかもしれません。そうなると、作者としても悲しいですよね。なので、場面構成はテーマと同じく曖昧にならぬよう、ご注意ください。
6.登場人物を考える
登場人物が誰かを考え、その人の特徴や性格、立場、関係性などを書きましょう。特に主人公は、小説の中でも重要な役割を果たします。話を盛り上げるためには、主人公の行動が大切になってきますので、しっかりと書きましょう。ただし、ミステリー小説ですと、最後に犯人の正体が分かるみたいな展開も多いです。ですので、最後は犯人の正体を読者にも伝わりやすいよう、しっかりと書いていきましょう。
7.心情描写をする
キャラクターがどのように考えているかをちゃんと書きましょう。特に掌編小説には大切なことです。
8.シーンを考える
シーンを考え、物語を構成しやすくすることも大切です。現在、ここはどういうシーンなのかを、読者に伝えやすくしていきましょう。
9.起承転結させる
特に短い文の小説ですと、起承転結をさせることが大切になります。4コマ漫画でもよくある話ですが、小説では起承転結は1シーンにつき、漢字一文字を入れて想像していくことが大切になるのです。
10.少し工夫する
これは、ネット小説ならではのコツですが、★や♥などの絵文字等を使って、さらに小説を面白くしていきましょう。そうすれば、読者も飽きることなく最後まで読んでくれると思います。
11.連作してみる
賞などを狙う場合、短編でも長編でも連作することが大切です。連作させれば、物語が繋がったりして、展開も面白くなります。そうすれば、賞の受賞も狙えます。
12.段落構成をする
読者に読みやすくなるように、空白などを空けて段落構成をしてみましょう。
-長編小説で話が詰まってしまったら-
長編小説ですと、よくある話です。話を詰まらせないよう、キャラクターを絞ったりしてみて、文を短縮させてみてはいかがでしょうか。
-最後に-
他にも、小説を面白くさせる方法はいっぱいあります。小説を書くのでしたら、どうせなら面白い方がいいですよね。
そんな方は、もっと調べたり買ったりしてみて、小説の知識を知るのもいいのかなと思います。
最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。