コメディ・ライト小説(新)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

小学校の地下
日時: 2025/01/05 09:55
名前: 小説好きな医師 (ID: lCrzzWFh)

ープロローグー

ぼくが通っていた小学校、いつも平凡で日常的な学校生活を送る日々だが、ある日ぼくは地下へと繋がる道を見つけてしまった・・・。


ー初めにー

小説好きの医師。小説カキコで小説を連載しており、代表作は「日本一のアイドルになりたい!」。
閲覧回数は初の240回越えを果たした。

本作をお読みいただき、誠にありがとうございます。
本作では、まさかの事態が起こります。小学校の地下には、一体何があるのかという、興奮するようなお話に仕上げていきたいと思っております。本作は、私のオリジナルで作成しておりますので、よろしくお願いします。
誤字・脱字等やご感想、ご意見はコメントにて投稿をお願いいたします。なるべく多くのコメントが得られると助かります。


ー人物紹介ー

あお 蓮と友達で、おっちょこちょいな性格。でも、時には人を助けてくれる存在。
れん 碧と友達で、とても真面目な性格。テストでは毎回90点以上しか取らない。

※短編小説となります(恐らく)。
※展開をなるべく早くしておりますので、短編小説が好きだという人は、ぜひお読みください。

ここは、とある小学校 ( No.1 )
日時: 2025/01/05 10:26
名前: 小説好きな医師 (ID: lCrzzWFh)

※ぼく→碧

ーこれは、ぼくたちが15年前に見つけてしまった物語であるー

4月4日 ここは、とある小学校。小学校の周りには大きな山があって、自然が豊かな所に建っている。
その小学校には、ぼくと蓮くんが通っていた。2人とも仲良しで、いつもこうして一緒に通っているんだ。幸い、ぼくと蓮くんは家が近いので、どちらかが遅れてしまっても、家まで迎えにきてくれる。なので、ぼくと蓮くんは今まで、学校を遅刻したり欠席したりすることは一度もなかった。

6月11日 今日は、体育の授業があった。小雨が降る中、外でサッカーをやった。
せっかくの新しく買った体育着が、泥だらけになってしまうというのに、ぼくは大好きなサッカーに負け、雨も気にせずプレイしてしまった。サッカーはとても楽しくて、ぼくのチームはクラスで1位になることができた。あ、あとそうそう、蓮くんもぼくと同じチームだったんだ。ぼく、蓮くんと同じチームになれて嬉しかったなあ。

6月18日 今日は給食でぼくの大好きなプリンが出た。すごく大きなプリンで、口に入れた瞬間とろけるような甘さが伝わってきた。なんだか、最近ついてるなあ。

6月25日 この日は曇り空だった。黒い雲が宙を覆っていて、昼なのに太陽がまったく見えなかった。この日の休み時間、ぼくと蓮くんはサッカーをした。ぼくは、調子に乗って勢いよくボールを蹴ってしまった。ボールはあっという間に校庭の端の方まで転がってしまった。ぼくは、あそこにだけは行っていないといいな、と思っていた。実は、この小学校には一つだけ、不可解なことがある。それは、校庭の端の方に立ち入り禁止の看板が立てられていることだ。その奥には、地下へと繋がる洞窟があるのだが、そこは真っ暗で何も見えないらしい。その不気味さから、看板しかなくて簡単に入れてしまうにもかかわらず、今までその地下に行った人はいない。とにかく、ぼくがボールを転がしてしまったんだ。ぼくが取りにいかなきゃ!と思い、蓮をその場に待たせてぼくは走った。しかし、連も心配で、ぼくに着いてきた。着いてこなくてもいいのに。でも、地下ってなんだか怖いな。ボールは結局、どうやら奥の方へ入ってしまったらしい。ぼくは勇気を出して、中へと入った。連も着いてきた。中は真っ暗で、ほぼ何も見えなかった。手探りで壁を確認し、前へ前へと進んでいく。さて、どれだけ歩いただろうか。ぼくと蓮は段々とつかれてきていた。まるで迷路のように地下が見つからない。あれ?扉があった。とても大きな扉だ。その扉を開けてみると・・・。どうやら地下にたどり着いたようだ。中はとても明るくて、目が眩しくなるほどだった。そして、当然かもしれないがとてもひんやりとしている。その地下の中央に、大きな宝箱が置いてあった。誰が置いたのかは分からない。しかも、どうしてこんな所に置いたんだろう。相当、大事な物が入っているのかな。その時だった。チャイムが鳴った。予鈴だ。まずい、急がないと授業に遅れてしまう。でも、この宝箱の中身が気になる。いいよね、授業なんて。頑張って走れば間に合うし。ぼくは、そう自分に言い聞かせ、蓮と一緒に宝箱をそっと開けた。すると、眩しい光が2人を襲ってきた。しばらく続き、2人とも目が開けられなかった。あれ・・・?ぼくと蓮は、気づいたら教室にいた。どうして・・・?さっきまで地下にいたはずなのに。ぼーっとしている2人に先生が叱る。しかし、2人はそんなことは気にしていなかった。とにかく、何が起こったのか分からなくて、まるで寝ぼけたみたいにあたりをきょろきょろと見まわしてしまった。ぼくの背中には、木の枝や葉っぱがくっついていた。ぼくは、家に帰るまで、背中を見ることはなかったんだ。だから、家に帰ったら更に驚いてしまった。でも、木の枝や葉っぱがくっついていたということは、地下に入ったのは夢じゃない。本当にぼくたちは地下に行ったんだ。そうじゃなきゃ、こんなひどい汚れは付くはずがない。ぼくは、一瞬何かを感じた。特別な何かを・・・。

宝箱の中身によっては、このお話を楽しいと思うか、怖いと思うか、不思議だと思うかは読者であるあなた次第です。もし、あなたの近くにも洞窟があったら、入ってみますか?それとも入りませんか?当時の小学生だった碧と蓮は、まだ幼かったので好奇心に揺さぶられたのでしょう。そう考えると、人は知らない方が良かったと思うこともあったりするのかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。